美しい心を持つ人は、誰からも好かれます。

時には嫉妬ややっかみの対象になることもありますが、それはその人の持つ心の美しさを、相手が一方的に羨ましいと感じているからです。

それほどまでに他人を惹きつける心の美しさは、誰にでも持てるものではありません。

どんな人が美しい心を持ち、また自分も美しい心を持つためにはどうすればいいのでしょうか?心の美しい人の特徴と、美しくなるためのコツをご紹介します。

美しい心は態度、行動、発言にあらわれる!

美しい心は、その人の態度や行動、発言などに表れます。

どんなに表面上はお上品に取り繕っていても、ふとした瞬間に本性は表れるものですし、心に余裕がなくなれば本心を上手く隠すこともできなくなってしまいます。

よく「ピンチの時にこそ人間の本性は表れる」と言いますが、まさにその通りでしょう。

今まさに命の危険が迫っているという時には、お上品に振舞っている暇はありませんし、他を押しのけてでも自分が助かろうとする人は、周りの目など気にすることなく他人を蹴落として自分だけは助かろうとするでしょう。

生への執着は人間にとって必然のものですので、それが悪いというわけではありません。

しかしそうしたピンチの瞬間にこそ、心の美しさが作り物か本物かどうかが分かるでしょう。

人は誰でも心に美しい部分を持っていますが、同時に醜い部分も持っています。

社会の荒波にもまれながらも、それでも美しい心を忘れずに持っている人は、自分が「美しい心でありたい」という気持ちがそれだけ強いということでしょう。

美しい心を持つ人の10個の特徴


美しい心を持っている人は、それが他人にもよく伝わりますので、自然と周りには人が集まります。

心が美しい人は、それが態度や言動に表れますし、また嘘がないためどんな場面でもそれが崩れることはありません。

だからこそ人の腹を探るような疑り深い性格の人にも、「この人は心底心が美しいんだなぁ」と納得させることができるでしょう。

美しい心は努力して育てることで、演技ではなく本当に身に付けることができます。

また、意識して心が美しくなった人もいれば、育った環境が素晴らしく、努力することなく心が美しいままの人も稀にいます。

どちらのタイプにせよ、美しい心を持った人には特有の特徴がみられます。

その特徴を以下にご紹介していきます。

1.心が広い

美しい心を持った人は、それだけ心が広いです。

器が大きいとも言えるでしょう。

心が広いということは、何事にも常に気持ちの余裕があります。

例えばレストランで食事をしている時に、店員のミスで飲み物を引っかけられたとしても、笑ってそれを許せるような心の広さを持っています。

また、渋滞で道が混んでいても、それでイライラすることはありませんし、他人から理不尽な扱いを受けたとしても、「まあそんなこともあるよね」とその場で流すことができるでしょう。

小さなことや些細なことに囚われることはありませんし、またあれこれと心を波立たせたところで意味がなかったり、自分のためにならなかったりする時にも、さっさと気持ちの切り替えをしますので、その合理的な判断や態度が周りから見れば心の広い人に思えることも多いです。

また、合理的なだけでなく優しい心も持っていますので、誰かが困っていれば自然と手を差し伸べる思いやりの気持ちもあります。

そこに心惹かれて集まってくる人も少なくはないでしょう。

思いやりがある

広い心の中には、常に他人を思いやる気持ちがあります。

自然や生き物を慈しむ心もあれば、他人を思いやる優しい気持ちも持っています。

例え見知らぬ相手であっても、困っている人がいれば自ら手を差し伸べますし、ボランティア活動にも積極的に参加することが多いです。

誰かに頼まれごとをされれば、可能な限りそれに応えようとしますし、無暗やたらと人を騙したり、嘘をついたりすることもありませんので、他人から信用されやすい性格でもあります。

