恋愛は若い人だけのものではありません。
寧ろ人生経験を経た40代の方が、大人のスマートな恋愛を楽しむことができるはずです。
人生は一度だけ。
「40代だから……」などと思わずに、素直な気持ちで恋愛を楽しんでみませんか?
きっと30代までとは違う、40代だからこそ楽しめる素敵な恋愛ができるはずですよ。
そこで今回は、40代の恋愛ならではの特徴をご紹介します。
人生、ずっと青春していたい!
十代の必死な恋愛、二十代の情熱的な恋愛、三十代の現実的な恋愛、いろんな恋をしてきた人も多いでしょう。
もうおじさんだから、おばさんだから……と赤の他人に遠慮しているあなた。
迷惑さえかけないのなら、恋愛は自由です。
いくつになっても若い気持ちを持って、青春していても良いはずです。
もういい歳だし、結婚できないかも、と諦めず、現実的で大人な40代ならではの恋を謳歌してみましょう。
40代の恋愛の12個の特徴
40代の恋愛は、若い頃の恋とはまた違ったものがあるはず。
どんな特徴があるでしょうか?
12個の特徴をあげてご紹介していきます。
1. 勢いや単純な感情だけで付き合わない
なんとなく好きかも、ちょっとかっこいかも、という勢いだけで恋愛にのめり込むには若さ故の体力が必要です。
40代の恋愛となると、それだけでは恋に飛び込めないですよね。
現実的に、相手が自分に何を求めているのか、結婚を考えているのか、収入は、結婚したら仕事はどうするのか、など色々考えなくてはならないこともあります。
若いときには勢いで乗り越えられたことでも、大人になってしまうと難しいもの。
でもその考えができるからこそ、大人な恋愛を楽しむことができるはずです。
勢いだけの恋愛はもう終わり。
相手の人間性を見た上で付き合うことができるのが40代の恋愛です。
2. 相手をよく観察してから付き合う
ライトな関係を求めているのか、結婚まで視野に入れているのか。
相手がどんな人なのか、見極めてからお付き合いを始めます。
名前も知らないネットで知り合った人、などの相手にのめり込めるほどの勢いはないし、ハイリスクであることも身をもってわかっています。
出会った相手の何を見て付き合うのかも、30代までの恋愛とは違います。
相手と何度も会話し、よく観察して、相手の過去も知った上で、お付き合いしていきたいと思う人も多いでしょう。
3. 金銭的に余裕がある
独身貴族を謳歌してきて、貯金がそれなりにあるという人も多いでしょう。
学生時代はデートでもファストフード店で済ませていた人も、この年代になると余裕ができていて、数千円のディナーも然程痛くないのではないでしょうか。
デートの質もあがって、行くお店や場所の選択肢も広がっていますね。
バーや会席料理、お寿司などを食べに行くこともあるでしょう。
日帰り旅行で遠出するなどもありですね。
少しリッチで素敵なデートを楽しめるのも40代の恋愛の魅力です。
4. 人生経験があるのでより深い会話ができる
人間、経験を積むことが何においても大切です。
今まで蓄積してきた経験は、必ずその人の人間性に深みを与えます。
大人ならではのより深い会話が楽しめるのも、40代の恋愛関係ならではです。
恋愛だけでなく、仕事や人間関係など経験してきたことをいかした会話ができるようになります。
若い人には話せないような相談事も話せるので、お互いに良きパートナーになれるでしょう。
5. 相手に対して思いやりを深く持てる
良いことも悪いことも、いろんな経験をしてきた人なら、相手に対する思いやりを持って接することもできるでしょう。
自分のことで精一杯で、相手にも悪気なくワガママを言ってしまっていた若い頃に比べると、余裕もでてきて冷静に状況を見極めることもできるようになっているのではないでしょうか。
恋をしてドキドキしたり、駆け引きを楽しんだりするような恋愛ではなく、お互いに安定を求める傾向が年とともに強くなっていきます。
結婚をする、しないにかかわらず、一緒にいて安心感が持てる相手を選び、思いやりを持って接するのが40代の恋愛の特徴のようです。
緊張する人より落ち着ける人といることで癒やしを求めることが多いかもしれませんね。
6. 子供を望むか否か
40代の恋愛は、何が何でも結婚したいというよりも、穏やかに一緒に過ごせるパートナーでさえあれば良い、という人も多いです。
