自分と二人きりの時の態度と、大人数で過ごす時の態度に違いがなければその人とはたまたま気が合って恋愛感情が芽生えたものと思って良いでしょう。
しかし、他人の目がある場所では紳士的なのに二人きりになると横暴な態度を取る男性の場合は亭主関白の予備軍と言えます。
大勢の中でいじってみてチェックする
相手の本心を知りたいと思うのなら、大勢が集まるような場所で男性をいじってみて様子を見るのがおすすめです。
その場を楽しく過ごした後に「何であんな事言ったんだよ」「自分を立てろよ」等と、怒りを露わにする男性はかなりの確率で亭主関白になると思って良いでしょう。
13:理想の家庭像がある
理想の家庭像を持つ事は良い事ですが、それが理想の枠を超えて「願望」に近くなると注意が必要です。
「家族はこうあるべき」と強く思いすぎると、そこに征服欲が発生してしまい自分の理想の家庭を築く為に家族を抑圧してしまう事も少なくありません。
こればっかりは、中々見抜くのが難しい部分ですが相手に柔軟性があるか?その時その時で、考え方を変化させていけるか?など他の項目と合わせてチェックしていってみましょう。
自分に優位な理想像に注意
「朝は朝食の匂いで目が覚めて、アイロンがしっかりされたシャツを着て毎日家族の為に働きたい」など、受動的な理想がある人はやや注意が必要かもしれませんね。
例えで言うと、仕事に行くという事以外は全て誰かが朝食を作り、誰かがシャツにアイロンをかけている事が伺えます。
自分でやるという意思はそこに全く存在していないのが目に見えますよね。
他愛無い会話の中に隠れている相手の本心をしっかりと掴みとってリサーチしていきましょう。
14:立場的に男性のほうが上だと思っている
未だに男尊女卑の傾向が強く、立場的に男性の方が上だと思っているタイプは亭主関白になる可能性がかなり高いです。
特に建築業や製造業などの男性がメインとなっている職業は特にその手の考え方が根強く残っています。
人は影響される生き物です。
周りに亭主関白なタイプが多く、その手のエピソードを頻繁に聴いていると「それが普通」「そうでないと恥ずかしい」などの認識を持つ傾向にあります。
相手の思想が男尊女卑なのか、男女平等なのか?という点においては日常生活から読み取れる事も多いので、しっかりと観察する事が大切ですね。
「女なんだから」は完全にアウト
煙草やお酒などの趣向品や、態度に対して「女なんだから」という前置きをおいて改めるように話す男性は深層心理の中で男尊女卑の考え方を持っている可能性が少なくありません。
性別に関係なく、一個人として注意するならまだしも、性別になぞらえて注意するのは「男性はこう、女性はこうあるべき」という考えの現れです。
「女なんだから」という表現を使う男性は隠れ亭主関白の可能性が大きくあります。
亭主関白な男性はもう時代遅れ?
男女平等が謳われるようになり、共働き家庭も一般的になる中で亭主関白はもう時代遅れであるような印象も大きいですよね。
特に働く女性や、仕事にやりがいを持っている女性からは敬遠されがちで、専業主婦の女性からも煙たがれているのが現状です。
イクメンや主夫などの存在がメディアで取り沙汰される中、亭主関白は少数派になっていると言っても過言ではありませんね。
古き良き日本男児の文化
元々、亭主関白が一般化していた戦前などでは男尊女卑の傾向が強く女性の希望で離縁するなんて滅多にあり得ない時代でした。
その為、悪く言えば男性が権力を傘に着て好き放題していたと言っても間違いではありません。
男女の尊厳が平等になっていく中で、それに意を唱える女性が増えて段々と、男性の意識も変わっていき現代では亭主関白は戦前に比べれば大きく減ったようです。
女性は亭主関白な男性が苦手…
本来、抑圧される事を好む女性はかなりの少数派と言えるでしょう。
亭主関白に不満を持っていた女性も多いでしょうが、戦前などでは時代が反抗する事を許さなかったという背景があります。
現代では、女性も自立し独立している事から「亭主関白な男性はお断り」と堂々と宣言する女性も少なくありませんね。
父親が亭主関白だとそれほど抵抗はない
自分の生まれ育った家庭とは、自分自身が家庭を築く中でも大きな指標になります。
父親が亭主関白で、それに従う母親を見てきた女性はそれ程抵抗を持たない場合も少なくないでしょう。
しかし「14:立場的に男性のほうが上だと思っている」で解説したように、人は影響される生き物です。