美しい心を持った人は、捻くれたものの考え方をすることがありませんので、他人の発言に対していちいち疑ってかかったり、本心を探ったりすることもありません。

例えそれで自分が嘘をつかれたとしても、それで相手を憎むことなくさらりと流せる気持ちの余裕がありますので、それだけ心が広いと言えるでしょう。

見返りを求めず助けることができる

大抵の人は、自分が何かをした分だけ相手にも見返りを求めます。

例えば恋人同士で、女性が男性に一生懸命に尽くしているとします。

彼女は彼氏のことが好きなのであれこれと尽くしますが、内心では自分が尽くした分だけ相手にも自分を好きでいて欲しいという気持ちを持っているでしょう。

人は善意で誰かを助けたとしても、そこには何かしらの見返りを持っていることが少なくはありません。

金銭や物を直接見返りとして求めることをしなくても、相手に「感謝して欲しい」「喜んで欲しい」と感じた時点で、それは既に相手に対して見返りを求めていることになります。

それが何も悪いというわけではありませんが、時にはその見返りがないために、人間関係でトラブルが起こることもあります。

一方で、心が美しい人はそれだけ広い心を持っていますので、いちいち相手に対して見返りを求めることはしません。

例え自分が善意でしたことに対して、相手が何も感じていなかったり、「助けて当たり前だ」と偉そうな態度を取ってきたりしても、元々何も見返りを求めていないのでそれで腹を立てることはありません。

心が広い人からすれば、「自分が一方的に助けただけだ」という気持ちを持っているので、相手にも何も求めることがないのでしょう。

2.自然と人が寄ってくる

美しい心を持った人の周りには、自然と人が寄ってきます。

それは、一重にその人の心の美しさに周りの人たちが惹かれるからです。

あなた自身、嘘ばかりついて信用出来ない人や、いざとなれば保身に走ってこちらを見向きもしないような人と親しくしたいとは思わないでしょう。

その反対に、無償で自分を助けてくれて、性格に裏表もなく嘘もつかない、そんな思いやりがある人であれば、側にいたいと考えるでしょう。

誰でも自分にとってメリットのある人間と一緒にいたいと思うものです。

それが単に自分が利用できる相手としてであっても、また心から信用できる相手としてであっても、どのような理由からでも心が美しい人が選ばれることが多いのです。

そのため、美しい心を持った人の周りには、いつもたくさんの人が集まってきます。

心が美しい人にももちろん特別な存在を選ぶ権利はあります。

しかし特別な存在以外には、誰に対しても分け隔てなく接することが多いため、やはりそんな魅力に惹かれて自然と人が寄ってくるのでしょう。

3.人によって態度を変えない

心が美しい人は、人によって態度を変えるようなことはしません。

大抵の人は人間関係で好き嫌いがありますので、自分が好きな人とは明るく親しげに接しますが、嫌いな人や苦手な人に対しては距離を置いたり、他人行儀に接したりするでしょう。

好き嫌いといった感情に左右されますので、人によって態度や表情が変わってしまうのはよくあることですし、仕方がないでしょう。

しかしだからこそ、どんな相手に対しても態度を変えることがない心の美しさは、たくさんの人の中でも一際目立ちます。

美しい心を持った人は、例え相手が自分に敵意や悪意を向けていても、自分も鏡のように敵意や悪意を返すことはありません。

好意に対しても悪意に対しても、平等に同じような態度で接します。

それは、心の美しさの中に、ぶれない芯の強さを持っているからこそできることでもあります。

どんな人も、自分に好意を向けられて嬉しいと思うことはあっても、悪意や敵意を向けられて喜ぶことはないでしょう。

嫌な態度を取られれば当然自分も嫌な気持ちになります。

しかし心の美しい人と接している時には、決して自分に嫌な態度を取ってくることはありませんし、立場や性別などで態度を変えることもありません。

そのため安心して接することができるでしょう。

4.気配りができる

気配りの上手い下手の差はあっても、社会に出れば誰でもある程度の気配りは自然と身に付くでしょう。

兄弟が多い家庭で育った人は、自分の好きなものを兄弟に譲ったり困った時には助けたりしている内に自然と気配りが身に付きますし、学生の頃に友人に合わせたり気配りをしたりすることで身に付けた人もいるでしょう。