高齢出産でも良いから子供が欲しい、籍は別に入れなくていい、など、結婚に対するスタンスが様々な可能性も高いです。
結婚に対してどのように考えているかも、お互いに話し合って確認する必要があります。
7. 離婚経験者は再婚し辛い
中には過去に結婚していたことがある、という人もいるでしょう。
子供がいるという人もいるかもしれません。
前の結婚を失敗したと思っていたり、もう愛する人を失うのは怖いと思っていたりする場合、再婚にも二の足を踏んでしまう人もいるのではないでしょうか。
お子さんがいる方は、お子さんの年齢によってもいろいろと考えてしまうかもしれません。
相手の人は初婚というときには、相手の人の考え方や周囲の人の考え方、あなたが相手の人に遠慮してしまうなどで、再婚しづらいということもあります。
逆に、離婚して吹っ切れているケースだと、一度結婚しているので親や親戚から「早く結婚しろ」とあまり言われず、プレッシャーのない中でマイペースで次の相手を探せるということもあるかもしれません。
一度失敗していると怖いものがなくなって、気が楽になる人も多いようです。
8. 仕事が忙しくてなかなか会えない
40代ともなると、会社でもそれなりのポジションについている人も多いでしょう。
仕事も軌道に乗ってばりばりこなしていると、なかなか定時で仕事を終えたり、土日をきっちり休んだりということも難しいという人もいるのではないでしょうか。
疲れて寝て過ごしてしまったりして、ゆっくりデートに当てる時間と心の余裕がなくて、近距離恋愛なのに遠距離なみに会えないこともよくあること。
毎日でも会いたい!という若い頃のような恋愛とは異なってきますよね。
9. 相手選びになかなか妥協できない
人によってはなんなら手当たり次第ちょっとでもいいと思う人とはとりあえず付き合ってきた、なんて人もいるかもしれません。
でももう若くないしな、と思ったとき、この人が最後の恋人になるかもしれないと思うとついつい相手選びには慎重になってしまいます。
せっかく良い人だなと思っても、「でも長男なんだよなぁ」などと、「好きだから好き!」では済まずに現実的に考えて、妥協できず機会を逃してしまうという人もいるかもしれないですね。
ただ、外見で判断して「素敵な人!」と思って好きになるパターンは少なくなってくるのも40代の恋愛の特徴。
見た目の格好良さ、可愛さよりも、表情や仕草、性格や話し方などで素敵と判断するので、内面が素敵であれば外見については妥協できるという人も多そうです。
年齢を重ねることで、内面が外見ににじみ出てきて、生まれ持った良さよりも努力や経験で身につけたものの方が実を結び、重要視されやすいのです。
10. 結婚に対する焦りに変化が
若い世代の恋愛はゴールが結婚になりやすいですが、40代となると人によって異なりそうです。
特に女性で結婚したいという方は、かなり焦ってしまっているかもしれません。
周囲からのプレッシャーも、男性より女性の方が厳しいでしょう。
比較的、「何が何でも結婚したい」という考え方は、40代になると薄れる傾向があるようです。
恋愛相手に同世代を選ぶのか、年上を選ぶのか、年下を選ぶのかによってかなり選択肢も変わってきます。
男性か女性かでも考え方が変わってきそうですね。
既に一度結婚生活を経験している人だと、焦らない傾向の方が強いようです。
一通り経験済みなので、「結婚したい」というよりも一緒にいられる人が見つかったら一緒にいたいかな、という程度の穏やかな願望の人が多い様子です。
結婚についてどういったスタンスでいるのか、確認しつつ恋愛を進めていく必要がありそうです。
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11.別れる怖さからズルズルと付き合いが長くなる
せっかく恋人ができて、また一から恋愛をするのがめんどくさいと思い、違和感を覚えながらもずるずると関係を続けてしまうこともあります。
結婚するつもりだったのになかなか結婚に踏み切ってもらえず、別れるほどの大問題もないのでつい付き合っているパターンもあるでしょう。
若いうちなら「また出会いもある」と思いやすいですが、40代ともなると「もう恋人などできないのでは……」と考えがちですよね。
もし別れることになっても、綺麗に別れられるように気をつける必要がありそうです。
若い頃は勢いやなんとなくで別れたり付き合ったりすることもありますが、40代ともなるとそれも難しくなるもの。
