「おはようございます」は日本中の津々浦々で使われている、超ポピュラーな挨拶言葉ですね。
皆さんもきっと、日常生活においてほとんど無意識に使っていると思います。
しかしふとした時に、何時までがおはようございますなのか?などと思ったことはありませんか?
特にビジネスシーンだと、適切な言葉を使いたいですよね。
そこで今回は、「おはようございます」のビジネスシーンでの正しい使い方について解説していきたいと思います。
「おはようございます」は何時までOK?
それでは早速参りましょう。
まずは「おはようございます」をビジネスで使う場合、何位までならOKでしょうか?そこからこの「おはようございます」について入ってゆきましょうね。
1.10時半までをひとつの目安に
「おはようございます」を使う時間、何時までOKなのか?厳密な答えは恐らくないと思いますが、大まかな世間の感覚でいえば「10時半」あたりが妥当なところではないでしょうか?
この「10時半」という設定、恐らく会社でもおうちの中でもそう大きな差異はないと思います。
では、どうして10時半という時間が「おはようございます」を使えるリミットとなるのでしょうか?
それは、これも厳密な答えとはいえないのですが、カフェやハンバーガーショップなどが「モーニングセット」と銘打って提供している商品の最終の時間帯に合わせている部分が大きいのではないでしょうか?
通常、どこの飲食店も11時になれば「ランチ」を用意します。
さすがに「ランチ」を提供してくる時間帯ともなると「おはようございます」は使いにくくなります。
で、その11時になる30分前あたりがお昼と朝の区切り時、と私は見ているのです。
全く論理的な解釈ではありませんが、ある程度の区切りの目安にはなると思いませんか?
口頭でのあいさつやメールも含めて
「おはようございます」という挨拶は、口頭でのあいさつやメールも含めて使うようにしましょう。
つまり何をおいてもまず「おはようございます」と言ってから、あるいはメールなどにそのように書き込んでから本題に入るようにするのです。
もし、「おはようございます」をカットしてしまっていきなり本題から入ってゆくような会話を始めてしまったら…。
恐らく相手はあなたのビジネスマナーを疑うでしょうし、それを頻繁に行う人であったなら今度はその人の人間性全てに対して疑いの目を向けるようになるでしょう。
それくらい朝のあいさつとして使う「おはようございます」は、最低限の常識、という事になるのです。
2.10時半を過ぎたら
では、今度は10時半を過ぎてしまったらどうでしょうか?
先ほども紹介しました通り、10時半あたりというのは非常に微妙な時間帯となってきます。
人によっては12時になるまでの時間は全て「おはようございます」で通す人もいるでしょうし、10時半を一つの区切りとして「おはようございます」以外の挨拶言葉を使うかも分かりません。
まあ、あまり時間について細かく見過ぎても判断が難しくなるだけです。
ここはピシッと10時半」という時間で区切って考えることにしましょう。
「こんにちは」に変える
よって、一応10時半を境にして口頭でもメールでも挨拶の言葉を「おはようございます」から「こんにちは」に変えておきましょう。
ただ、この場合も臨機応変、時と場合によります。
もし、あなたの会社の重役さんや社長さんの出勤時間帯であったなら、その日、初めて会う事になります。
そういった場合は、やはり「おはようございます」が相応しいかもしれません。
挨拶の言葉というのは「TPO」に左右されます。
あなたの所属する業界、会社の慣習や慣わしといったものを優先して行った方がいいでしょう。
「こんにちは」のビジネスでの使い方
それでは次に参りましょう。
ビジネスシーンにおける「こんにちは」の使い方についてみていきたいと思います。