「こちらに受領印をお願いします」、なんて宅急便や「郵便物が届いた時には必ずのように言われる言葉ですよね。

そのような郵便物などを受け取るだけではなく、日常生活におけるいろいろなシーンにおいて「受領」という言葉が使われているものです。

あなたは、そんな日常にあふれている「受領」という言葉を正しく使うことができているでしょうか?

人によっては、「仕事で毎日のように発しているから間違っているはずはない」と言い張るかもしれないですし、「その意味について深く知っているかといえばそうではないかもしれない」なんて少し自分の語学力に対して不安を抱えている方もおられるかもしれないですね。

「受領」という言葉に対して自信を持っている方のなかでも、「受領」という言葉を間違って使ってしまっている人ってたくさんいるんです!

特に日常的に使っている人ほど「受領」という言葉がどのような意味を持っているのか、しっかりと把握できていないことのほうが多いんですよね。

なぜかというと“なんとなくのニュアンスのまま”でも十分に使えてしまいますし、それで相手が言ってることも理解できるし、反対に相手に意味を伝えることもできてしまうからなんです。

とはいっても、日本人としてしっかりとした「日本語」を理解しておきたいものですよね。

この記事では、そんな「受領」という言葉について特集しています。

ずばり、この言葉「受領」にはどのような意味が含まれているのか、どのように使えば正しいのかについてあらゆる角度から解説しています。

また、それだけではなく煮えいる言葉である「受理」という言葉にはどのような意味があるのかについてもお伝えしていますよ!

ぜひ、今回の記事を読んで、毎日のように使っている「受領」という言葉への考えを改めなおしてみてくださいね。

「受領」を正しく使えてる?

あなたは、日常的に「受領」という言葉をつかえているでしょうか?

また、その言葉を日常的に使っているという方は、その言葉の意味をしっかり理解して、それがどのような意味なのかを把握してつかえているでしょうか。

冒頭分でもお伝えしたように、郵便物が届いたときに「受領印をお願いします」なんていわれますよね。

そのような言葉を言われることで「ああ、受け入れることを承知したことを受領というんだな」「受け入れること自体を受領ということができるんだな」と感じている方もおられることでしょう。

そのように、誰かが使っていたニュアンスで新しい言葉に出会うものですが、そのままですときちんとした意味を理解していないことになりますよね。

「あの人がこのような意味で使っていたからこのような意味で使って問題ないんだな!」なんて思うことになるでしょう。

しかし、それでは「受領」という言葉を正しく使うどころか、本当の「受領」という言葉にはどのような意味があるのかなんていうことまでも把握できないことになります。

つまり、いつまでたっても「受領」という言葉を正しく使うことができないということなんですよね。

それでは、大人として、社会人として少し恥ずかしいと思いませんか?

今はないとしても、いつか子供や部下などから「その使い方間違ってますよ」なんて指摘されることになるかもしれません。

そのような恥ずかしいことにならないように、今から「受領」という言葉の正しい意味を理解し、どのように使えばいいのかまでもしっかり把握しておきましょう!

「受領」の意味

あなたは、これまでにどのような意味合いが含まれていると思って「受領」という言葉を使用してきたでしょうか。

その意味は果たして合っているのでしょうか?

ずばり、今回の記事のテーマともなっている「受領」という言葉には、「モノやカネを受け取ること」「江戸時代において優秀だと認められた人が官位などを与えられること」というような二つの意味があります。

それぞれについて詳しく見ていきましょう!なかには、「二つ目の意味があるなんて知らなかった!」と驚いている方もおられるのではないでしょうか?

モノやケナを受け取ること

すでに何回もお伝えしていますが、郵便物や宅急便などを受け取る際にはその受け取ったことを示すために「受領印」や「受領サイン」をすることになりますよね。

そのサインをすることができなければ、その郵便物やy宅急便を受け取ることはできません。

そのような”物”だけではなく、お金などの金銭にかかわるものを受け取る際にもその受け取った証拠として受領印を押すことがあるかと思います。

つまり、「受領」という言葉は、モノやカネなどを受け取る状態を指している言葉になります。

つまり、「私はこの物を受け取りましたよ」「お金を受け取りましたよ」「そのことに相違はありませんよ」というような事実を証明することになります。

江戸時代において官位を認めること

歴史が好きな方であれば「受領」というのは、歴史に登場する言葉だ!とすぐにピンときたかもしれません。

しかし、歴史自体があまり好きではなかったり、とくに江戸時代に苦手意識を感じている人であれば、まさか歴史の中でも「受領」という言葉が使われていたなんて思いもしないはずですよね。

しかし、「受領」という言葉は、歴史のなかでも使われていました。

というのも、江戸時代において”優秀だ”と幕府から認められた人―なにかしらの功績を残した人―に対してそれなりの”官位・位”などを与えることを認めた、ということを示すために「受領」という言葉が使われていたんです。

現代では「モノやお金をうけとること」として使うことのできる言葉ではありますが、江戸時代においては「幕府が認める」という意味でつかわれていたということになりますね。

現代ではこのような表現で「受領」という言葉は使われませんが、このような意味合いとして使われていた事実があるということも一つの知識として頭に入れておくといいでしょう。

「受領」の読み方

これまでに「受領」という言葉には、いったいどのような意味があるのかについてお伝えしてきましたね。

もうその言葉の意味を理解することはできたのでしょうか。

おそらくできているかと思いますが、そのなかには「読み方がわからないのよね」なんていう方もおられるはずです。

たしかに、よく見かける言葉とはいえ、読むことの難しいと感じる言葉ってこの世の中にはたくさん存在していますよね。

そのなかに「受領」という言葉が含まれてしまっている人も少なくはないでしょう。

ということで、ここでは「受領」という言葉の読み方について解説しています!