後がないと思っている人ほど、別れを切り出されると焦ったり取り乱したり、かなり未練を残してしまったりといった傾向があります。
ストーカー化して付きまとわれるなどの心配もありますので、注意しましょう。
12. お互いの親の介護問題が目前に迫っている
40代ともなれば、親は60代、70代であることが普通。
そうなると、親は退職し年金生活で厳しかったり、病気を抱えて入退院を繰り返したりということもあるでしょう。
自分しか面倒を見る人がいない場合は、親の介護をしつつ恋愛もこなすというのではパワーが必要です。
しかも、相手との生活を考える上で、親の介護問題もお互いに考えなくてはなりません。
他にも、相手の家族に借金を抱えている人がいる、引きこもっている人がいるなど、結婚後に苦労しそうな懸念事項があって、それが問題になって好きになっても恋愛にまで発展しないということもあるようです。
40代での恋愛のリアル
晩婚や年の差婚も珍しくなくなってきた昨今。
40代の恋愛は実際どのような感じなのでしょうか。
40代の未婚率
40代の未婚率は、1995年の国勢調査では男性が11~16%、女性が5~6%でした。
それが2010年は、男性が22~28%、女性が12~17%と2~3倍に増えているのです。
この数字は、未婚の人の割合なので、離婚して現在独身の人は含まれていません。
バツ持ちの人も含めると、更に増えるということになります。
40代の離婚経験率
2015年の調査によると、40代の離婚率は男性が11~16%、女性も10~16%となっています。
30代後半から40代前半に離婚する夫婦が多いようです。
40代の再婚率
同じく2015年の調査によると、40代の再婚は男性が29821件、女性が20884件です。
離婚したカップルの2/3前後の数のカップルが再婚しているようです。
40代の結婚願望率
2010年の国勢調査結果では、40代独身女性でその後10年の間に結婚したのは1%弱とされています。
40代独身女性の30%が結婚願望があると答えている調査結果もありますが、実現しているケースは少ないようです。
40代まで結婚しなかった理由とは
40代まで結婚しなかった人は、結婚したくないのか、したいのにできないのか。
どんな理由があるのでしょうか。
積極性が足りなかったから
積極的に恋愛をしてこなかった、という理由は多いようです。
特に恋愛をしたくなかったわけでもないのですが、かといって進んでしてきたわけでもなかったのでしょう。
その結果、結婚に踏み切るまでの恋愛にもたどり着けず、今一歩踏み出すことができないまま今に至ってしまった、というケースです。
若い頃は結婚に興味がなかった、という人もいるかもしれませんね。
昔はさほど必要性を感じられなかったので積極的に動いていなかったけれど、いざ40代になってみて、やっぱり結婚しておけば良かったと思って少し後悔している人のいるかもしれません。
仕事が忙しすぎたから
仕事で認められ役職も与えられて順調に出世。
特に女性は結婚して退職したり産休をとったりすると出世コースからはずれてしまう為、必死で仕事をしている間に気がついたら歳ばかりとっていたというパターンもあるかもしれません。
仕事に入れ込んでいる間に彼と会う時間が取れず、下手をすると彼より自分の方が稼いでいるという状態になって、自然とうまくいかなくなって別れてしまいます。
次に新しく恋人を作るのも疲れてしまい、踏み出す勇気もないまま忙しい日々を送っていたという人も多いでしょう。
相手を選び過ぎたから
自分を好きになってくれる人よりも、自分が好きになった人を選びたいと、好意を抱いてくれる人と付き合わなかった結果、というパターンもありますね。
どうせ付き合うならもっとこういう人がいい、と選り好みし過ぎていたのかもしれません。
過去の恋愛のトラウマで深く傷ついていたから
浮気をされた、二股をかけられた、など過去の恋愛で恋人にされたことに傷つき、恋愛に臆病になってしまったことも考えられる理由です。
トラウマのせいで新しい恋愛になかなか踏み出す気になれないまま、時間ばかりが過ぎてしまうこともあるでしょう。
周囲の反対にあってしまったから
親や友達など周りの反対にあい、恋人と別れてしまってその後新しい出会いがないというケースもあります。
