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鼻毛処理の正しい頻度と6個のおすす...(続き5)

鼻毛がある事で、ウイルスや細菌から体を守っているという事になります。

鼻や喉の乾燥を防ぐ

呼気の水分を保つ事は鼻や喉の乾燥を防ぐ事とも共通してきますね。

鼻や喉は本来ならば、そこでウイルスや細菌などを防ぎ増殖させない役割がありますが、これが上手に機能しなくなると人体は直ぐに細菌やウイルスに負けてしまいます。

密度のある太い毛を密集して生やす事で鼻内部の潤いを保っている鼻毛は大切な役割を持っているという事が伺えますね。

鼻毛を処理するときの注意点

鼻毛がいかに有能な機関であるとは言え、やはり社会で生きて行く上で鼻毛が出たままにしておく事は出来ませんよね。

鼻の外に出てきた鼻毛は勿論不必要なものなので処理しても何ら問題はありませんが、処理する際には以下の事に十分注意する事が大切ですよ。

処理したあとの毛を鼻の穴の中に残さない

鼻毛を処理する際は長くても1cm、数mm単位でカットする事もありますよね。

そのカットした鼻毛はキチンと処理していますか?

カットした鼻毛を鼻の中に残すと悪い影響を与えてしまう事があるので鼻の中に残らないように注意してカットするか、カットした後にしっかりと鼻をかむ等して排出するようにしましょう。

毛先で鼻腔を傷つけてしまう

鼻の粘膜や皮膚はとても繊細で傷付きやすいものです。

カットした鼻毛が鼻の中に残る事で、その毛先が粘膜や皮膚にまで刺さり時には炎症を引き起こしてしまう事もあります。

こよりでクシャミをするのも有効

鼻の中に残ったカットした鼻毛を処理する場合には、こよりを作ってそれで鼻の中をくすぐり大きなくしゃみを出すのも有効な方法です。

鼻毛ですらもカットしてしまえば鼻にとっては異物なのでくしゃみの勢いと鼻水に絡めとられてキきれいに排出する事ができますよ。

鼻に毛が入った事で大変な事になった事例も

中国で、理容師をしている女性が鼻の中に客の細かい毛が入ってしまい粘膜を傷つけて炎症を起こし処置が遅れた為に鼻の軟骨が腐敗して左右の鼻の穴が貫通してしまったという事例もあります。

カットして残った鼻毛で同じ事が起こっても不思議では無いのです。

カットした後の処理は必ずしっかりと行いましょう。

毛抜きで抜かない

これまでも解説してきたように、鼻毛を抜く事でのデメリットはかなり大きいと言えます。

気になる1本だけを狙って抜いてしまえば良いやと思いがちですが毛抜きで抜いてしまうのは控えた方が無難であると言えるでしょう。

炎症を起こす可能性あり

雑菌が多くある鼻の中で粘膜や皮膚に傷をつけるという事は、とても恐ろしい事です。

毛抜きで引き抜いた毛穴は傷付き、いつ炎症を起こしてもおかしくないのです。

一瞬痛い思いをすれば気にならなくなる手軽さはあるかもしれませんが、炎症を起こしてしまえば痛みは長引き悪化すれば大変な事になってしまう事も頭の片隅に置いておいて下さい。

全部処理してはいけない

鼻毛にはそれなりの役割がある事も解説してきました。

それ故、鼻毛を全部処理するのは絶対にしてはいけない事でもあります。

本来人間の体で不必要な機関はほぼ無いと言われています。

進化の過程で必要だったからこそ鼻毛は残っているという事をしっかりと自覚しておきましょう。

アレルギー性鼻炎の原因にもなる

鼻毛を全部処理してしまう事で最も大きく心配されてしまう症状が、アレルギー性鼻炎になってしまう事です。

アレルギーとは、自分の許容量を超えたアレルギー物質に触れてしまった際に発症してしまい一度アレルギー反応を起こすと今後同じ物質に触れた際には体の免疫反応が作用して様々なアレルギー反応を起こす様になってしまいます。

鼻毛が無い事で、花粉やハウスダストなどを一度に多く体内に取り込んでしまいアレルギー性鼻炎を引き起こしてしまう事があるのです。

抜くより切るほうがおすすめ

粘膜や皮膚への負担を考えると、鼻毛の処理をする際には抜くよりも切る方が安全です。