また、社会に出れば嫌でも上司や取引先の会社の人に対して気配りが出来るようにならなければなりませんので、どんな人でも必要があれば気配りはできるでしょう。

その中でも、美しい心を持つ人は公私に関係なく、普段から周りへの気配りがよくできています。

気配り上手な自分を演出する人とは違い、あまり表立って自分の気配りを周りに見せつけようとはしません。

どちらかというと控えめに裏方でそつなく気配りをして回るのが得意で、常に周囲の様子も観察しています。

だからこそ、今周りがどんな状態で、何が必要なのかも他の人よりも察するのが上手く、何かが不足する前にそれを補おうと行動に移します。

美しい心を持つ人と一緒にいると、何かと助かることが多いのはそうした気配りの上手さが理由の一つでもあるでしょう。

5.前向きで一生懸命


心が美しい人は、何事にも前向きで一生懸命です。

何か目標が出来ればそれに向かって一心に突き進みますし、途中で諦めることもしません。

どんなに頑張っても不可能な場合には仕方がありませんが、そうでない限りは挫折することもなく一生懸命に目標に向けて取り組んでいく意思の強さを持っています。

何か目標が出来れば、誰でもその目標を達成させるために一生懸命になるでしょう。

けれども誘惑に弱い人はつい努力を怠けてしまいますし、自分に甘い人や極端にプライドが高い人もたった一度の挫折で諦めてしまうことがあります。

心が美しい人は、そうした挫折や困難に負けることなく目標を達成させるまで一生懸命に頑張りますので、その諦めない真っ直ぐな姿勢に惹かれる人も多いでしょう。

6.自分の意志をしっかり持っている

心の美しさは、単に優しさや思いやりの気持ちだけでは磨くことができません。

根底に自分を大切に思う気持ちがあり、自分が大切だからこそ自分のためになることを一生懸命に努力します。

また、他人に対する気配りの気持ちや思いやりの行動も、他人を大切にすることで自分のためにもなるということをよく理解しているからこそできることでもあります。

とはいえ、自分が大切だから自分以外はどうでもいいということでもありません。

自分のために行動しながらも、心に余裕があればその余裕を他人への気遣いや気配りへとあてることをしますので、利己的な人間とは行動も考え方もまったく異なっています。

そして自分がこうしたい、こうなりたいという思いがあればその通りに行動し、目標のために一生懸命になれる意志の強さを持っています。

その意志の強さがあるからこそ、例え周りの人間が全員自分と意見が違っていても、それに流されてしまうことのない強さを保っていることができるのです。

7.相手を認めることができる

プライドが高い人や負けず嫌いの性格の人は、なかなか自分よりも優れた人のことを素直に認めることができません。

自分よりも綺麗な人に対して、「言うほど綺麗でもないと思うけど。それに性格悪いって話だし。」と反論に加えて悪評を付け足したり、また自分よりも仕事が出来る人に対して、「あいつは上司のご機嫌伺いが上手いから出世できたんだ。」と成功を妬んだりします。

他人のことを素直に認められない人はたくさんいます。

それはその人が、自分がなりたい姿になっている人に対するやっかみだったり、ネガティブ思考故の卑屈な考えだったりすることが多いです。

そんな人はきっとあなたの周りにもたくさんいるでしょうし、ひょっとしたらあなた自身も身に覚えがあるのかもしれません。

一方で心が美しい人は、基本的に自分は自分で、他人は他人であるとハッキリと区別して考えていることが多いです。

だから他人が成功したり優れていたりしてもそれを妬むことなく、素直に「すごいね」と認めることが出来ます。

そしてもしもその相手が、自分の理想とするものを叶えていたのなら、自分もそのレベルに達せられるように目標にして一生懸命に努力するでしょう。

妬みややっかみといった感情は、自分が成長する上では妨げになることが多いです。

また、妬みを自分の足りない部分への言い訳にすることも多いため、妬みややっかみでグチグチ言っている間は、それ以上成長することも成功することもできないでしょう。