情熱を維持し継続させることは容易ではありません。
情熱を持つ対象には、大きく2通りあります。
1つは、社会的地位や仕事への情熱です。
もう1つは、プライベートの趣味などに情熱を注ぎ込むケースです。
何れも、自分が大きな目標や関心を抱いている物事を実現させるために強い情熱を向ける対象になります。
自分にとって実現させたい物事に立ち向かうとき、平易なことばかりではありません。
時には、乗り越えなければならない難しい課題に直面することもあります。
情熱を持つためには、安易に諦めない精神力や積極性、プラス志向、自信や信念などを持ち合わせることのできる人になることが必要です。
自分が描いた目標の実現に向けて行動を進める中で、思い通りに進まずにストレスがうっ積することもあります。
また、自分の考えとは相容れない考えの人が現れることもあり、スムーズに進めることが難しい局面に陥ることもあります。
ですから、情熱を持つためには、ストレスに強く、目の前に障壁が立ち塞がっても前向きに考えてメゲナイ強い精神力が必要です。
時には、自分の考えを理解してくれる協力者が必要になることもあります。
このためには、日頃から人間関係づくりに気遣いながら信頼関係を築いておくことも大切です。
1.何事も前向きに捉える
物事には、思い通りに進むときと、期待通りには進まないときがあります。
期待通りに進まない状況に直面したときに自信を失くし後退するか、または前向きに捉えて乗り越える方法を考えるかは、その人の経験知や人生観により左右されます。
日々起きる物事は、時の流れとともに変化しながら我々の生活に影響を及ぼします。
時代の流れに取り残されないようにするためには、思い通りに進まない難しい物事であっても試行錯誤しながら前向きに捉えて進めることで、最適な結果に落ち着くことができます。
情熱を持った人の中には、成功体験を重ねてきた人が少なくありません。
思い通りに進まない状況に陥っても諦めずに、成功体験を活かして何事も前向きに捉えて、解決への糸口を見つけ出すことができます。
不平・不満・愚痴・悪口を言わない
難しい物事に直面したとき、自分に自信を持てない人は、目の前の物事と向き合わずに逃げ道を探すことに専念します。
責任逃れをするために、目の前の物事から逃げるのです。
逃げる人は、自分では責任を負わずに他の人に責任を負わせるために、不平・不満・愚痴・悪口を言うことがあります。
一方、今まで歩んできた人生の中で難しい物事にも真摯に向き合ってきた情熱のある人は、難しい物事から逃げることはしません。
自分で責任をとる覚悟ができていますので、不平・不満・愚痴・悪口を言わずに冷静に目の前の物事に取り組むことができます。
2.目標をもつ
目標をもつことは、日々の生活をより良くしたいときや、人生をステージアップさせたいときに必要になります。
自分の人生を有意義に前向きに過ごすか漫然と惰性に流されて無気力に過ごすかは、あなた次第です。
あなたの持つ人生観や価値観により、目標をもつことの大切さを認識できるかできないかに分かれます。
人生をより良くしようとせずに、無気力に漫然と過ごしている人は目標をもつことの必要性を感じることはありません。
一方、人生は日々の生活の積み重ねにより築かれていくと考えている人は、目標を持ち行動に移せる人です。
情熱を持った人は、目標を実現させるために積極的に行動に移すことができます。
やり遂げたいことは何か
人が歩んできた人生経験には様々なケースがあるように、人によって、やり遂げたいことは様々です。
やり遂げたいことには、仕事の面ではキャリアアップしたいとか、人生をステージアップさせることなどが挙げられます。
物事をやり遂げた達成感を味わう経験を重ねてきた人は、物事に優先順位を決めてやり遂げたいことは何かを明確にイメージすることができます。
一方、日常生活を惰性に任せて無気力に過ごしている人は、物事をやり遂げた達成感の無い人生を送ってきたため、やり遂げたいことがイメージできません。
達成感を味わった経験をもつ情熱のある人は、物事を解決に向けて取り組んでいく中で、途中で諦めることなく、やり遂げる意欲を持ち続けることができます。