友達以上として一緒に過ごせるけれども、性的関係を持てないノンセクシャルの間では珍しくありません。
中には、ノンセクシャル同士で友情婚をして夫婦関係になっている事もあります。
ノンセクシャルとLGBTの結婚
次に多いのが、ノンセクシャルとLGBTのマイノリティが結婚する場合です。
人間としてお互い嫌いではないけれども、ノンセクシャルの人と恋愛対象の性別ではないLGBTの人が婚姻関係を結ぶ事も少なくないのです。
そうすれば、お互いに性的欲求は沸かないですし、お互いにメリットがあるという事で夫婦となっているようですね。
夫婦関係とは別のパートナーを許容し合う事も
この場合、ノンセクシャルな人に性的欲求がなくとも、LGBTの人には恋愛対象の性別の相手であれば性的欲求があります。
日本では、一夫多妻や多夫一妻は認められていませんが、暗黙の了解として別のパートナーの存在を受け入れて生活している場合も少なくないようですね。
アセクシャルとは?
ノンセクシャルと特に混同されやすいのが「アセクシャル」というマイノリティです。
アセクシュアルと呼ぶ場合もあります。
ノンセクシャルとアセクシャルは似ているようで全く違うものなので、本人以外が無闇に使うべきではない言葉なのかもしれませんね。
恋愛感情も性的欲求もないこと
アセクシャルとは、恋愛感情と性的欲求のどちらも必要としない人の事を指します。
ノンセクシャルと聞いて「冷たい人」と感じる人がいるのだとすれば、このアセクシャルと勘違いしている場合が殆どと言えます。
しかし、それすらも思い込みにしか過ぎず、アセクシャルであっても人との繋がりを求める人は大勢います。
ただ、それが恋愛感情まで発展する事はなく、友情で止まってしまうだけの事なのです。
まとめ
LGBTよりもマイノリティであるノンセクシャルのほんの一部を紹介させて頂きました。
「そういったマイノリティを持っている人がいるんだ」という認識を持ってもらえれば幸いです。
全てを理解する事は難しく、「自分はノンセクシャルを理解しているから」と無責任に言い放つ事を勧める訳ではありません。
ただ、そんなマイノリティに思い悩んでいるという事を知っておくだけで、心救われる人もいるという事を知って貰えれば、今後あなたがノンセクシャルの人と出会った際に、相手を傷付けずに対応することができるでしょう。