15.カラーコンタクトを使ってさらにドールっぽく
さらにドールにするならカラーコンタクトです。
髪色との相性もありますが、日本人なら黄色系の目の色はわりと会うので、薄めのブラウン、ベージュ、グリーンあたりがマッチします。
髪色がシルバーなら目もシルバー、金髪ならブルーでも良いですが、ベースメイクで肌を極めて白く仕上げておく必要があります。
できれば黒目がちな方がいいので、実際の黒目の大きさよりも瞳が大きいカラーコンタクトを選びましょう。
ただ色がついているものより虹彩の細工が綺麗なカラーコンタクトの方が仕上がりが綺麗です。
もはや整形!裏ワザ集
生活上のメイクとしては注目されるとバレやすいのですが、写真でなら盛れる整形級メイクテクニックがあるのでご紹介します。
いずれもドールメイクのクオリティをアップさせてくれるので、メイクが得意な人は挑戦してみましょう。
白目拡張の裏ワザ
下まぶたの位置(目の粘膜のライン)を変えるという整形級テクニックです。
実際の目のラインより下を白く塗りつぶし、拡張したいところにつけまつげをオンします。
目の真ん中あたりまでのつけまつげにするのがコツです。
そうすると、塗りつぶされたところはパッと見で白目に見えるので目が大きい錯覚を作り上げることができるのです。
下をつけまつげにすると二重の折りこみが無い分貼ったことがわかりやすいため、アイラインをつけまつげのラインよりもすこし伸ばして先細りのラインにし、アイシャドウをほんのり重ねてラインをごまかしましょう。
ダブルラインで二重形成
アイプチなどで二重にするだけだとハッキリしたラインにならないことがあるので、二重のところにアイライナーや専用のダブルラインフェイカーで二重のラインを描きます。
もはやお絵かきの領域です。
現実で見ると結構わかってしまいますが、写真や動画になるとアップにしない限りまずわかりません。
細めに入れて、自然な二重の折りこみに見えるようにしましょう。
アイシャドウである程度ラインの輪郭はぼかせます。
涙袋形成テープを使う
絆創膏でもできますが、涙袋を作るためのアイプチみたいなテープが発売されています。
下まぶたに持ち上げるように貼ると、そこに集まった皮膚がぷっくりして見えてまるでもともと涙袋があるように見えるテープです。
リキッドファンデーションを重ねてプレストパウダーでおさえればテープのテカりも消えうせて写真では全くわかりません。
この後にご紹介した涙袋メイクをすれば効果は抜群です。
片側だけノーズシャドウ
完全に写真を撮る場合でしか使えないテクニックですが、顔を傾けて写真を撮る場合、レンズ側の小鼻はライトで白飛びさせ、もう片方の小鼻をシャドウで小さく見せるという方法です。
実際の鼻の形よりも細く小さく見えるので整形ばりの変化が出せます。
さらに写真の中で一番高い位置にくる鼻筋だけにハイライトを細く入れるとなおさら鼻高効果があります。
つるすべ陶器肌であこがれのお人形メイクを
今回ご紹介したドールメイクは、全てを網羅すれば写真映えするドールメイクですが、随所に日常のメイクでも使えるテクニックが満載です。
とくに、スキンケアも含めて陶器肌をつくるテクニックを覚えておくと、気合いを入れたいおでかけでも役立ちます。
プレストパウダーを使っていることから化粧崩れもしにくく、下地も丁寧に塗り込んでいるので、多少崩れた程度では汚い肌にならずに済むというのもメリットです。
アイメイクやリップ、眉も、単体では他のメイクにも応用できるので、覚えておいて損はありません。
基本的にはカラーコンタクトや眉位置変更、整形級テクニックまで駆使せず、顔の色が首の色と違い過ぎなければ日常でもさほど違和感がありませんから、日常メイクでも取り入れられるところから始めて、慣れていきましょう。