学生時代を経て社会人になると、これまでの世界とは全く別の世界が広がっていて戸惑うことも多いことかと思います。

仕事内容はもちろん、在籍している人の年齢層や人間関係の広さにこれまでにない緊張感を覚えることでしょう。

また、初めて「上司」「お偉いさん(取締役など)」という存在ができて、どう接していいか困っている人もいることでしょう。

学生時代でも「先輩」という目上の存在がいたことでしょう。

その年齢差はだいたい2学年から3学年程度と差はそんなに広くなく、フランクな学校であれば先輩に対しても同い年の友達のような感覚で接して気楽に過ごしていたという人もいるはず。

ですが、社会人になって会社に勤める以上、学校のようなノリで接することが許されません。

特に言葉遣いなど初歩的なことは気をつけなければいけません。

例えば「お先に失礼します」という言葉を1つとってもそうです。

仕事を終えて自分が退社するときに使う言葉なのですが、この言葉を使うためにも色々とルールはあるのです。

たったこの言葉1つだけで好感を持たれることもあれば、「アイツはダメだ」と思われることもある…社会とはそんな世界です。

どうせなら好感を持たれていい社会人ライフを送りたいものですよね。

今回は社会人としての必要な言葉を理解するために、「お先に失礼します」という言葉に注目して正しい使い方や注意点などをお伝えしていきたいと思います!

ほかにも、間違いやすい敬語や上司に好かれるためにポイントなどもご紹介しますので、新入社員や就活中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!

「お先に失礼します」は正しい使い方?

退社するときは「お先に失礼します」と、まだ会社に残っている人たちに声をかけて帰りますよね。

そんな挨拶を受けた周りの人は「お疲れ様~」「また明日ね」と優しく見送ってくれることでしょう。

しかし、一部の人はちょっと曇った表情…。

実は「お先に失礼します」は、挨拶する相手や場合によっては適切ではないことがあります。

基本的には「お先に失礼します」で意味は伝わりますし、問題はないのです。

ですが、社会人としてはちゃんと本当の意味や正しい使い方などを理解しておきたいですよね。

「お先に失礼します」をビジネスで使う際の3個の注意点とは

「『お先に失礼します』の一体何がいけないんだ?」「だったら、ほかにどんな言葉をかけて退社したらいいんだ…」と思っている人も多いはず。

「お先に失礼します」という言葉は、全面的にNGというわけではなく、使いどころや相手に応じて注意する必要があります。

ここでは、「お先に失礼します」をビジネスで使う際の注意点をお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

自分から退社する時には使わない

事情があって会社を早退するときなどは、単純に「お先に失礼します」だけでは丁寧な挨拶とは言えません。

もし、早退するために定時前に帰宅するときは、上司や先輩には「今日は体調が優れないため、お先に失礼させていただきます」「親戚に不幸があったため、今日はお先に失礼いたします。

ご迷惑をおかけして申し訳ございません」など、理由を添えて退社する旨を伝えましょう。

「ご迷惑をおかけしますが…」などの相手への気遣いを感じさせる言葉も添えることができたら、よりGOODです!

結果的には「お先に失礼します」というニュアンスの言葉は使っているのですが、業務終了前に自分だけ退社するわけですから、より丁寧に退社する挨拶をするのがベターでしょう。

仕事をすべて終えた上で挨拶をする

「お先に失礼します」という言葉を使う大前提は、「今日の分の自分の仕事が全部終わっている」ということです。

突然「お先に失礼します!」というと、上司や先輩は「おいおい、ちゃんとやることやったのか?」「お先にとか、言っている場合?」と思われてしまうことがあります。

新入社員や若手社員の場合は「お先に失礼します」という前に、まず上司や先輩に「何かやることありますか?」「お手伝いすることはありませんか?」とたずねてみましょう。

その結果「今日はもういいよ」「大丈夫だよ、お疲れ様」と言われたら、そこで初めて「では、今日はお先に失礼します」と言うのがいいでしょう。

「もう就業時間終わっているのに、なんでそこから何かやる前提で声をかけないといけないのか…」「建前で聞くとしても、これでホントに仕事振られたら最悪」と思う人もいるでしょうが、これは社会人としてのマナーでもあります。

