CoCoSiA(ココシア)

堅固とはどういう意味?堅固な人の1...(続き2)

「堅固」という言葉には大きく分けて3つの意味があります。

まず、一つ目の意味としてお伝えするのは「意思が強くて、簡単に相手に従ったり動かされたりしないこと」という意味になります。

あなたは、自分の意思をしっかり持つことができているでしょうか?

なかには、「自分の意思」というものがわからなくて、そのような意思を持ったとしても知らない間に他人の意見に惑わされてしまったり、自分の意見がまるでないようにふらふらと意見をコロコロ変えてしまう人もいることでしょう。

「堅固」というのは、“かたくなな意思”をもっているということであり、そのように意思をコロコロ変えるようなことはありません。

何事にも動じない、まるで“大きな石”のような存在であることが多いんです。

つまり、これは“人の性格”を示していることになりますね。

このように意思が強くて、さらに簡単に相手に従ったり動かされることがないということは、“芯”や“軸”というのをしっかり持っている人だということになります。

容易には破られない・こと

あなたは、「簡単にはとけないな」なんて感じるような問題に出くわしたことはありますか?また、1990年代初頭にベルリンの壁が崩壊しましたが、それまでは「絶対に簡単には壊すことのできない壁だ」と思われていましたよね。

そのように“簡単には破ることのできないもの”や“そのようなこと”を指しているのが“堅固”という言葉になります。

あなたの周りに“意志が固くて、なかなかその意思を崩すことができなかった”なんていうような人もいるのではないでしょうか。

誰でも、意志を固く持つことによって目標などを達成できるものですよね。

その目標が簡単にやぶれられるようなことがないときにも“堅固”という言葉で表現することができます。

身体が丈夫であること


また、「堅固」という言葉には“体が丈夫である”という意味も含まれています。

あなたは健康なほうでしょうか?それとも風邪をひきやすかったり、病気をしやすいなどの弱い体質の持ち主でしょうか。

もしも“体が丈夫”というのであれば、あなたは「堅固な体をしている」ということができます。

だれでも病気なんてせずにいつまでも健康体でいたいと思いますよね!まさにそれは「私は堅固な体でいたい」と表現することができるんですね。

これまでに「堅固」という言葉の意味をお伝えしてきましたが「堅固」という言葉には、「なにかしらの“強い要素”がある」という意味が含まれている、ということを理解できたかと思います。

人にせよ、ものにせよ、何に対してもそこに“強さ”があることに対して「堅固」という言葉を使うことができるんですね!

副詞で用いられる場合の意味

あなたは、これまでにお伝えしてきた「堅固」という言葉の意味をよんで、「あれれ?いつも使っていた意味合いと少し違う感じだなぁ」「もしかしたら間違ったニュアンスでこの言葉を使っていたのかもしれない!」なんて心配なさっているかもしれませんよね。

しかし、その使い方は間違っていないかもしれません。

というのも「堅固」という言葉は、“副詞”としてでも用いることができる言葉だからなんです。

あなたは、“副詞”というのがどのような役割を果たしているか知っていますか。

簡単にお伝えしますと、なにか文章や伝えたいことがあったとして、その要素を強めるはたらきがあるんですね。

つまり、副詞というのは、相手に伝えたいことをわかりやすく伝えるためには重要なポイントになるわけです。

今回ご紹介している「堅固」という言葉も、そのような福祉の役割を持っている言葉になります。

では、副詞としてはどのような意味を持っているというのでしょうか?さっそくその意味合いを見ていきましょう。

まったく。まるで

何かを完全に否定したり、なにかを完全に受け入れるときなどに使う「まったく」「まるで」という言葉の意味ですが、「堅固」という言葉には副詞として使うとこのような意味を持っています。

例えば、例文で示してみますと「あの人は堅固に動かなかった」と使うことができるんですね。

では、この例文はどのような意味を持っているでしょうか?すでにお分かりかと思いますが、「あの人はまったく動かなかった」という意味になります。

「堅固」という言葉にはもともと“強さ”をあらわす意味合いが強いので、「動かない」という同氏の意味合いを強める働きをしていることになります。

あなたも、このように“何かの意味合いを”まったく“”まるで“という意味で強めたい”というときには、「堅固」という言葉を使うとよいでしょう。

決して。絶対。

「決して~しない」とか「絶対○○だ」なんていうような表現は、一日でたくさん使いますよね。

たくさん使わないにせよ、使うシーンというのは非常に多い言葉かと思います。

実は、そのような福嗣表現をも“堅固”という言葉で表すことができるんです!では、どのように使うのかといいますと「あの扉は堅固にも開かない」なんて使います。