結婚するつもりだったのに、周囲に結婚を反対されて、結局別れてしまったという人もいるでしょう。
シングルでの子育てが大忙しだから
バツイチ子持ちで、仕事と子育てで毎日いっぱいいっぱい。
新しい出会いもなければ、恋をする体力も時間もないという人もいます。
子供のことを考えてばかりで、自分のことが後回しになっている人も多いでしょう。
次に恋愛するとしても、子連れであることを理解してくれる人に限られるので少しハードルも高くなるのかもしれません。
自分の病気や親の介護のため
自分が病気で前の恋人と別れてしまった。
または親の介護が必要という状況だと、自分のことや親の面倒を見るだけで毎日が過ぎていき、なかなか恋をする余裕はありません。
病気の自分を理解して支えてくれる人、親の介護に理解のある人でなければ付き合うのは難しいので、自然恋人を作ることに消極的になってしまうのかもしれませんね。
日本の国に明るい未来が見いだせないから
年金制度も破綻し、結婚しない人も増えている現在。
別に無理に結婚しなくても、お金はそれなりに稼いでいるから、あとは貯金をしつつ一人で生きていった方が気が楽、という人も結構います。
おひとりさまが充実していたから
結婚したくない、とは思っていないのですが、かと言ってどうしても結婚したい!とまでは思っていないケースです。
ひとりで十分楽しんでいて、強くて人を頼ることも少ない女性に多いでしょう。
男性も一人の時間が好きで趣味が充実している人は、おひとりさまの時間がなくなるのを嫌がります。
一人でもセミナーや習い事、ヨガなどに出かけて楽しむことができます。
出会いなどがあっても『強い人』と認識され、男性が恋人にしたくて声をかけてくることがあまりないのです。
40代でも素敵な恋がしたい!そうすればいい?
40代、未婚の独身。
恋はしたいけれどそこまで積極的にはなっていなかった。
仕事は忙しく、プライベートもおひとりさまで十分楽しい。
貯金もそこそこある。
マンションも買っちゃった!なんて人もいるかもしれません。
実は40代が一番充実した恋愛ができるという話もあります。
どうしたら素敵な恋ができるでしょうか。
1.どんな恋愛がしたいのかよく考える
まず、今一度自分がどんな恋愛をしたいのか考えてみてください。
結婚をしたいのか、子供が欲しいのか、経済的な安定が欲しいのか。
一晩だけでも寂しいときに一緒にいてくれる人がいればそれでよいのか。
現代は昔に比べて恋愛や結婚にもいろいろな形があります。
形式に縛られるのではなく、本当に自分が欲しいものを見極めてから、それを確実に手に入れる方法を考えましょう。
割り切った関係でもいい?
同年代だけでなく、年上、年下と付き合うこともあるでしょう。
恋愛はできても結婚までは望めない関係もありえます。
年の差が有りすぎて結婚に至るにはいろいろな問題がある。
相手が自分の稼ぎを目的にしている。
お互いに納得しているのなら割り切った関係でも良いと覚悟を決めてしまえば、それはそれで心地よい恋愛になります。
2.出会いの場所を探す
まずは出会いの場所です。
仕事場と家の往復では、なかなか良い出会いは望めません。
かと言って合コンをするような年齢でもなし、周りは結婚して子持ちで紹介してくれるような人もいない。
とすれば、どうしたら良いでしょうか。
趣味の合う人と出会う
毎週通っているジムや、映画、コンサートなどで出会う人は、少なくともひとつは趣味が同じだということになります。
よく顔を合わせる人ならまずは挨拶から始めて、趣味のことで相談をするなどして距離を縮めていきます。
この人とどうしても付き合う、結婚するんだ!とがつがつするのではなく、仲の良い友達を増やすような気持ちで気楽に仲良くなってみましょう。
これから新しく趣味を始めて見るのも良いです。
読書会やセミナーなど、興味のあるものがあったら参加してみましょう。
パーティに参加する
抵抗がない人なら、街コンや婚活パーティに参加するのが良いでしょう。
結婚したい、恋愛したいという人たちが集まるので、前提条件から自分で絞らなくてもよいのは楽です。
知人を増やしたいのなら広く浅く、いろんな人と会話していくのが良いです。
良いなと思う人とじっくり話したい、という人は、立食パーティのような形式のものよりも、お見合い形式や少人数のパーティ、個室のあるお店でするパーティなどを選ぶと落ち着いて話せるのでおすすめです。