上司や先輩が何かやっていたら、学ばせてもらう気持ちや手伝う意思を見せることが大切ですよ。

大きな声で挨拶はしない

「お先に失礼します」という言葉を使って退社するということは、ほかの人はまだ会社に残って仕事をしている状態ですよね。

まだ頑張っている人がいる中で、大きな声で退社の挨拶をするというのはよくありません。

確かに挨拶はハッキリと大きな声でするのが好ましいのですが「お先に失礼します」は例外です。

他の人に配慮しつつも、ちょっと申し訳ない気持ちを見せて「お先に失礼します」というのが、好感度を高めてくれますよ。

「お先に失礼します」を他の言い換えにすると


「お先に失礼します」だけでは人や場合によっては適切ではないことはあるのは、前の章でお分かりいただけたことかと思います。

ここでは、「お先に失礼します」よりももっと丁寧な言い方をご紹介しますので、い座というときに使い分けられるように参考にしてみてくださいね。

「お先に上がらせていただきます」

終わることを「上がる」ということがあるように、終業時間を迎えて退社するときに「お先に上がらせていただきます」ということがあります。

意味としては「お先に失礼します」と変わりはなく、別バージョンの退社時の挨拶に丁寧な言葉遣いは加わったものです。

「お先に申し訳ございませんが本日は失礼いたします」

「お先に失礼します」とかなり丁寧に伝えるのであれば、「お先に申し訳ございませんが、本日は失礼いたします」というのがいいでしょう。

大切なお客様や取締役などのお偉いさんがいらっしゃるときは、この一番丁寧な言い方で退社するのがいいでしょう。

(状況にもよりますが、出来ることならお客様や偉い方をお見送りしてから退社するのがベターです)。

「本日の業務が終わりましたのでお先に失礼いたします」

本来であれば、退社する前に上司や先輩に他にやることはないか、手伝うことはないか聞いてから退社するのが好ましいのです。

ですが、以前から決まっていた用事が入っていたり、病院行くなどの外せない予定があるときは「本日の業務が終わりましたのでお先に失礼いたします」と声をかけて退社するといいでしょう。

ここで気遣いを見せて「じゃあコレ…」「よかった、手伝ってくれるの?」なんて言われたら困ってしまうときもありますよね。

そんな時は、丁寧ながらも「終わったから帰る!」という意思が伝わる退社の挨拶をしましょう。

他にも間違いやすい敬語があるんです!