「え?解説するまでもなくない?」なんて思っている方もおられるかもしれませんが、「受領」という言葉には、二通りの読み方がありますし、それぞれに使うシーンが異なるのでそのことについてしっかり把握しておきましょう。

この読み方も間違ってしまえば、とても恥ずかしいことになってしまいますからね!

じゅりょう

多くの人が「受領」という言葉を“じゅりょう”と読んでいます。

ずばり、さきほどお伝えした「お金やものなどを受け取るとき」に使うのがこの読み方の「受領」になります。

つまり、現代では「じゅりょう」という読み方で使われているということになるんですね。

まちがっても「じゅりょ」「うけりょう」なんて読まないように気を付けましょう!

ずりょう

「受領」という言葉には、「じゅりょう」という読み方のほかにも別に読むことのできる言葉があります。

それはずばり「ずりょう」という読み方なんですね。

どのような意味を持っているかといいますと、さきほど「受領」という言葉の意味でお伝えした二つの目の意味合いとしてこの言葉を使うときの読み方になります。

つまり、歴史上における読み方になります。

さきほどは、“江戸時代”において使うことのできる言葉ということでしたが、「ずりょう」という読み方をするのは“平安時代”のことまでにさかのぼります。

それも江戸時代のものとはちがって、国の官僚などについた人がもともとついていた人(前任していた人)から引き継ぎを得るときに使う言葉になります。

現代のビジネスシーンでも引継ぎはありますが、なんと平安時代にはすでに「ずりょう」という言葉で引き継ぎ作業が行われていたんですね!

それだけ「ホウレンソウ」がどんなに大切なのかを身に染みて感じることができるのではないでしょうか。

「受領」の使い方

すでにいろいろな角度から「受領」という言葉について解説してきましたね!

そのように意味を理解するだけでもすぐにこの言葉を使いたくなってしまう人もおられるのではないでしょうか。

そのような方こそ、「受領」問言葉の使い方に気を付けてほしいんです!

というのも、人というのは新しく知った言葉を“深く理解しないまま”に使うことによって間違った使い方をしてしまうことが多いからなんですね。

そのようなことにならないために、ここでは「受領」という言葉の使い方についてお伝えしています。

それぞれの例文を見ることで、「受領」という言葉がどのように使われているのかを確認していきましょう。

上記、確かに受領しました。

この文章は、どのような意味を持っているでしょうか?まずは意味を考えてみましょう。

ずばり「上の件については、たしかに了承しました(受け取りました)」という意味になりますよね。

つまり、“上記”に当たる部分に相手側からの要求するものが記載されていたのでしょう。

そのことを飲み込みますよ、受け入れますよ、という意味合いになります。

これはモノや金銭だけではなく、取引における“条件”であることもすくなくありません。

つまり、「受領」という言葉は、モノやカネなどの見えるものだけではなく“見えないもの”までにも使うことができるということになります。

受領書を発行しますので、少々お待ちください。

この例文はどのような意味を持っているということができるでしょうか?

ずばり、「受領書(受け取ったことを記す書類)を発行するので、少し待ってください」ということを伝えようとしていることになります。

「受領」というのは、モノやカネを受け取ったということ、受け取ることを示していますよね。

そのことを証明するのが受領書になります。

これは、その者などを受け取ったという証拠にもなるので必ず受け取ることになるかと思います。

このように受領した書類を示すこともあるんですよね。

該当する金品を受領した覚えはありません。

これはどのような意味かといいますと「該当する金品を受け取った覚えはありません」というような意味になります。

おそらく、この話し手というのは「該当する金品」というのを受け取った!と相手側からいわれえているのでしょう。

しかし、その証拠もなければ、そのようなものを受け取った記憶がないなんていうこともあるでしょう。

このように「受領」という言葉は、否定文のなかでも使用できる言葉になります。

本日、請求書を受領しました。


これは「本日、請求書を受け取りました」という意味合いになりますね。

その場で請求書を発行してくれることもあれば、後日になって発送されるようなこともあるかと思います。

そのように請求書を受け取ったということを記している文章になるんですね。

このように「受領」という言葉は、本来であれば過去にうけとることになっていたものを現在になって受領することになった時にも使うことができる言葉になります。

「受領」と似た意味を持つ「受理・領収・査収」使い分け


「受領」という言葉を使った例文をいくつかお伝えしてきましたが、その文章を読んでいるうちになんとなくの疑問が浮かんできたという方もおられるのではないでしょうか。

どのような疑問かといえば、「受理」「領収」「査収」という言葉に似ているなぁ・・・というものはずです。

ずばり、そのような「受領」「領収」「査収」というのはとても似ている意味を持っている言葉になります。

かといって、必ずしも同じシーンで使うことができるということではないんですよね。

そのようなことを知れば知るほどに「どのようなシーンでどの言葉を使えばいいの?」なんてどんどん不安な気持ちが芽生えてしまうのではないでしょうか。

そのようにしないためにも、ここでは「受領」と似ているような意味を持っている「受理」「領収」「査収」という言葉の意味やその使い方について解説しています。

それぞれの意味や使い方を知ることによって、「受領」とうまく使い分けることができるようになりましょう!

それにこの3つを使うシーンで間違ってしまっている人というのはたくさんいるので、これまでに使っていた方法があっていたのかまでもチェックしておくとよいでしょう。