ヴェラ・ウォンさんはニューヨーク出身の中国系のアメリカ人の女性です。
家庭は非常に裕福で、お母様がよく彼女と一緒にパリのファッションショーを見ることもあったようです。
少女時代はフィギュアスケートの選手として全米選手権にも登場したようです。
お金持ちですので、色々と一般市民とは違うところがあるなと感じさせられますね。
残念ながらフィギュアスケートで花は咲きませんでしたが、ファッション業界で花を咲かせる事となります。
23歳から16年間ファッション誌VOGUEでキャリアを積み、その後ラルフローレンで2年間デザインディレクターを務めます。
その後、自身のヴェラ・ウォンというブランドを立ち上げることになるので、ブランドを立ち上げた時には40歳を過ぎていたということになります。
長い下積み時代がありましたが、女性が憧れるとても有名なブランドになりました。
ヴェラ・ウォンさんの長い努力が伺えますね。
現代アメリカ文学作家『トニ・モリスンさん』
トニ・モリスンさんは、アメリカ出身の作家です。
なんとノーベル文学賞受を賞されています。
作家になったきっかけは、文学作品で進めたい本はあるのかということを言われたときに思い浮かばず、仲間から「自分で書いてみたら?」と言われて、作家の道を進むようになったと言われています。
それまではテキサス州の大学で教壇に立って大学の先生をされていたようです。
ですが、作風としては純粋なものではなく、露骨な人種差別等が描かれていて、あまり公にできるような本ではなく、一時的に禁書として扱われたこともあるそうです。
トニ・モリスンさんは、アメリカで黒人作家として初のノーベル文学賞受賞されている作家さんです。
作家のような芸術分野であると、40代からメキメキと頭角が出てくるというのはよくあることのようです。
アメリカの有名な料理研究家『ジュリア・チャイルドさん』
ジュリア・チャイルドさんは、アメリカの料理の母と言われるくらい有名な料理研究家です。
なんと料理に目覚めたきっかけはスパイ生活というから驚きです。
チャイルドさんは、CIAの前身にあたる戦略情報局というところに勤めていて、スリランカと中国に派遣されました。
そして中国で食べた中華料理に魅了され、料理に興味を持つこととなります。
また、ご主人は大変な美食家だったようです。
そんな夫の転勤でパリに渡った後、名門料理学校であるル・コルドン・ブルーに通いました。
32歳で料理を学び始め、40歳を前に料理教室を開きここで生徒たちにフランス料理を教えました。
そして、フランス料理本を出版しその本が大評判になり、数々のテレビ番組で活躍しました。
チャイルドさん実話を基に「ジュリー&ジュリア」という作品まで作られています。
このように40歳以降に芽が出る可能性は大いにあるのかもしれません。
ライフコーディネーター・クリエータの実業家『マーサ・スチュワートさん』
マーサ・スチュワートさんはアメリカの実業家です。
ライフコーディネーター・クリエイターという仕事は馴染みがなく、一体何なんだろうと思いますが、料理、園芸、手芸、などなどいろいろなライフスタイルに関することを提案しているクリエイターのことです。
自身の本がベストセラーとなったり、ライフスタイルブランドが大成功を収めるなどして、日本でもカリスマ主婦として有名でした。
一方で離婚歴もあり、今現在は独身なのだそうです。
40代ともなると、いろいろな立場の人がいますが、カリスマ主婦と言われるような方でも離婚歴があり、独身になってしまうこともあるのだなと感じさせられます。
ですが、仕事があれば女性も強いというのはこの人を見ていると実感させられますね。
日本の元通訳で翻訳家・実業家『松岡佑子さん』
日本にも40歳以降に成功している女性はいます。
翻訳家で実業家の松岡佑子さんは、ファンタジー小説であるハリー・ポッターシリーズの日本語訳として非常に有名になりました。
翻訳家としてずっと第一線をバリバリと言ってきたのかと思いきや、大学は、教養学部を出ていて、どちらかと言うと普通の女性といった感じです。
また、大学卒業後に松岡幸雄さんと結婚しています。