先ほどご紹介した「お先に失礼します」という言葉は、正しいものだと疑わなかった人も多かったことでしょう。

退社時に「お先に失礼します」というのは、使う相手によって一辺倒に間違っているということは言えませんが、厳密に言うとグレーであるのが現実です。

言葉って本当に難しいものですよね…。

そして、この「お先に失礼します」以外にも使いどころが難しく、間違いやすい敬語というものは色々あります。

ここでは、ビジネスシーンで特に間違いやすい言葉についてお伝えしていこうと思います。

「了解しました」

先輩や上司から指示を受けたときに、思わず「了解しました!」と言ってしまう人も多いことでしょう。

私の周りにも同じようなシチュエーションで「了解しました」を使っている人はホントに多いです。

「了解」と言われている先輩や上司も普通の反応です。

よく使われている言葉なので「これでいいんだ」と思ってしまいます。

でも、実はこれ、あまり良くないのです。

「了解」という言葉は同僚や目下の人に使う言葉なので、目上の人に対して使うのは失礼に当たってしまいます。

目上の人には「かしこまりました」「承知いたしました」などと言うようにしましょう。

「ご苦労様です」

新入社員がよくやってしまうがちな敬語の中の1つに「ご苦労様です」という言葉があります。

「ご苦労様」というのは、目上の人は目下の者に対して労いを込めてかける言葉です。

それを上司や先輩などの目上の人にうっかり使ってしまう新入社員は多いものです。

言葉を知っている人は、そんな新入社員の姿を見るとギョッとしてしまいますよね…。

目上の人に対しては「ご苦労様です」ではなく「お疲れ様でした」を使うようにしましょう。

(社内で失敗したくない人は、目上目下に限らず一律で「お疲れ様です」を使うことをおすすめします)。

「お世話様です」

お客様や取引先などの社外の人に挨拶をするとき、「お世話になっております」というのが普通なのですが、たまに「お世話様です」という人がいます。

これは「お世話になっております」をかなり砕けた言い方をしたもので、正しい使い方ではありません。

言いたいことは伝わるのですが、相手に対する丁寧さや敬意が欠けている印象を持つので、ビジネスシーンでは使わないように気をつけましょう。

「ごめんなさい」

人に謝罪をするときは「ごめんなさい」というのは常識なのですが、ビジネスシーンでは「ごめんなさい」は正しい言葉遣いとは言えません。

子供は母親に叱られたときや、友達に謝るときに「ごめんなさい」というのは合っていても、社会人が先輩や上司、取引先などに謝罪するときに「ごめんなさい」を使うと、なんだか違和感ですよね…。

