「家賃が払えなくて・・」「親と喧嘩をして・・」「次の仕事の給料が入るまで・・」
など、さまざまな事情から友人や同僚などの家に居候をさせてもらうことがありますよね。
居候をし慣れている人も初めての人も、居候をする上であることに注意をしなければなりません。
それは家主との関係です。
家主との関係がうまくいかなければ当然居候はさせてもらえませんので、家主とうまく暮らしていくように日々気をつけながら生活を送る必要があります。
そこで今回は、居候する時の注意点や、うまく暮らしていくためのコツについてご紹介します。
誰かの家に居候することになったら…
ごく普通に生活を送っていても、ある時急に住む場所に困ってしまう状況になることはあります。
例えば親と喧嘩をして家を飛び出した先で、泊まる所がなくて困った時には友人や恋人を頼ることがあるでしょう。
突発的に飛び出したのなら居候生活も数日で済みますが、親とそりが合わずにこのまま家を出る覚悟がある時には、自分で住む場所を見つけるまでの期間は転々と居候生活をし続けることになりますので、ある程度覚悟をして居候生活へ臨まなければなりません。
居候経験のない人は、誰かの家に居候することを単なるお泊りと同じ感覚で考えているかもしれません。
しかし、お泊りと居候とでは立場も対応もまったく異なります。
単なるお泊りであれば「お客様」にすぎませんので、食事からお風呂の準備、寝床まですべて家主が面倒をみてくれるでしょう。
しかし居候生活に入ったら、基本的には自分のことは自分でやらなければなりません。
それどころか家主の代わりに家を掃除したり、ご飯を作ったりすることもあります。
衣食住の内の「住」を提供してもらうということは、それだけこちらも気を遣ったり恩返しをしたりしなければならないのです。
居候するときの5個の注意点
家主の家で世話になることが決まったら、必ず気をつけなければならないことがいくつかあります。
これをしっかりと意識して日々行動することが出来なければ、どんなに人のいい家主であっても、次第に居候に対して不愉快な感情を募らせ、そしてある日それが爆発して「今すぐ出て行け!!」と言われてしまうでしょう。
そうなっては泣きを見るのは自分ですので、家主に追い出されないためにも、いくつかのことに注意して毎日の生活を送っていきましょう。
具体的にどのようなことに注意すればいいのかを以下に挙げていきます。
今まさに居候をしているという人や、これから居候生活に臨むという人はぜひ参考にしてみてください。
1.ルールを守る
ルールはさまざまなところにあります。
例えば学校や会社、公共の場などで「〇〇をしましょう」や「〇〇をしてはいけません」などと全員に対して平等に決め事がされていることがあります。
これらのルールは、自分がその場所にいる時に適用されますので、その場所におけるルールを遵守する必要があるでしょう。
こうしたルールは、何も家の外だけに限った話ではありません。
誰の家にも暗黙のルールや決まったルールというものが存在します。
例えば「冷蔵庫のものは最後に使った人が補充をすること」や「最後にお風呂に入った人がお風呂掃除をすること」など、各家庭によってルールの内容はさまざまです。
そして居候をする場合、居候先の家にも決まったルールがあります。
「掃除機は必ず物置の右側に立てかけて置く」や「毎週水曜日には食材を買い出しに行く」など、明確にルール化されていなくても、家主が毎日の生活の中で決めていることもあります。
まずはそのルール、つまり家主の生活スタイルをよく知っておき、家主が自分で決めていることには自分も同じように従ったり、ルールを守るように気をつけましょう。
共同生活を快適に送るために
共同生活は最初こそ楽しいですが、時間が経つごとに次第にストレスが溜まっていきます。
それは家主も居候している人も、どちらもじわじわと同じようにストレスを感じるようになるでしょう。
例えば食べ終わった皿がいつまでもテーブルに乗っていたり、トイレットペーパーが切れた状態のままになっていたりと、そんな些細なことでも家主にとっては少しずつストレスに変わってきます。
そして小さなストレスが溜まった結果大きな爆発となって、居候に向けられることもあるでしょう。
もしくは毎回のようにお小言を口にしていても、一向に改善されないため我慢の限界がきて居候を追い出しにかかるかもしれません。
一方で、居候をする人にとってもストレスです。