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居候するときの5個の注意点と、うま...(続き3)

本格的に居候をすることが決まったら、まずはお金に関する相談をするでしょうから、その際に家賃を含めた月々の支払いに関してきっちりと決めておきましょう。

お金はトラブルの元になりやすいので、最初に決めたら紙に書いて壁に貼るなりどこかに取っておくなりして、何かあった時にはそれを見ながら家主と相談し合うようにしましょう。

また、持ち家にお世話になる際には、家賃の支払いはしないこともありますので、その場合は予め月にいくら家主に渡すのかを決めておきましょう。

光熱費

光熱費は毎月微妙に変動しますので、その月ごとに折半することも多く、お金のやりとりが少し大変です。

とはいえ他の支払いも一緒に月末に家主に払うようにすれば問題はないでしょうが、光熱費の厄介なところは「どちらがどれだけ使ったか」ということが分からないことでしょう。

例えば家主に、「きみが来てから光熱費が5000円も増えたんだけど」と言われたら、それだけ多めに光熱費を支払わなければならなくなるかもしれません。

また、家主は入浴時間が短く、一方で自分は入浴に時間がかかる場合、ガス代や水道代を自分の方が多めに支払うべきかと悩んでしまうこともあるでしょう。

光熱費でトラブルになることもありますので、光熱費に関してもしっかりと月に一度は家主と相談して支払う金額を決めるようにしましょう。

また、もしも自分が光熱費を支払っていない場合には、入浴時間を出来るだけ短くしたり、ガスを使う時間を短くしたりと、光熱費を支払う家主を気遣って慎ましく生活をするようにしましょう。

食費や生活費

食費や生活費に関しても、きちんと家主と話し合って金額を決めましょう。

光熱費同様に、食費も生活費も毎月変動します。

例えば家主と相談して、2人で月に「3万円までしか使わない」と決めたなら、互いに折半してその金額内で食費を抑えるようにすることは可能でしょう。

また、食費も生活費も、月末にまとめて折半することも出来ますが、家主からもしも自分の方が多めに支払うように言われたとしても、住む場所を提供してもらっている以上はそれに従いましょう。

嫌な顔をすれば家主に気付かれて、互いにぎくしゃくしてしまいます。

ただしあまりに高額を求められたら、翌月からは食費や生活費に関するレシートは全て保管しておくなり、金額の詳細についての説明を求めましょう。

家主にやましい気持ちさえなければ、誠実に詳細について説明してくれるでしょう。

ただし理由は告げずに高額を請求してくるようなら、ほかの居候先を見つけた方がいいかもしれません。

4.生活について

居候をすることになったら、毎日の生活は基本家主に合わせたものになります。

家主に予定があって、食材の買い出しに行って欲しいと頼まれたら可能な限りそれを引き受けるべきですし、また共同生活で必要なものを買い出しに行くことになったら、当然自分もそれについていくべきでしょう。

居候は家主の家で世話にはなりますが、それは相応の対価を支払うからこそ継続して世話になり続けることが出来るのです。

衣食住はすべて家主任せで家事も協力しないようでは、遅かれ早かれ家を追い出されてしまうでしょう。

また、そんな寄生した生活をしていては、どこへ行ったところで長続きはしないでしょう。

それどころか友人の家を転々としている内に、「あいつは厄介者だ」と噂が流れてしまって、誰も家に置いてくれなくなってしまうでしょう。

そんなことにならないためにも、共同生活をする上では家主に極力協力する姿勢を見せましょう。

ご飯や買い物

ご飯が作れる人は、家主が忙しい時や一日交替などで自分も料理をしましょう。

不思議なもので人に作ってもらう料理というのは、格別美味しく感じられるものです。

楽しく共同生活が出来ているのなら、尚のこと食事の時間は楽しいことでしょう。

もし料理が苦手でも、家主が作っている時に何か手伝ったり、食事の後の片付けを自分がやったりと積極的に協力しましょう。

もしまったく料理が出来ないというのなら、代わりに食材の買い出しやその他の買い物は自分が進んで行いましょう。

自分に出来ないことがあれば、代わりに出来ることを積極的にやるようにすれば、家主に世話になりっぱなしという状況は回避することが出来ますし、家主に自分の協力する姿勢を見せることも出来るでしょう。

掃除や洗濯

料理は出来なくても、掃除や洗濯なら誰でも出来ます。

掃除は家主のやり方がありますので、どこをどのように掃除すればいいのかをきちんと最初に確認しておきましょう。

家主から説明されたら、定期的に掃除をしておくことで自分がその家で世話になっている恩を返すことにもなりますし、丁寧に使わせてもらっているという気持ちを表すことも出来ます。

また、洗濯もやり方を一通り教えてもらったら、溜ってきたかなと思ったタイミングで洗濯をしておくと、面倒な家事の手間が省けて家主も助かります。

ただし洗濯物はきちんと人のものと分けて洗いたいという性格の家主もいますし、「水がもったいないから4、5日溜めてから一気に回す」という考え方の家主もいますので洗濯をかける前には家主に確認をした方が無難でしょう。