日本5代都市の1つとして有名なのが、名古屋とされています。
その5代都市の中でも方言を使用している件はいくつかありますが、名古屋の方言が可愛いという話が出ておるようです。
同じ県民であっても場所によっては方言が全く違うので、中々面白いですよ。
特に男性からしてみれば、名古屋弁を使用している女性は可愛いみたいですしね。
方言が恥ずかしいと思っている方にこそ、自信を持ってもらいたいものです!
名古屋弁が可愛い!と噂に?そのポイントは?
方言というのは各地方によって異なります。
私は関西県民で関西弁を使用していますが、他県の方からすれば関西弁というのはあまり良い印象を持っておられないようですね。
一番耳にしやすいのが大阪弁や京都弁だと思いますが、これはもうイメージ的なものでしょう。
大阪はチャキチャキしている、京都は品があるように見せかけて腹黒いという風な感じを持っているようです。
他には広島ではVシネマの影響が強く、極道的なイメージがあるというので方言が若干怖いと思う人も少なくありません。
特に悪いイメージがなくかわいらしい感じの方言は、名古屋や島根など限られた場所でしょうね。
名古屋弁の基礎基本
さて、名古屋とは一体どこの事かご存知でしょうか?
何故こんな質問をするのかと申しますと、名古屋はどこか知らない方が多いんですよ。
名古屋って名古屋という県名ではないの?と思い込んでいるお馬鹿さんがいると聞きました。
愛知県名古屋市の事を指します。
あまり知られてはいませんが、名古屋市は第六天魔王として名を馳せた戦国武将織田信長公の土地でもあるのです。
今では名古屋弁と言われておりますが、昔は尾張弁とも言われていました。
自分の地方でも知らない方はたくさんおられますが、同じ県民とは言え場所によっては方言が全然違ったりします。
その地方によって言葉使いが全く違うので、かなり何言っているのか分かりにくいんですよ。
名古屋弁の種類
名古屋弁にも関西弁と同じように種類があり、上町言葉や下町言葉という言葉が存在します。
場所によって上品であるか、下品に聞こえるかという分かれ目であると思って下さいませ。
上町言葉や下町言葉以外にも武家言葉というのがあります。
当然ながら武家言葉というのは昔の言葉であるため、現在は使われてはいません。
武家言葉を使っているような人は、よほどの歴史好きやマニアックな方くらいでしょう。
その昔尾張藩が栄えていた頃の言葉であるため、今ではもう全く使われていないんですよ。
現在は上町言葉や下町言葉のみとなります。
上町言葉
うえまちことばという読み方をします。
関西風でわかりやすく言うと、京都弁のようなものだと思って下さい。
同じ言語でも品のある言葉になります。
なも、えも、とか敬語を使っている名古屋弁になり、相手に対して品のある言葉ですね。
昔ながらの言葉で、当時は今のように普通の喋り方ではなく、親兄弟でも敬語を使うのが当たり前とされていました。
現代人の感覚としてはありえないように思えるでしょうが、江戸時代頃までは普通に敬語が当たり前の時代でしたからね。
しかし現在ではもはや過去の方言となってしまっており、使っている人間はまずいないそうです。
もし上町言葉を使っているような人間がいるとしても、生きているかどうかの年代だと思って下さいませ。
下町言葉
こちらはしたまちことばと読みます。
下町言葉というのは上町言葉とは正反対で、関西風に言えば関西弁や大阪弁のようなものです。
品がある言葉ではなく、一般的な言葉の1つとなります。
現在はこちらの方がよく使われている事が多いですね。
言い方や特殊な言葉以外として、他の地域と共通する言語がいくつかある事をご存知でしょうか?
例として「書けへん」関西地方で使用されているのですが、関西圏では書けないよという否定の言葉となります。
しかし下町言葉を含む名古屋弁からすれば、否定ではなく別の言葉に置き換えられるため、物凄くややこしかったりするんです。
意味を理解しておかないと、相手と喧嘩する事になるかもしれませんので、面倒ですが意味を確認しておいた方が良いでしょうね。
名古屋弁のかわいいポイント
名古屋弁のかわいいポイントとは?
若い女性が使用すると結構可愛い感じとなります。
にゃーとかは言い方にもよるでしょう。
ぜひともつかってほしい方言もいくつかあるので、試してみて下さいね!
女性に使ってほしい方言
女性に使ってほしい方言としては、しゃびんしゃびんやでらが良いかもしれません。
にゃーなどは使い方をマスターすれば、男性にこびているようには思われないでしょう。
正直な話男性からすれば、ちんちんやちんちこちんでしょうね。
これを分かっていっているような人はよほどの策士家です。
卑猥そうな言葉に聞こえますが、名古屋弁にすればそうではないので、そういうラインが男性からすればたまらなく興奮すると考えられますよ。
名古屋弁を紹介!