結婚相談所を利用する
街コンやパーティよりも更に本格的なのは結婚相談所でしょう。
かなりの数の結婚相談所があります。
大手から小規模の相談所まであるので、自分にあった場所を探して、物は試しで登録してみるのも良いかもしれませんよ。
料金やシステムがわかりやすいところがほとんどなので、手当たり次第にコンパなどに参加するよりも安くあがることもあるでしょう。
晩婚化が進んでいる現代では、多くの結婚相談所で40代以上専用のコースを設けているので、気兼ねなく利用できるのではないでしょうか。
3.過去を振り返ったり、比較したりしない
昔の恋愛を思い出して、あの時ああすれば良かった、などとくよくよしてはいけません。
そして、良い人が見つかって恋愛しようかというとき、過去の相手と比較するのもやめましょう。
比較してつい「あの人の方が良かった」と思ってしまうと、新しい恋愛に踏み出すことができません。
「前にスポーツ好きの人と付き合って、私そっちのけでスポーツばかりやる人だから失敗したしなぁ」と思って、スポーツが好きだという相手に距離を置いてしまうよりも、前の人とこの人とは違うというのを念頭に置いて、先入観を捨ててお話してみましょう。
4.40代ならではの魅力をつきつめる
若い頃にはない40代ならではの魅力はなんでしょうか。
容姿に自信があるあなたはそれでも良いでしょう。
ただ、特に女性の場合、男性は若い女性の容姿を好む傾向があるので、この先より状況が厳しくなっていくかもしれません。
容姿以外の魅力を見つけ、それを磨きましょう。
包容力がある、稼ぎが良い、頼りがいがある、などです。
5.相手の詳細情報を確認する
結婚経験はある?
良さそうな人ができたとき、あまりに個人情報を根掘り葉掘り聞くのはよくないですが、それでも最低限の情報は確認しておくべきです。
相手が結婚経験があるのか否か、経験があるとして子供がいるのか否か、などは確認が必要です。
相手が本当に綺麗に離婚できておらず、不倫扱いされて揉め事になるケースも無いとは言えません。
また、今は相手に親権がなくても、元結婚相手になにかトラブルがあったときに親権が移る可能性もあります。
そうなったときに恋人ではなく親になる覚悟があるのかどうかなど、40代からの恋にはそうした現実的な問題点も洗い出していかなくてはなりません。
経済状況は?
40代まで結婚したくてもできなかった人が相手の場合は、できなかったなりの理由があることもあります。
良い仲になってから実は相手に借金があった、なんてことになるとちょっと大変。
相手が離婚していて、養育費を支払っているということも。
もし相手と結婚する場合には、あなたの経済状況や生活にも影響してくることなので、確認しづらいこととは言え、きちんとチェックしておく必要があります。
家族の問題
親戚や家族がいるのか、離婚相手はどうしているのか。
親の介護のことも考えなくてはならない年齢です。
どうしても二人の愛情だけではうまくいかないことなので、このあたりのこともよく話し合わなくてなりません。
子供は欲しい?
子供が難しい体であることもあるでしょう。
43歳以降は妊娠しづらくなるとも言われています。
昔に比べて高齢出産が増えてきましたが、それでも若いときの妊娠出産に比べて、中毒症や合併症になるリスクは高まってしまいます。
もしも子供を考えるのなら、できるだけ早く結婚し家族計画を進めていかなければなりません。
同居人・パートナーとしての契約結婚
別に今更恋愛はしなくていい。
子供も欲しくない。
でも一人で生きていくのは寂しい。
そんなあなたには実は契約結婚が向いているかもしれません。
恋愛をしなくても結婚ができる、しかも結婚後も他人でいて良いというのは、お見合い結婚などでも得られないビジネスライクな関係です。
契約結婚とは
お互いに恋愛結婚ではなくて、ルールを取り決めてパートナーとして同居をするというやり方です。
様々なドラマや漫画でも主人公たちがしていましたね。
実は公に言っていないだけで、契約結婚をしていた、しているという人は一定数いるのです。
ある調査では、契約結婚はありかなしか、というアンケートに半数ほどの人がありと答えています。
比較的、若い人はナシ派、歳が上になるとアリ派が増えるようです。
40代だと恋愛に疲れてしまって、契約結婚に魅力を感じるのかもしれませんね。
恋のいいどこどり?
