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ノンセクシャルな人の10個の特徴と...(続き3)

特別に好きな相手ですら自ら接触したいと思う事はなく、好きだと伝える事があってもそれは特別な存在で居たいという独占欲のようなものでとどまる事も少なくありません。

ノンセクシャルとLGBTを併せ持つ人もいる

他人を性的な物差しで測らない事から、ノンセクシャルの人はLGBTの要素を併せ持つ場合も少なくありません。

大多数の人は異性に対して性的欲求を感じる為に、異性を恋愛対象として見る場合が多いです。

ですが、性的欲求を持たないノンセクシャルな人は同性でも異性でも、「その人自身」を好きになって恋愛感情を抱く事が少なくありません。

そのためLGBTとノンセクシャル、二つの恋愛観を併せ持つのは何ら珍しい事ではないのです。

5.愛情表情が性的なものではない

ノンセクシャルな人は、愛情表現が性的なものではないだけで、至って普通に愛情をアクションに起こしてくれる事もあります。

例えば、パートナーを喜ばせる為に贈り物をしたいと思ったり、パートナーに好かれたいと思い自分自身のファッションを変える事など大多数の恋愛観と何ら違いはないのです。

他にもたくさんすることはある

こういった恋愛観の話となると、性的接触をしないのに恋愛感情を持つという事を理解しがたい人がいるのも仕方のない事です。

しかし、日常的に全員が性的欲求を持ってパートナーと過ごしているという訳ではないことを忘れてはいけません。

同じ物を食べて、同じ事をする時間を愛おしく幸せだと感じている事に、性的欲求は存在していません。

そういった当たり前の事でノンセクシャルの人は愛情表現をしているのです。

ノンセクシャルだから「冷たい」というのは大きな間違いである事がよく分かりますよね。

6.周りからの発言が辛い

世界人口の1割は存在するとも言われているノンセクシャルですが、実は自覚している人が少なく潜在的にノンセクシャルである人もいます。

大多数の人はノンセクシャルの人に対して「相手が悪かっただけ、きっともっと触れ合いたいと思える人は存在する」などと恋愛観を無意識に押し付けてしまい、その発言自体がノンセクシャルの人を苦しめてしまう事も少なくないのです。

「恋愛=性的接触」と考える人からすれば当たり前の事かもしれません。

ですが、ノンセクシャルの場合においてはどんな相手であっても、どれだけ好きであっても性的欲求は生まれないという事は、自覚もしにくければ理解もされにくく、周りからの発言で辛い思いをしている事も多いと言えます。

理解できない等と言われることも

LGBTであれば、「恋愛対象が同性、もしくは両性である」などのある意味分かり易い定義が存在しますが、ノンセクシャルとはとても曖昧なものです。

ノンセクシャルだからといって性的接触が出来ない訳でもなければ、出来ないという人も居る。

大多数の人からすれば「わがまま」のように見えてしまい、「理解できない」等と言われてしまう事も少なくありません。

全てが自分次第である為に、ノンセクシャルの人は他人の言葉に傷付けられてしまう事が度々あるのです。

7.生きていくには苦労しない

ノンセクシャルだからといって、対人関係に問題がある訳でもないので、生きていくには苦労する事はありません。

同性にも異性にも友人はできますし、家族仲だって人それぞれという点は大多数の人と変わりありません。

ノンセクシャルというだけであるというだけで、異性が嫌い、人間嫌いなどと称される事もありますが、全くそんな事はないのです。

恋愛以外では不自由はない

恋愛以外においては、一般的な感覚と何も変わらず不自由もないノンセクシャルの人は多いと言えます。

日常生活に支障をきたす事もなければ、友人関係、会社などでの上下関係も全く問題ありません。

むしろ恋愛においても「性的欲求がない」事以外には、何も不自由に感じている事はないのです。

もしも、貴方の身近な人でノンセクシャルを告白した人がいたとしても、それはノンセクシャルな人と恋愛関係にない人にとっては何の問題も無い些細な事であると認識しても良いでしょう。

8.恋愛においては理解されにくい

好きなのに性的欲求が湧かないというのは、実は単純に見えて大多数の人からは理解しがたい感覚であるとも言えます。

付き合っていても友人関係と大差なく、進展もない。

ただただ凪のような付き合いの末に、人によっては子供を設けたいという希望すらもないのです。

いくらノーマルの人が「理解するから」と言っても、徐々に歪が出来てしまい理解されないのが現実とも言えます。

相手に求められてしまう

ノンセクシャルの人は自分自身で自覚があって、付き合う前からカミングアウトする人もいれば、自覚が無く付き合ってみて相手に求められてしまった時に初めて自覚してしまうという人もいます。