名古屋弁をご紹介していく前に、県民性なもので愛知県民でもこれは方言だという事を理解されてないものが多いです。
実際自分たちで使用する分には良いかもしれませんが、他県の方からしてみれば何いってんの?と疑問に思われる事もたくさんあります。
結構他県とかぶっている言葉はあるのですが、使い方がかなり異なるので県民性を理解しておかないと一緒に仕事をする時などには支障が出てくる事も考えられますからね。
まわしといて
一般的に見ると回しておいてというのは、何の事か理解できにくいでしょう。
曲芸師のように何を回すんだ?という話ですよね。
回しておいてというのは、名古屋弁ですと準備をしておいてという事になります。
ビジネス用語として関西でも使用する事はあるのですが、誰々さんに渡しておいてとかいう意味で使われる事が多いのです。
県民性の言葉のため、この言葉を使われる時は慎重になった方が良いでしょう。
何せ準備しろというのは、仕事や重要な時ばかりだからです。
自分の方言ってこれが方言である事に気がついているような人いません。
こういう所で落とし穴がかなりありますので、他県の方と仕事をする場合は言い直した方が良いですよ。
いざる
いざるは他の県民でも使用する事がないのでわかりやすい言葉でしょう。
これは言わざるとかではなく、ずれるという意味になります。
いざるは聞いていてもかなり独特な言葉なので、理解はしやすいと思いますよ。
他の県民ではずれる事をだんちとか、仕事用語ではてれこという言い方をするのです。
いざるのそのままの言葉とするなら膝行ると読みます。
言葉自体をご存知ではないでしょうが、クレヨンしんちゃんでやってたケツだけ歩きという尻を床に付けて移動する事を実はいざるというんですよ。
一般的な意味とするのであればこちらなのですが、日常的にもほとんど使わないので間違うような事はまずないでしょうね。
ほんだで
ほんだではまだ何となく聞いた事があるのではないでしょうか。
別の地方の言い方だとそうだで、という言い方もするようです。
このほんだでという言い方は、だからやそれでなどの意味を持ちます。
これはまだわかりやすい方も多く、何となくだからと同じ様な使い方をするのではと理解している方もいるので、特に解説する必要はないでしょう。
ほんだでという言い方は他県でも使用はするようです。
関西県民でも兵庫県の城崎側の住民は同じように使うのを聞いた事があります。
意外と名古屋県民だけという訳ではないんですよ。
実際上町言葉と下町言葉のように、同じ地方でも場所によっては全然違う言語を使う事などよくあることなのです。
おおちゃくい
横着を意味するような言葉に見えますが、ある意味では間違っていません。
おおちゃくいとは怠け者という意味になります。
実際の所おおちゃくいという言い方ではなく、もっとなまっておちゃくぁいというのだそうです。
これは県民あるあるなので実際聞いたら分かりにくいでしょうね。
イメージ的にいい意味では使用されていないと理解しておいて下さいませ。
ただ普通に横着という言い方よりも、何となくですがおおちゃくいという言い方の方がまだマイルドに聞こえるような気がします。
まちがいない
これは方言ではありません。
そのままの言葉の通り、間違いないという言葉そのものです。
名古屋弁として何故この言葉が入るのかという事ですが、よく分かりませんが名古屋弁ではまちがいないのイントネーションがかなり独特のようですね。
1回名古屋に行った時まちがいないを聞いたのですが、思わず聞き返してしまったくらいでした。
説明しようにもこれは説明しようがありません。
これに関してはそこまで別に無理に真似をする必要はないでしょう。
大半は聞き返されるのがオチなので無理にしなくても良いですよ。
もしかしたらですが、このまちがいないという言葉は昔エンタの神様という芸人さんの番組で出ていた長井秀和さんという芸人さんのギャグに近かったように思えます。
この言葉は年代層が分かれているため、もしかしたらエンタの神様を見た方が影響を受けたのかもしれませんね。
おかって
おかってというのは場所を表す言葉です。
台所の事になりますね。
単純に台所のことだけではなく、料理などの作業の事もおかってと使いますよ。
これは本当に独特なので他の方には100%伝わないでしょう。
ややこしい事ですが、何せ台所の作業全ておかってで言われるため、料理なのか食器洗いなのか理解はできにくいです。
嫌な話でいうとこれはちょっと年配者向けな言葉かもしれません。
何故かと申しますと、基本的に年配者というのはあれこれそれをよく使うからです。
あれやってくるわーとか言う人も多いんですが、若い年代の方には通じません。
その点方言で言えば一応意味合いとしては通じますからね。
楽な言葉ではありますが、正直使用者はともかく他の人間からすれば分かりにくすぎるので面倒くさい気がします。
しゃびんしゃびん
しゃびんしゃびんというのは言葉的には何となく氷や水を連想させるような言葉に聞こえるかもしれません。
これは薄いや水っぽいという意味です。
使い用途としては料理の味付けなどかもしれません。
ちょっとごまかしたい時にはしゃびんしゃびんというのも良いでしょう。
結構可愛らしい言葉に聞こえるので面白いような気がします。
真実を知った時は決して良い顔は出来ないでしょうね。
しゃびんしゃびんという言い方だけではなく、実際はしゃびしゃびとも言います。
これはきっと名古屋くらいではないでしょうか?
