女性にいろんなタイプがあるように、男性にもいろんなタイプがいます。
依存心の強い女性もいれば、恋愛に淡白な男性もいるでしょう。
もしも依存心の強い彼女と淡白な彼氏の組み合わせがあったなら、彼女はきっと自分が彼氏に好かれている実感を得ることが難しいでしょう。
淡白な彼氏なりに出している「好きだよ」というアピールも、不安な気持ちで余裕がなくなってしまい、彼女がそのアピールに気付けないことも多いです。
そうなると、彼女は常に彼氏から愛されている実感を得られずに、浮気や心離れの不安に襲われ続けてしまうことでしょう。
常に気持ちを確かめてしまう
愛情不足に陥っている女性は、どんなに彼氏が彼女に愛を囁いても、その上でさらに彼氏の気持ちを癖のように確かめようとしてしまいます。
「私のこと好き?」「どのくらい好き?」などと頻繁に彼氏に愛を確かめている女性はこのケースが当てはまります。
愛情の度合いを確かめ合うのは、若いカップルにはよく見られることです。
しかしそれがあまりに頻繁に続くようだと、どちらかは次第にうんざりしてしまうことでしょう。
また、社会人になってからも同じように彼氏の気持ちをいちいち確かめようとしていると、遅かれ早かれ彼氏は嫌になってしまい、せっかく彼女に対して抱いていた愛情が薄れてしまうでしょう。
彼氏の気持ちを確かめるつもりが、彼女は自分で彼氏の気持ちを冷めさせてしまっていることになるのです。
しかし、当の彼女自身はその事実に気付けないことがとても多いです。
2.人に影響されやすい
彼氏に依存する女性は、そもそも人に影響されやすい性格であることが多いです。
友達や身内のように、親しい人の発言を信じ込んでしまうタイプの女性もいれば、世の中に溢れている噂や報道されるニュースを事実だと信じ込んでしまうタイプの女性もいるでしょう。
そうした人の話や勧めに影響されやすいタイプの人は、彼氏ができれば大いに彼氏に影響されてしまいます。
例えば彼氏がタバコのポイ捨てや人を傷つけるようなことをしていても、彼氏がそれを「やってもいいんだ」「俺はこいつのためを思ってやっているんだ」と言えば、「そうなんだ」と安易に納得して彼氏に従ってしまうでしょう。
また、彼氏が細い人が好きだと言えば、彼氏好みになろうとして必死でダイエットに励むでしょう。
彼氏に影響される余りに、自分を見失ってしまう女性も少なくはありません。
すぐ人の意見に流されてしまう
人に影響されやすい人は、何かにつけてすぐ人の意見に流されてしまうことが多いです。
自分に自信がない人や、不安になりやすい人はその傾向がとくに強く、自分では決断を下したり行動したりするのが不安なため、他人の意見に流されて従うことが多いです。
自分の意見ではないからこそ、自分の行動が結果的に間違っていた場合には、「あの人がそう言ったから・・」と自分に対して言い訳を作ることもできます。
一見「自分がない」人のようにも思えるでしょう。
しかし、本当に自分がない人というのはいませんので、自分に対する自信のなさから自分の意志や気持ちを隠して、周りの意見に同調して流されているだけです。
自分の意思が弱い
人に影響されやすい人には、自分の意思が弱いという特徴があります。
何か目標を立てても意思の弱さからすぐにそれを諦めてしまったり、もう少し頑張れば上にあがれるというところで、挫折してしまったりします。
それを繰り返していると成長することができないため、いつまで経っても意思が弱いままでしょう。
女性で意思が弱い人は、彼氏ができるとこれ幸いとばかりに何かにつけて彼氏頼みになってしまいます。
家事一つするのにも、買い物一つするのにもいちいち彼氏に相談したり、自分で決めることをせず彼氏に丸投げしてしまったりします。
主張しない
人に影響されやすい人は、常に自分に自信がありません。
自分の考えや気持ちに自信がないため、それを堂々と人に話すこともできずに押し黙ってしまいます。
自己主張をせず、他人の意見に流されたり同調したりするため、見る人が見れば「金魚の糞」のような存在に思えてしまうでしょう。
日本人女性は海外の女性に比べると、比較的自己主張が控えめで、男性に一歩遠慮するきらいがあります。
最近でははきはきと自己主張をする女性も増えていますが、彼氏に依存しやすいタイプの女性は典型的な自己主張をしない性格ですので、自分の気持ちや意見を積極的に彼氏に伝えることができません。
その理由の大半は、「自分の意見を口にして彼氏に嫌われるのが怖いから」です。
自分が主張することで彼氏が不機嫌になったり、喧嘩になったりすると自分が捨てられてしまうかもしれないという不安や恐怖心が襲いかかるため、それを避けるために彼氏に対して従順でいることが多いです。
3.人と密になるのが苦手
彼氏に依存する女性は、彼氏に対してはベッタリと依存してしまう反面、他の人たちとは密な関係を築くのが苦手な傾向があります。
大勢の中で自己主張したり、不特定多数の人と親しくしたりするのが苦手で、人付き合いもそこまで得意ではない人の場合、自分が心を許した相手にはとことんベッタリと依存することが多いです。
「この人は自分を理解してくれている」「この人なら自分を受け入れてくれる」という思いが強くなり、親友や恋人といつも一緒にいたがったり、束縛をしたりすることも少なくはありません。
親友や恋人からすれば、自分にもそれなりの都合や事情があるにも関わらず、いつでも一緒にいたいと束縛してこられると、最初は嬉しくても次第に嫌になってきてしまうでしょう。
いわば自分が取りつける相手には遠慮なくベッタリと取りついて離れないのが、依存心の強い人なのです。
限られた人としか親密な関係を築くことがないため、誰も知り合いがいないような場所で、集団の中に一人ぼっちでいるような場合には、上手く他人とコミュニケーションが取れずにおろおろと不安になってしまうでしょう。
コミュニケーション能力がない
人と密になるのが苦手な人は、コミュニケーション能力が欠けていることが多いです。
自分が心を許した人や、本音で話せる相手に対してだけは遠慮なく本性を出すことができますが、それ以外の不特定多数の人とはどう接したらいいのか分からずに、途端に内気になってしまうことがよくあります。