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おっかないは方言なの?怖い、恐ろし...(続き4)

小説や映画などの作品では、恐ろしいという表現をする登場人物は、冷静で知的な印象がある場合が多いでしょう。

また、怖いが主観的な表現を得意とすることに対して、恐ろしいは客観的な表現を得意とする言葉といえます。

同じ恐怖を表す言葉でも、客観的に状態を説明したいときには、恐ろしいの方が的確に表現しやすいと思います。

例えば、「彼の表情が恐ろしい」という文と、「彼の表情が怖い」という文では、恐ろしいを使用した文の方が、距離を置いて説明している印象を受けると思います。

さらにおっかないと比べてみると、おっかないの方が軽く感じ、恐ろしいの方が重く感じると思います。

このような言葉の印象の違いを使いこなせると、おっかないも正しく使えるようになるでしょう。

正しい意味を知って正しく使おう

いかがでしたでしょうか?

おっかないという言葉には、恐怖を会話調に表す特徴があります。

軽くユーモアのある感覚で表現できるので、相手をあまり怖がらせたくない場合に有効な表現です。

元々は方言ですが、現在では方言と知らずに使用している人が沢山います。

今回の記事で、おっかないという言葉の正しい意味を知ることはできたでしょうか?

言葉は正しく使用することで、初めて正しい意味が通じます。

おっかないという言葉も、正確な意味やイメージのつながり等を意識して、効果的に使うようにしましょう。

正しい意味を知り、正しくおっかないという言葉を使用しましょう。