ときんときん
ときんときんやとっきんとっきんという言い方もあります。
ドキドキなどの類似言葉ではなく、金属的な表現に聞こえませんか?
ときんときんはちょっと危ない物言いをします。
言葉の意味としては、先が尖っている事です。
状況にもよりますが、日常会話としてもそんなに使用頻度は高いものではありません。
刃物の先端が尖っているとかいう言い方くらいではないでしょうか。
言い方としては凄くかわいいいんですけど、使うにしてもどこで使ったら良いのか微妙なラインでしょうか。
やりゃあ
やりゃあというのは、使い方の例としてはやればという感じになります。
やれば出来るじゃんを名古屋弁に変換すると、やりゃあ出来るという風になるのです。
使い方としては特に不自然ではありませんし、時々私自身もこの様な言い方はします。
ただ普段使いではなく、ちょっと相手を諌めるときや注意する時に使用しているかもしれませんね。
関西ではヤンキーが言っているような感じに聞こえます。
もっとマニアックな部類で行くと、ジョジョの奇妙な冒険という漫画がこんな感じの言葉を使う事が多いので、それを意識しているのでは?とも思われてしまうでしょう。
ちんちこちん ちんちん
以前マツコ・デラックスさんと関ジャニ∞の村上信五くんのやっている月曜から夜ふかしという番組内で特集されていた事があるのですが、ちんちこちんというとんでもない言葉が登場した事がありました。
パット見はどう見てもどう聞いても男性器を表しているような下ネタではないのか?と思うでしょうが、名古屋の方からすればそんな事を言われると激怒かドン引きされてしまうでしょうね。
このちんちこちんという言葉は、すごく熱いという意味です。
例としては熱いお風呂に入ったときや熱い飲み物を飲んだ時になど使うものでしょうか。
名古屋弁でちんちんという言葉を使用する際は、熱いという言葉に変換されるので注意して下さい。
ちなみによく聞くとイントネーションが男性器を表す方では、若干異なります。
さすがに初見では難しいでしょうが、よく聞くと聞き取りは可能ですよ。
若い女性が特にこの言葉を使用していると、いやらしい顔をしてしまう男性もたくさんいるようです。
さすがに方言なので使うななんて事は言えません。
名古屋弁にはこういう言葉もあるんだよという風に理解をしてくださればと思います。
ほかる
これは名古屋弁にするとある意味では危ないものとなります。
関西圏では物を捨てる事をほかすという言い方をするのですが、名古屋では逆の意味となるのです。
ほかるの意味は捨てるではなく、そのままの状態にしてということなんですよ!
これは物凄く厄介な方言ですね。
どのように厄介かと申しますと、名古屋と関西人が一緒に仕事をしたら危険があると言えばおわかりになるでしょうか?
もしこの書類このままほかっとけと言われたら、かなりヤバイですよ。
関西人にしてみれば処分しておけという意味に変換されてしまうので、処罰だけでは済まない可能性が高いです。
そう考えればゾッとした方もいるのではないでしょうか。
そんな馬鹿なと思っている方、そう考えている人は足元を救われてしまう可能性が高いので気をつけて下さいませ。
重要書類を処分しないように気をつけないと危険ですよ。
またこれを名古屋弁という事を理解してない方も多いです。
実際自分の言葉がこの地方独特の言葉だという事を理解していない方はたくさんいますからね。
私もその内の1人でしたが、昔アニメで名探偵コナンを見ていた時、直すという言葉がキーワードになった事件がありました。
東京都民のコナンからしてみれば直すという言葉は、修理しておけという風にとられていましたが、関西人からしてみれば元の場所にしまっておくという言い方が正しいのです。
たかがそんな言葉だと思うかもしれませんが、そんな事程度でもよくあるんですよ!
1日1分で名古屋弁をマスター!