恋愛関係だと、相手に腹が立ったり妬いたりすることもありますが、契約結婚だと相手に恋愛感情がないので、別に遅く帰ってきても気にならないのですね。
仕事としてこなしているだけなので、お金を貰って作ったご飯を相手が今日食べようが翌日食べようが、正直関係がない、ということです。
恋愛結婚ではないのではじめから相手に理想を抱いていないので、理想と現実のギャップにがっかりすることがないでしょう。
その半面、夜に一人で家にいてテレビを見ているのは寂しいというときに、同じ屋根の下に人がいるというのはそれだけでもなかなかに心が慰められるもの。
それぞれ独立した生活を送りつつも、疑似恋愛のような恋愛関係の良いところだけとれるというのは都合よく楽で良いですね。
役割分担をして同居する
家事や仕事などを二人の間できっちり役割分担をします。
曜日ごとに当番制にするなど当人同士の納得のいくかたちでルールが決められます。
実際に運用してみて問題があれば都度改善できるよう、それも事前のルールに盛り込んでおくと良いでしょう。
周囲の人に契約結婚であることをカミングアウトするか否かも事前に相談しておきます。
住民票の移動だけなので、契約結婚を解消するときがきたとしても戸籍にバツはつきません。
戸籍を見られない限りは実際は籍を入れていないことはばれないです。
ただ働いている人は、会社に対して扶養家族の有無などの報告が必要なので注意が必要かもしれません。
普通結婚には自分の時間が奪われるというイメージがつきまといますが、契約結婚にはルール次第ではありますが、決めたことさえ守れば自分の自由に過ごして良いのでひとりの時間が邪魔されにくいという利点もあります。
他人だからこそ居心地がいい
適度な距離がある相手だからこそ、お互いのプライバシーも守れ、してもらうことが当たり前になりにくく、感謝の気持ちが続きやすいのです。
ネガティブな感情がなければ、やってもらったことに素直にお礼を言ったり、お誕生日におめでとうと言ったりできますよね。
恋愛関係だと過干渉になってしまって失敗することがありますが、契約結婚ではそうした失敗になりにくいのです。
恋愛禁止?!
恋愛感情がない方が契約結婚の場合は楽ですし、長く生活を続けていけます。
それでも長く一緒に暮らしていると情も移りますし、恋愛感情をもってしまった場合はその時点でこの先どうするのか話し合いが必要です。
逆に、同居するのも辛いくらい嫌いになってしまったときのことも契約条件に事前に入れておく必要があるでしょう。
もちろん話し合いで解決するならば話し合いです。
普通の企業の雇用主と従業員のように、給料のアップや休暇申請などでガス抜きをすれば続けていけるというケースもあります。
結婚を解消しても関係を続ける?
契約結婚に問題がでてきて続けられなくなったとき、それでも家政婦として家事の分担は女性側がしにくるという契約をしているカップルもいるようです。
妻としての雇用だけ解消し、家政婦としての契約は継続する、ということですね。
どうやって相手を見つけるの?
契約結婚の相手を探すなんて、恋愛相手を探すのより難しいのでは?と思いますよね。
実際に契約結婚をしている人に聞くと、友だちの紹介での出会いが多いそうです。
恋愛だとうまくいかない、好みじゃない、など出会った時点でうまくいかなくなるケースもあるでしょう。
しかし、契約結婚となるとその辺りは『人として嫌』でもない限りOKなので、ハードルが少し低くなります。
大抵は男性が、「家事をしてくれる人を探している」と女性を探すことが多いそうです。
家政婦を頼むほどではないとか、全く知らない人に頼むのはちょっと嫌だという人が友達のつてを辿って探して、まずは家事をしにいく契約を結ぶのが始まりなのだとか。
自立した大人同士の契約結婚
契約結婚を選ぶ人は、元々ひとりでも十分生きていける自活能力や経済力がある人がほとんどでしょう。
でも仕事が忙しい、大震災などなにかあったときにひとりでいることが不安になった、などをきっかけに、自分ができないところを補って欲しいと思って始めるもの。
もうひとりの自分に本来自分がやらなければならないことを分担してもらうようなイメージです。
恋愛は面倒だけれど、誰かと一緒にいたいという人にはピッタリではないでしょうか。
【40代の人はこちらを見てモテ度も上げましょう♪】