ビジネスの場で謝罪するときは「ごめんなさい」ではなく「申し訳ありません(ございません)」を使うようにしましょう。

「ごめんなさい」でも気持ちは伝わるのですが、幼い印象を与えてしまうので、使わないようにしましょう。

「とんでもございません」

仕事をしている中で上司や先輩、お客様などからお礼を言われたりしたときに「いえいえい、とんでもございません!」と言う人もいますよね。

「大したことはしていないので、礼は及びません」というような意味でよく使われています。

実は「とんでもございません」という言葉は日本語として間違っており、正しく言い換えると「とんでもないことでございます」となります。

ですが、最近では「とんでもございません」でも相手に意味が十分に伝わっているので、完全に間違っているとは言い切れなくなってきました。

日本語としては間違っているが世間的にはグレー…なんだか中途半端な言葉ですが、使っても大きな問題はありません。

状況によって「恐れ入ります」などに言い換えてみるのもアリですよ。

「ご覧になられる」

敬語や丁寧な言葉をしっかり使えるように心がけるのはとてもいいことなのです。

しかし、使い慣れていないうちはうっかりと変な敬語や丁寧語が飛び出してしまうものです。

例えば「ご覧になられる」という言葉。

一見とても丁寧なのでいい感じかなと思ってしまう人もいるでしょう。

実はこれは「二重敬語」になっているのでNGなのです。

敬語は原則として1つの言葉に1つまでというルールがあります。

言葉に詳しい人だと聞いた瞬間に違和感を抱くことでしょう。

また、二重敬語を使われると「なんかイヤミっぽく聞こえる」と嫌な思いをする人もいるので注意ですよ。

「言いました」

ビジネスシーンでの言葉遣いは難しいもので、「言いました」という言葉を1つとっても色々あるものです。

「こう言っていたよ」と人から聞いた言葉をほかの人に伝えるときや「私はこう言いました」と自分の発言を伝えるときも、それぞれの用途によって言葉遣いが異なります。

例えば「◯◯部長がそう言ってました」という言葉をビジネス的に言い換えるのであれば「◯◯部長がそうおっしゃってました」という敬語に直しましょう。

ほかにも「私は山田と言います」という場合は「私は山田と申します」という謙譲語を使うようにしましょう。

言い換えるだけで意味は同じなのですが、シーンに応じた言葉遣いをするように心がけましょう。

「大丈夫です」


上司や先輩から「これ、ちょっとお願いしてもいいか?」と仕事を振られると、思わず「はい、大丈夫です」と返してしまいそうです。

しかし、ビジネスの場では「大丈夫です」という言葉は適しません。

この場合は「承知しました」が丁寧な「大丈夫です」にあたります。

ほかにも、「◯◯しなくても大丈夫です」という意味での「大丈夫です」の場合は「◯◯しなくても問題ありません」などと言い換えるようにしましょう。

「大丈夫」1つをとってもさまざま言い換えが出来るので覚えるのが大変かもしれません。

ですが、使い分けることによって社会人としての格があがりますし、こちらの意図と相手のとらえ方の齟齬を防ぐことができます。

というのも、「大丈夫」という言葉だけだと状況が伝わりにくいあるからです。

例えば「明日、飲み会行くけど予定空いてる?」というふうに先輩に聞かれたとします。

そのときに「あっ、自分は大丈夫です」と答えると「どう大丈夫なの?」と思いますよね。

自分は「遠慮しますという意味の『大丈夫』」として言ったつもりが、先輩は「予定が空いているという意味の『大丈夫』」ととらえていたら大変ですよね。

この例は飲み会に関することでしたが、これが重要な取引に関することだったら大変なことになりますよね。

このような食い違いを起こさないためにも「大丈夫」という言葉は、ビジネスでは使わないように気を付けましょう。

「なるほど」

相手の言葉に同調したり、納得したときに「なるほど」という言葉が出る人もいますが、この言葉も目上の人に使うのはNGです。

「なるほど」というのは、相手の説明を受けた上で認める(評価する)ことが出来たときに出る言葉なので、立場が上の人に対して使うと「上から目線」と思われかねません。

もし、納得したときなどに「なるほど」と似たニュアンスのものを伝えたいのであれば「おっしゃる通りです」「左様でございますか」と言い換えるようにしましょう。

しっかり敬語を使う他にも上司に好かれる部下になるには?

言葉遣いは、その人の育ってきた環境や教養、人柄を表すものです。

ちょっとした言葉遣いでその人はどんな人かということがわかってしまうので気を付けたいところですが、言葉遣いにばかり気を取られてはいけません。

社会人になって会社で働く以上、敬語を使うことは当然です。

年上の人、立場が上の人には敬った言葉遣いをするのは社会人にとして特別なことではありません。

目上の人にさらに好かれるには、、その当然のこと以外にも気を遣うべきポイントがあるので、ここではそのポイントをご紹介していきたいと思います。

挨拶ができる

挨拶は社会人の常識というよりも、人と接することでの常識でもありますよね。

言葉か話せるようになってからは、どの家庭でも「おはよう」「おやすみ」などの挨拶は日常的に教えられてきたはずです。

挨拶をするのは当然で、小さい子でもできる簡単なことであると同時に、人間関係やコミュニケーションにおいてとても重要な役割を果たしているのです。

ですが、そんな簡単な挨拶すらできない(しない)という人はとても増えています。

すれ違いざまに軽く頭をペコッと下げる無言の会釈や、「お疲れっす…」「ちっす」といったような若者言葉や謎の簡略語などを挨拶とし、上司などの目上の人に使っている人もいるのです。