名古屋弁をマスターするのであれば、簡単な所からスタートしましょう。
クセのありすぎるようなものを取り入れてしまうのは、やめておいた方が良いですね。
東京の方のように標準語を使用している方であれば、変に名古屋弁を使用してしまうと周りから変な顔をされてしまいます。
名古屋弁はものによっては知らない人からすれば、ぎょっとしてしまうものもあるのです。
上記で紹介したちんちこちんやちんちんなどが良い例ですね。
その他変わり種として、しんでというものも存在します。
このしんでというのはお前死ねという意味ではありません。
関西側でも使う事はあるのですが、しんでというのはしないでという否定的な意味になります。
状況的にヤバイ使い方としては、一緒にしんでくれというものでしょうか。
知らない人が聞いたら、心中してくれという意味に間違われてしまいます。
まだ相手が関西の人間であれば辛うじて通じるでしょう。
誰が聞いてもわかりやすく耳に残りやすいものを使用すると、他の人に言ったときでも気軽に使用できるでしょう。
「でら」
でらは一時他の県でも流行った事があります。
このでらという言い方はとてもですね。
他県ではバリとかめっちゃとかいう言い方に相当します。
名古屋便を曖昧にご存知の方であれば、どえりゃー!とかいう言い方をする人がいますが、実際はそんな言い方をする人はいないそうです。
以前名古屋に旅行に行った時お店の方に聞いてみたのですが、それはテレビだけだそうですよ。
一般的にでらという言い方が当たり前のようで、テレビで見た人がどえりゃーと真似をするのが鬱陶しくて仕方ないと話していました。
愛知県民からしてみれば屈辱でしかないようなので、もし使用するのであればでらを使用しましょう。
間違って覚えてしまっているのであれば、結構恥ずかしい事なので言い直した方が良いですよ。
「だがや」の変化形を使う
私くらいの世代であればまだ知っている人はいるかもしれませんが、ドラゴンボールの原作者である鳥山明先生の漫画、ドクタースランプアラレちゃんという漫画をご存知の方は若者にいるでしょうか?
ちょっと前に車のCMでアラレちゃんが出てきた事があったので、もしかしたらイメージくらいは出来るかもしれませんね。
私は現在30代なのですが、リニューアルのドクタースランプアラレちゃんを放送していた時代でした。
そのドクタースランプアラレちゃんが何だと言いますと、その漫画に登場するキャラクターでニコチャン大王というおしりをイメージしたような緑色のおっさんの口癖が「だがや」でした。
ドラゴンボールの方が認知度が高いため、そこまでドクタースランプアラレちゃんを知っている若い方はいないかもしれませんが、そのニコチャン大王が使っているというイメージが大きいため使いたくないという人もいます。
偏見かもしれませんが、「だがや」をそのまま使用するとちょっと田舎者臭いんですよね。
だがや自体をそのまま使用している方は今現在はほとんどおらず、強いてだがねなどの変化系を使用していると聞きます。
申し訳ありませんが、さすがにこの言葉を使うとニコチャン大王を連想される方が多いので、30代以上の年代の人には使用しない方が良いでしょう。
猫っぽい語尾は使いません
他県の人間からすれば名古屋弁はどうしても猫っぽい感じを連想するようです。
確かににゃーという名古屋弁はあるのですが、全てが全て猫っぽい語尾のにゃーを使用する訳ではありません。
わかりやすいのがえびふりゃーなどではないでしょうか?
