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おっかないは方言なの?怖い、恐ろし...(続き2)

恐れる

恐れるは、よく使用される恐怖を表す言葉です。

恐怖の中でも、恐怖の対象に強い警戒心や畏怖の念がある場合に使用されます。

もちろん恐怖の対象に対して使用できる言葉ですが、恐れ多くて申し訳ない。

などといった、目上の相手に対して気遣う場合にも使用できます。

この場合は、尊敬と大きな地位や力の差の違いを表現しています。

恐怖を感じた

恐れるという言葉は、基本は恐怖を感じた際に使用します。

恐れるを使用した言葉に例としては、「危険な動物を恐れる」「恐れながら申し上げる」「彼の行いに恐れを感じた」などを挙げることができます。

このような表現を使用している場合、その言葉を使用した人は、内面で恐怖と共に、警戒心があることが読み取れると思います。

恐れるは、おっかないと同様に、恐怖を表す言葉のひとつです。

恐れまたは不安、恐怖を引き起こすさま

おっかないに関連する言葉には、恐れや不安、恐怖を引き起こすさまを表した言葉もあります。

独特の表現で、その恐怖の状態を表現します。

これらの言葉とおっかないなどを組み合わせて使用すると、より具体的に伝えたい状態を表現できるでしょう。

おどろおどろしい

おどろおどろしいとは、いかにも不気味で恨めしいような存在に対して使用する言葉です。

主に強い怨念を持っている幽霊などの存在に対して使われます。

その存在が不気味で、見るものを震え上がらせる見ためや雰囲気があるものに対して使われる言葉です。

実際に幽霊がいるかどうかは別としても、映画などの劇中に登場する幽霊には、おどろおどろしい存在が多数存在します。

長い髪の毛や青白い顔、不気味な表情などの幽霊は、おどろおどろしいという表現がピッタリでしょう。

おどろおどろしいという言葉を、おっかないに変えてしまうと、その正確な意味は伝わりませんが、お互いを組み合わせると、具体的に恐怖の状態を伝えることができます。

おぞましい

おぞましいとは、おどろおどろしいよりも不快感が強まっているような存在や状況に使用できます。

例えば、「一家惨殺事件があったおぞましい現場」など、日常では起こりにくい、陰惨なできごとなどを表現する際に使用できます。

おぞましいという言葉で表される状況は、現実にはお目にかかりたくないできごとばかりです。

できればフィクションの世界だけにしたい、恐ろしいものごとを表現します。

連想される言葉

おっかないという言葉からは、それに伴うネガティブなイメージの言葉が連想されます。

ここではおっかないから連想される言葉についてお伝えします。

恐怖を感じさせる対象や、自分の心理を表す際に有効な言葉です。

不気味

おっかないという言葉から連想される言葉のひとつに、不気味という言葉があります。

不気味とは、異質な感覚や、不安、不快感を引き起こす存在を表す言葉です。

おっかない、恐ろしいなどの恐怖の対象になる存在は、同時に不気味さをかもし出していることがあります。

不気味な状態こそが、おっかなさの源であり、恐怖の根源である場合が多くあります。

多くの場合、暗く陰湿な場所や恐怖を感じさせる生き物や人物などに対して用いられます。

「不気味な森」「不気味な廃墟」「不気味な謎の生物」「不気味な絵」など、恐怖や不安を感じさせる存在は、不気味という言葉で表現できます。

往々にして不気味な存在は、同時に恐怖をあたえる存在でもあります。

そのため、多くのケースでおっかない、恐ろしいなどの表現と関連付けられて試用されています。