その上司などの心証は間違いなくいいものではありません。

そんな印象を与えないためにも、基本中の基本ですが「挨拶はしっかりすること」を心がけましょう。

積極的に仕事に取り組んでいる

社会人になり会社に所属していてお給料をもらっている以上、真面目に仕事をするのは義務です。

なかにはサボる技術を身につけてうまく手を抜いて仕事をしている人もいますが、基本的には積極的に仕事に取り組んで、一生懸命の人が上司などの目上の人から好かれます。

最初は気合が空回りしてしまうこともあるでしょうが、それも上司はわかっています。

誰でも最初のころは思うように活躍できないものです。

ですが、その一生懸命仕事に取り組んでいる姿勢はきっと評価されているはずです。

人懐っこい

仕事がデキる人というのは周りから一目置かれる存在で、会社にとっては利益になる人ですよね。

そんな人は会社から大切にされるのは当然ですが、仕事がデキる人以外にも会社の人たちから大切にされる人がいます。

それは「人懐っこい人」です。

人懐っこい人は人付き合いがとても上手で、周りの人たちに好感を持たれています。

人懐っこいことが直接会社に利益があるわけではありませんが、その世渡りの上手さや他人んお懐に入っていけるキャラはとても重宝されます。

何よりも上司などから愛されます。

人懐っこいというのも、会社の中でうまくやっていくための大切なスキルの1つなのです。

頼ってくれる

人懐っこい人は、困ったことがあるとすぐに頼ってくれます。

そんな様子を見ていると「すぐに泣きついて、困ったヤツ」と思われがちなのです。

でも、困ったことやわからないことがあるまま仕事を進められたり、大量に仕事を抱えたまま「大丈夫です」と意地を張られて納期に間に合わなかったりされるよりも、自分が「困った」「分からない」と感じたタイミングで頼ってくれるのが実は1番会社や上司的には助かるものです。

上司の反応がコワくて相談ができない、頼り方がわからないのでどう頼っていいかわからないという人は結構多いので、困ったらすぐに人に頼るというのは人懐っこい人の特権なのです。

しかし、気を付けたいのは「頼ってくれる」というのはおんぶに抱っこというわけではありません。

本気で困ったと感じているとき以外(面倒だからやってほしい、考えるのがダルいなど)は、しっかりと自分で動かないといけませんよ。

気配りができる

女性でも男性でも、周りから好かれる人は「気配りができる人」です。

もし誰かが困っていそうであれば「大丈夫ですか?」「何か手伝うことありますか?」と積極的に聞ける気遣いがあると、先輩や上司から好感を持ってもらえます。

自分に与えられた仕事だけをこなすのもいいのですが、ちょっとだけ周りを見回してみましょう。

そうすると自分よりも大変そうな人や難しい仕事をしている人がいるはずです。

そんな人にちょっとだけ気遣いをしてみるようにしましょう。

そうすると、いつか周りの人もあなたのことを助けてくれるし、上司からの評価も「気配りが出来て、人徳がある」と高いものになることでしょう。

仕事ができる

会社に勤めている以上、社員に最優先に求めてられているのは「仕事をする力」です。

いくら人格者でも全く仕事ができなければ使いものにならないし、上司も「いいヤツなんだけどな…もう少し頑張れないか?」とガッカリされとされてしまうものです。

また、「仕事ができる」と聞くとバリバリに業務をこなして高い能力を持っている人というイメージを持つでしょう。

ですが、そんな人だけが「仕事ができる人」と呼ばれるわけではありません。

特別光る能力がなくても、ちゃんと会社に貢献できるような仕事のやり方や姿勢を持ち、周りの人の業務も円滑に出来るような気配りを出来る人のことも「仕事ができる人」と言えるでしょう。

報連相ができる

社会人になると、学生時代のバイト以上に「報連相」が大事になります。

大事なことでも些細なことでも、自分に上司がいる以上はまずはしっかりと「報告」「連絡」「相談」をする必要があるものです。

例えば、自分でも処理できるような案件を誰にも何も言わず進めたとします。

ですが、イレギュラーが起きてしまい、自分1人では手に負えなくなったときにはじめて上司や先輩に相談しても「何故、勝手にこの案件を進めたんだ」「何も報告を受けてないぞ」と周りを怒らせて、困らせてしまうこともあるでしょう。

普段から先輩や上司に報告や連絡をしておけば、もし困ったことがあっても「あぁ、あの報告を受けていた案件か」「この流れなら◯◯すればいいよ」などと相談に乗ってもらえてアドバイスをもらえたはずです。