ちなみにえびふりゃーとは、エビフライの事を指します。
これもまたテレビのイメージなんですよね。
えびふりゃーという言葉はタモリさんがテレビで言うようになったため、他県の人が誤認したというのが理由のようです。
久本雅美さんとみのもんたさんがW司会されているケンミンSHOWが良い例だと思って下さい。
以前関西県民の事を特集でアップされていた事があるのですが、あんなの一部の地域の人間くらいでしょうね。
その時違和感を感じたのは、関西県民はノリがよく銃で撃たれたら死にそうな真似をしてくれるなどがありました。
正直な話、あんなものは嘘っぱちです。
ノリが良いと言っても友達同士でやるからこそだと考えて下さい。
実際私の友達には大阪府民が多いのですが、あんなのしませんよ。
その特集を見た友達がちょっと憤慨していたくらいですからね。
同じように愛知県民も思う所があるので、決めつけは絶対によくありません。
プライドという訳ではないのですが、テレビのイメージで勝手な妄想をされてしまっても、当の県民からすれば困るんですよ。
愛知県民の方も正直猫っぽい語尾をしゃべるんでしょう?となると、怒られてしまいます。
テレビの影響を受けるのは勝手ですが、他県の方が嫌がる事をしないようにしましょう。
〜とる
これは現在進行系に使われる言葉です。
関西だけではなく、西日本川ではよく使用します。
私も何々知っとる?というような言い方をしますよ。
この言葉は日常会話でも、ちょっとした敬語でも使用は出来ます。
年齢関係なく使用するため、古い言葉ではありません。
名古屋を詳しく知っている訳ではないのですが、改めて見ると結構西日本側と同じ様な言葉の使い方をしていると思います。
この~とるという言葉が名古屋でも当たり前のように使用されていたと知った時は、内心驚きましたね。
ただ少し異なるのは言い方かもしれません。
例として名古屋弁では言っとったという言い方をしますが、関西では言うとったという言い方をします。
文章ではわかりやすいかもしれませんが、口にするとちょっと分かりにくいんですよね。
名古屋は西日本や東日本の大体真ん中にあるので、どちらの方言が混じっていてもおかしくはないのでしょう。
その他にも共通して居るという言葉も、おるという言い方をします。
しかしこのおるという言い方は西日本では2つに分かれるんですよ。
おるやいはるとかですね。
「もん」や「まい」を使う
これは~だから、~しようなどで使われる言葉です。
例としてはこの前嫌な事があったもんでという言葉は、この前嫌な事があったからという風に変換されます。
日常的な会話として使われる事が多く、普通に聞いていても特に変な部分は感じません。
関西側の人間としては、特に「もん」に関しては違和感はないですね。
さすがに「まい」は、名古屋弁の方言だなという風には理解出来るでしょう。
「もん」や「まい」は語尾に使われる言葉なので、名古屋弁だというのは理解しやすいです。
「なにぃ」を可愛く
この言葉は一歩間違ってしまうと、ヤンキーもしくは喧嘩を売るような言い方になってしまうので注意して下さいませ。
「なにぃ」というのは、名古屋弁でどうしたの?を表す言葉です。
言葉としては別に意味を知らずでも、誰が聞いても違和感がないでしょう。
ただこの言葉を使う時は、イントネーションに注意しましょう。
「なにぃ↑」と語尾を上げてしまうと、喧嘩を売っているように聞こえてしまいます。
実は関西でもこの言葉はよく使われるのですが、関西人として見ると他県の人間が関西人の言葉が怖いと言われるのはそのせいかもしれませんね。
同じように言葉を使うのにしても、イントネーションや語気を上げているせいで、気の強い人物だと思われる事が多いのです。
実際はなにー?と伸ばしていっているのですが、大半はイントネーションを上げた感じで言っています。
この「なにぃ」を使用するのであれば、イントネーションは下げ気味で言った方が良いでしょう。
これ聞いても分かりにくいのですが、人によっては怒ってんの?と思われてしまうので、使用時は穏やかな感じで言った方が良いですね。
可愛い女性が使うと可愛いのですが、ただぶりっ子気味になってしまう事もあるので、なるべくいい方としては気取らないようにしてみてくださいね。
語尾の抑揚は下げて上げる
語尾のイントネーションの上げ下げは気をつけて下さいませ。
他の方言もそうですが、使い慣れていない人間だとイントネーションがおかしい事になります。
当然ですが他県の人間が別の地方の方言を使っていると、物凄く違和感でしかありませんからね。
イメージとしてはイントネーションを間違えてしまうと、田舎臭い感じになってしまう事もあるので逆効果になりますよ。
同じ県民同士であれば使用しても特に違和感がないでしょうが、名古屋の人に名古屋弁を使用してしまうと馬鹿にしているのかといわれてしまいますよ。
名古屋弁はとにかく可愛い!真似してみてね♪(まとめ)
名古屋弁の可愛さもあるのですが、男性からしてみればエロいと思わせてしまう言葉もあるため、地味にドキドキしてしまう言葉もあるのです。
単なる可愛さだけよりも、少々毒があった方が方言というものは面白いですからね。
方言というのはその地方独特の言葉になるため、どうしても癖というのはでます。
適当なノリで使用するのは構わないのですが、県民の性としてはあまり他県の人間が使ってほしくないという気持ちを持っているのも事実ですね。
にゃーという名古屋弁は、他県の人間が聞いていても可愛いと思いますよ。
何故かは分かりませんが、名古屋の方は名古屋弁が標準語だと考えている人が少なくないようです。
その地方のみで暮らしている方からすれば当然の事かもしれません。
しかしテレビがない時代の方であればともかく、現代はネットやテレビが当たり前のようにある時代になります。
さすがに標準語であると勘違いしているようであれば、ググれとしか言いようがありませんけどね。