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ノンセクシャルな人の10個の特徴と...(続き4)

多くの人は付き合った延長線上に体の関係を求めるのが普通と思っているでしょう。

そのため、相手を求める事も普通だし相手に求められる事も普通と思ってしまう為、どちらにも非がなく心苦しい思いをしてしまう事も多いです。

しかし、ノンセクシャルと言えども人によっては肉体関係を持てる人もいます。

ノンセクシャルだから絶対に肉体関係を持てないと決めつけるのも違うし、ノンセクシャルでも肉体関係を持てる人はいるのに、と責めるのも違いますよね。

相手のマイノリティを認めて受け入れる事は難しくもあり、不可能な事でもないという事を忘れないでいたいですね。

9.恋愛感情があるだけに苦労することも

ノンセクシャルの人の中には「いっその事恋愛自体をしない方が良い」という人も少なくありません。

それは、恋愛感情があるからこそ、相手を満足させてあげられない事に苦悩してしまうからです。

マイノリティも、そうでない人も、近頃ではそれぞれの恋愛観にある程度の理解がありますよね。

だからこそ、大多数の人が「恋愛=肉体関係」という恋愛観を持っている事を、ノンセクシャルの人も十分に理解しているのです。

好きだと思う気持ちと、自分が根本的にそれを受け入れられない事で苦労する事が多いと言えますね。

好きだけど踏み込めない

ノンセクシャルの人との恋愛は、その他大多数の人からすると関心が薄く愛情を感じる場面が少ないものと感じてしまう事が少なくありません。

プラトニックな関係と言えば聞こえが良いかもしれませんが、どちらかがノンセクシャルであると理解していると、好きだけど踏み込めない状態に陥ってしまうのです。

この一線を越えれば肉体関係に繋がってしまうかもしれない、とノンセクシャルな人が躊躇してしまうのと共に、パートナーもこの一線を越えてしまえば相手が嫌がってしまうかもしれない。

と中立でお互いに心地よいと思えるポイントを見つける事ができるまでは、ギクシャクした関係になってしまう事もありますね。

10.相手に対する申し訳ない気持ちがある

恋愛感情があっても性的欲求が湧かないという事を、一般的な恋愛として受け入れられにくい事を理解しているからこそ、相手に対して申し訳ない気持ちを抱いてしまう事も少なくありません。

多くの人が恋愛感情を抱いた末には肉体関係への発展を望む事を前提として、恋人として付き合いだすでしょう。

そのために、ノンセクシャルの人は自分のマイノリティをカミングアウトする必要があります。

自覚があればカミングアウトをする事もできるかもしれません。

ですが、自覚がない人は、肉体関係を求められて初めて自覚し、それが原因で破局を迎えてしまう事も少なくありません。

その為、生産性のない「恋愛」という感情自体を諦めてしまう選択をする人もいるでしょう。

告白された場合に断らなければならない

ノンセクシャルの人を完全に理解する事は、同じノンセクシャルの人でないと難しいでしょう。

どこからが、性的欲求と判断されるのか?どこまでが、ノンセクシャルである本人にとって受け入れられるのか?

個人によって定義がないため、ストレスなく付き合う事自体に障害が現れやすいです。

だからこそ、告白された場合ノンセクシャルである事を自覚しているのであれば、カミングアウトする必要があります。

しかし、自分のマイノリティを隠しておきたいと思う人は、告白を断らなければいけないという思いになってしまう事もあります。

理解して欲しいと願いつつも、それが難しい事も理解している為、悲しい選択を取る人もいます。

ノンセクシャルの人にカミングアウトされたら?


恋愛関係に至らなくても、友人や知人としてノンセクシャルの人と出会う事があるかもしれません。

世界人口の1割にノンセクシャルが存在するのであれば、既に出会っている可能性も少なくありません。

もしも、あなたが他人にノンセクシャルであるという事をカミングアウトされたら、どう付き合っていけば良いのでしょうか?

否定しない

ノンセクシャルは、人によっては性的欲求がなくても体の関係を持てる人もいれば、そうでない人もいます。

そのためノンセクシャルの人は、「あなたが選り好みしているだけ」「違う人なら体の関係も持てるはず」「そんな人にまだ出会っていないだけ」と、自分のマイノリティを否定されて悩む人は少なくありません。

他人の感情や感覚を100%理解するのは不可能な事です。

その他多くの一般論を押し付けて相手を否定するような事は控えましょう。

理解しようとしなくていい

ノンセクシャルは、レズビアンやゲイ、バイセクシャルのように自分で決定的であると自覚できる人が少ないのが特徴です。