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「しやすい」の敬語やビジネスでの使...(続き5)

これまでに「しやすい」という言葉の意味やその使い方など、いろいろなことをお伝えしてきましたね!

あなたは「しやすい」という言葉をすぐにでもビジネスシーンで使いたいと考えているかもしれません。

とはいっても、実際にこの言葉を使うとなると「本当にこれでいいのかな」なんて不安になってしまうものです。

そのようにしないために、ここでは「しやすい」という言葉をビジネスシーンで使う際には”必ず”注意してほしいポイントをお伝えしていきます。

これまでに何度もお伝えしていますが、「意味も使い方もわかってる」と思っている言葉こそ、間違って使いやすい要注意な言葉として扱うことができるのです。

「しやすい」という言葉でもそのようなことが起きないように、ここでしっかりと「しやすい」という言葉の使い方についてみておくことにしましょう。

あなたはこの注意点を守ることによって、さらにビジネスマンとしての質をあげることができるはずですよ。

1.「しやすいです」と使わないように気を付ける

あなたは、これまでに「しやすい」という言葉を使うにあたって、「~しやすいよね!」ではなく、この言葉単体で「しやすいよね」なんて簡単に使ってしまった経験があるのではないでしょうか?

プライベートシーンでそのように「しやすいよね」なんて“しやすい”という言葉を単体で使うのは全く問題ありません。

しかし、ビジネスシーンにおいてはそのような使い方をしないようにしましょう。

さきほど“「しやすい」の敬語表現”という項目でもお伝えしたように、「しやすい」という言葉は必ず動詞にくっつけて使うべき言葉だからなんですね。

これは「しやすい」という言葉を使うにあたって基本的な使い方になりますから必ず押さえておくようにしましょう。

例えば「この案件はクリアしやすいですか」と質問を受けた時に、早くに相手に伝えなくては!というような気持ちから焦って「はい!しやすいです!」なんて答えてしまう方もおられるかと思います。

しかし、そのように「しやすいです」と単体で使うのは相手に失礼に当たりますし、人によっては「敬語も使うことができないのか」なんて思われることになるでしょう。

そうしないように、どんなに焦っていたとしても必ず「動詞+しやすい」という形で相手に物事を伝えるように気を付けるようにしましょう。

プライベートシーンでも「動詞+しやすい」という形をとることによって、ビジネスシーンでの間違いを防げるはずです。

2.なぜしやすくなったのかの説明を必ずする

あなたは、“とにかくその物事が簡単であることを伝えなくては”という医師に駆られてしまっているかもしれないですね。

それに相手も“どれがやりやすいのかどうか”という点に注目していることもあるでしょう。

そうすると、その理由を伝えることなく“しやすいこと”だけを相手に伝えてしまうものです。

しかし、そのように「しやすいかどうか」ということだけを伝えるのはビジネスシーンにおいては“情報不足”となります。

そうなりますと、後になって大きな問題になってしまってもおかしくはないんですね。

そうしないために、「しやすい」ということを伝えるためには、必ず“なぜしやすくなったのか”という説明を必ず行うようにしましょう。

そうすることによって、相手からの理解も深まりますし、相手にとっては不信点をなくすことができるのでビジネスの相手として信頼されるようになるんですね。

あなただって取引先の相手から急にどう考えても難しいと思われる仕事に対して「この案件は高い利益を生み出しやすいですよ」なんて言われても信じることができないですよね。

ビジネスシーンにおいては、どんなに小さなことでも“その理由”の説明が必要になるのはこのことからなんです。

正しい意味を知って正しく使おう

今回は、ビジネスシーンでもパブリックシーンでもよくつかわれる言葉である”しやすい”という言葉について特集してきました。

あなたは、この言葉の意味や使い方、そして使う際の注意点などを納得して理解することができたでしょうか。

かなり詳しく、それもいろいろな角度からお伝えしてきたのでもう自信満々になられているかと思います。

かといって、油断すると間違って使ってしまうのが”よく使われる言葉”なんですよね。

あなたの周りには、もしかしたら間違った意味や使い方で「しやすい」という言葉を使っている人がいるかもしれません。

そのような人に流されないように、この記事で学んだことをぜひともビジネスシーンで生かすようにしてみてください!

きっとあなたの人生そのものが良い方向へ向かっていくようになるはずです!

なにか不安になったらまたこの記事を読み返してくださると幸いに思います。