それと同じように昔もその当時若者を中心に流行った流行などが存在しており、それを取り入れてる人たちモボ、モガなどと表現していたということです。
モボ、モガ、それぞれの流行のアイテムなどに関しては、後程詳しくご紹介していきたいと思います。
朝ドラなどの影響で見る機会も多い
流行は再び繰り返されるとお伝えしましたが、そもそもなぜ大正時代の文化がまた流行になっているのか不思議に思っている方も多いはずです。
その理由は様々なきっかけが存在していますが、一つの大きな理由としては朝ドラの影響などがあると言えます。
2013年に放送された「ごちそうさん」というドラマであったり「マッサン」「ひよっこ」「半分、青い」などの影響が考えられます。
これらのドラマに旬の女優さんが出演し、その当時の時代背景などを見かけたりすることも現在は圧倒的に多くなっています。
これらの影響によってその当時の時代背景などを知り、その時に流行ったものなどが再び注目を浴びていると考えることができるのです。
大正ロマンファッションは現代でも通用する?
大正時代のファッションは、さすがに現代では通用しないのではないかと考える人も多いと思います。
確かに一般的に考えると大正時代とはかなり前の時代という印象があり、現在のファッションとは似ても似つかないようなものだと思われがちです。
しかしながら、上手に工夫することによって過去に流行ったファッションなども現代風にアレンジをしたりすることができます。
昔のアイテムを今の時代にそのまま着るのではなく、あくまで一部分取り入れたりすることがポイントだといえます。
そのまま着てしまうとどうしても古臭い印象になってしまいますが、うまく一部分それを取り入れることによって上手に全体をまとめることができます。
そうすることで昔懐かしい印象を与えながらも、今風の流行りを抑えたファッションとしてまとめることができるようになるということです。
つまり、それなりのファッションセンスが求められるということであり、よく考えてコーディネートしないと古臭い印象になってしまうという注意点があります。
大正ロマンの服装や髪型の特徴9個
ここまでは大正ロマンに関連した基礎的な内容をいくつかご紹介してきました。
ある程度大正ロマンという言葉に対して全体的なイメージを想像できるようになったと思います。
その上で、ここからは大正ロマンの服装や髪型の特徴などに関して詳しくご紹介していきたいと思います。
先ほどもお伝えした通り、大正ロマンの服装や髪型などに関しては男性と女性で大きく異なるようになります。
当然、男性と女性では身につけるアイテムも違いますし、髪型も全く異なりますので、違うのが当たり前ですよね。
では、男性はどのようなアイテムが取り入れられ、反対に女性はどのようなアイテムだったのか、ということを詳しくご紹介していきます。
男性編
まずは大正ロマンにおける、男性の身に着けていたアイテムや髪型などをご紹介していきます。
大正ロマンが始まったことによってこれまでの伝統なのは一気に変化したと言っても過言ではありません。
それまでの日本と大正ロマンが始まってからの日本とでは全くファッションや髪型などは異なり、どちらかといえば現代に近くなったといえます。
そして、大正ロマンの特徴などが現代においても一部流行として用いられています。
これからご紹介するものなどが、現代のファッションにおいて取り入れられていることも多いので、その点も考慮した上でチェックしてみましょう。
着物からスーツへ
大正ロマンにおける男性の服装の変化として「着物からスーツへ」ということが挙げられます。
これはどういうことかと言いますと、それまでの日本の伝統としては男性は着物を着る事が一つも習わしでした。
現代においても歴史的なドラマなどで男性の昔の格好などを見たりすることがありますが、昔は着物が一般的な服装です。
しかし、大正時代になり大正ロマンを迎えてからは、男性の服装は大きく変化をするようになります。
それは西洋からの文化などが入ったことによって着物からスーツで服装などが変わっていったということです。
大正時代の初めの頃はまだまだこれまでの全統との葛藤があったので、スーツなどを取り入れてる人たちが少し色眼鏡で見られていました。
しかし、大正時代の中期になってからはこの服装が一般的になり誰もがスーツを着るようになっていきました。
清潔感もあり、きちんとした正装というような印象も与えることができるのでたくさんの男性が好んで着始めたのも理由だといえます。
今では当たり前に着用されているスーツも、元々大正ロマンから導入されたものであり、同時においては大正ロマンの一つの象徴だったと言えます。
吊りバンド
次にご紹介する大正ロマンにおける男性の服装の変化として「吊りバンド」が挙げられます。