いつもしっかりとした報連相があれば上司も「こいつなら安心して仕事を任せられる」とアナタのことを頼りにしてくれることでしょう。

打たれ強い

どんなに慎重に仕事をしていても、人間なので誰だってミスを犯してしまうことはあります。

失敗して、先輩や上司から怒られて、それでどんどん1人前になっていくものです。

でも、中には失敗したショックや怒られたショックから会社を休んでしまったり、反抗的になったりする人もいるものです。

そんな人は上司から好かれるわけがありませんよね。

もし仕事で失敗して怒られても、すぐに立ち直れるような「打たれ強い人」が上司から好かれるものです。

どれだけキツく怒ってもへこたれずに、また頑張ろうとしている人は「コイツは見どころがある」「育ててやりたい」と先輩や上司の評判を上げることができるでしょう。

素直

人間は、子供であろうと大人であろうと素直が一番です。

素直な人は人からの教えや指示をまっすぐに受け止めることができるので、仕事での成長もとても速いです。

その上で仕事のミスをしたとしても、人からの指摘やお叱りも素直に受け止め、更なる成長への糧とできる人です。

そんな部下や後輩だと、目上の人は喜んで教育係りになってくれるでしょうし、たくさん可愛がってくれることでしょう。

素直であるということは、目上の人にとってはとても好印象材料なのです。

その逆に、変にひねくれたような考えをしている人や卑屈な人は色々勘繰ったり、できないことを人のせいにしたりするのでなかなか成長することができません。

そしてその様を見た上司や先輩からは「可愛くないヤツ」「ああ言えば、こういう言ってばかり」と思われてしまいます。

清潔感がある

社会人は身だしなみを整えることも1つのマナーです。

だらしない身なりでお客様の対応をしたり、大事な会議に出席したりするのは、相手に不快感を与えてとても失礼に当たりますよね。

また、自分の基本的な身だしなみを整えることができない人や不潔な人に大事な仕事を任せていいものかと不安感を与えてしまいます。

先輩や上司だけでなく、人から好かれるためには「清潔感」というものはかなり大切です。

不潔にしているとだらしないというイメージを与えてしまうので、どれだけ仕事ができる人でも損をしてしまうことでしょう。

また、不潔な人には単純に近づきたくないですよ…(汗)

仕事とは、相手がいて成り立つものです。

相手に好印象を持ってもらうためにも、清潔感は忘れないようにしましょう。

付き合いが良い

会社は仕事をするところですが、一緒に仕事をしている人もいるので「付き合い」というものはとても大切です。

ひと昔前には「飲みニケーション(コミュニケーションを文字った言葉)」なんて言葉があったように、仕事終わりの会社の人の付き合いは、まさしくコミュニケーションに最適な場だったのです。

そんな付き合いの席に頻繁に顔を出せる人は、上司や先輩からとても好かれてるものなのですよ。

最近の若い人はプライベートをとても大切にします。

上司や先輩から「このあと、飲みに行かない?」「来週の土曜日、ゴルフに行こう」と誘われることもあります。

しかし、そんな誘いもあっけらかんと「すいません、今日は1人で過ごすって決めているので」「休みの日は会社のことを考えたくないんです」と断る人が増えています。

プライベートを大切にしたりハッキリと断ることはとてもいいことなのです。

ですが、断られた方からすると「あなたたちとは付き合いたくない」と拒絶されているような気持ちになってしまいます。

せっかく誘ってくれた上司や先輩からすると「可愛くない後輩・部下」ですよね…。

断るのもアリなのですが、これからも仕事を円滑にしたいのであれば出来るだけ付き合いはしておくことをおすすめします。

ビジネスマナーを身に着けてしっかりした社会人になろう

いかがだったでしょうか?

学生時代に比べると、社会人は身につけないこといけないことがたくさんあって大変ですよね…。

それだけ「社会に出る」「責任を持って働く」ということは大変なことなのです。

なかには「仕事がバツグンにデキたら、言葉遣いとか指摘されなくなるだろう」というような考えを持っている人もいるでしょうが、社会はそんな甘いものではありません。

学生時代は部活などで能力が秀でていていれば、先輩への多少の失礼は許されたかもしれませんが、会社ではそれは通用しません。

ビジネスマナーを疎かにするように人は「基本的なことも身についていない人」としてダメ社員の烙印を押されてしまうのです。

上司や先輩、お客様から愛されて信頼される社員になるためにも、ビジネスマナーをしっかりと身につけるようにしましょね。