更に、きれい好きが功を奏してトイレトレーニングは得意である個体が多いのも特徴です。
ただし、幼犬時にしっかりと躾をしてあげなければいけない事や、躾の覚えるスピードには個体差が大きい事をお忘れなく。
柴犬がトイレを失敗してしまうのは、相当珍しい事だと思っている柴犬飼いの人も少なくないようです。
2.種類がいろいろ
柴犬と一言で言っても、実はその中で細かい犬種に別れている事をご存知でしょうか?
柴犬の中でもキリっと凛々しい顔立ちの個体も居れば、目がやや垂れさがって笑顔の似合うタヌキ顔の個体も居ますよね。
それは、実は柴犬の犬種による違いである部分も大きいのです。
柴犬の種類は全部で5種類
日本古来から存在する日本犬の祖先はオオカミで、そこから生まれた柴犬は全部で5種類の犬種に分けられます。
まず最もポピュラーで一般的な柴犬と認識されているのが信州柴犬です。
笑顔の似合う可愛いタヌキ顔が特徴で体のシルエットは丸みを帯びながらも筋肉質でパワーがる個体と言えます。
その他、キツネのようなキリっとした顔立ちと、短い首が特徴の縄文犬は体が締まってしてスマートに見えるのが特徴です。
この信州柴犬と縄文犬以外は絶滅危惧種とされており、日本でも頭数が少なく耳が小さく足が長い山陰柴犬、殆どの個体が赤毛で生まれてくるのが特徴の美濃柴犬、オオカミに似た見た目が特徴的な川上犬が存在しています。
マメ柴から中犬まで
本来は中型犬である柴犬ですが、近頃ではマンションなどでペットを飼育する事が前提とされて室内飼いの個体が人気な事もあり、柴犬よりも小型犬寄りマメ柴も人気です。
ただし、前述して紹介したようにマメ柴は、それその物が柴犬の種類である訳では無く、柴犬の中でも比較的小さな個体同士を交配させたり、幼犬期の食事制限などで小さく育つ様に調整されたものが殆どだと言われています。
育つ過程で、中型犬と変らないサイズに育つ事も珍しくはないようですね。
マメ柴をお迎えしたい時には、信頼できるブリーダーに頼む事がとても大切なのだとか。
3.忠誠心がある
柴犬の魅力は何と言っても、その忠誠心ではないでしょうか?主人を尊敬して、主人にだけ尽くしてくれようと尻尾を振りながら向けられる眼差しには万人を笑顔にしてしまう魅力が詰まっていますよね。
飼い主に懐き、飼い主を尊敬している
柴犬は元々犬種としての性格上、主人に忠実で主人の事が大好きな個体が多いのも特徴です。
昔から番犬として重宝されていただけあって、主人以外の人間に心を許さない個体も少なくありません。
誰にでも懐く犬も勿論可愛いですが、それが自分だけとなるとその可愛さも倍増しますよ。
自分の前でだけ見せてくれる甘えた仕草は心を鷲掴みにされるような愛おしさがありますね。
4.元気いっぱい
好奇心旺盛な柴犬は、幼犬から成犬まで元気がいっぱいで体を動かす事が大好きな個体が多いのも特徴です。
散歩の他にも主人に構って遊んで貰う事や、他愛のない事を遊びに変えてしまうのも上手な元気いっぱいの犬種です。
健康体でアウトドア派
元々、外飼いできる位に暑さや寒さに強い健康的な犬種なので、外で目いっぱい体を動かして遊ぶ事が大好きです。
あまり散歩に連れていけないような環境で飼っている場合よりも、子供が居てよく家族と犬もつれてアウトドアに出掛けるような環境で飼われている事が多いのもその為だと言えますね。
特に洋犬の小型犬は骨密度が低く骨折しやすい犬種も多いですが、骨密度が高くガッシリした筋肉質な体型が特徴の柴犬は元気いっぱいに野山を駆けまわる事ができますよ。
5.遊ぶことが大好き
独立性が高い事が特徴の柴犬ですが、群れでの生活を基本としており主人をリーダーとして認識させる事で、主人にのみずっと子どものような無邪気な性格で居る個体も少なくありません。
主人に構って貰って遊ぶ時間は幸せな瞬間とも言えますね。
おもちゃなどで遊ぶことも好き
単純に散歩するのも好きですが、おもちゃを使って遊んで貰うのも勿論大好きなのが柴犬です。
特に、目の前の物を無意識においかける習性があるのでボール遊びが大好きで、何度でも「投げて」とボールを運んで見上げてくる姿は堪らないものがありますよね。
6.顔がかわいい
柴犬の顔には、他の犬種にはあまり見られない頬肉がたっぷりついているのも特徴です。