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道楽と趣味の違いとは?道楽者の特徴5個(続き4)

道楽という言葉と趣味という言葉のそれぞれの意味を正しく理解いただけたところで、ここからは道楽という言葉と趣味という言葉の違いについてご紹介していきます。

それぞれの意味や類語、関連語を把握したうえで意味を比較してみても、やはり同じような意味を持っている印象を持つのは否めません。

しかしながら、この両者の言葉には明確な違いが存在しており、場合によっては使い分けられている言葉でもあります。

では、具体的にどのような違いが存在しているのか、チェックしていきましょう。

1.仕事とは別に熱中するものという意味では同じだが

道楽と趣味という言葉を比較して考えてみた時に、仕事とは別に熱中するものという意味では同じ意味を持っています。

なので、多くの方が同じ意味であると解釈をしやすくなっているのもこれが原因だといえます。

しかし、まったく同じ言葉なのかと問われるとそうではなく、厳密には若干の違いが存在している言葉です。

2.道楽は、酒、色ごと、博打などの遊興の意味合いが強い

道楽と趣味という言葉は一見すると同じような意味を持っていますが、深い部分まで考えてみると、意味合いの違いが存在しています。

どういうことかといいますと、道楽という言葉で表現できる意味の中には、「酒色、ばくちなどにふけること、またその人」という意味があります。

確かに趣味という言葉も道楽という言葉も、仕事以外の趣味に熱中するという意味では同じですが、道楽という言葉で表現するのは大体酒や色ごと、博打などが多いです。

つまり、道楽という言葉のほうが遊興の意味合いが強いということになりますので、若干の印象の違いが生まれているということになるのです。

根本的に全く違う言葉なのかと言われるとそうではないのですが、それでも聞き手によっては全く印象が異なる二つの言葉になる可能性もなります。

道楽という言葉を聞くとあまり良い意味合いではないと感じる方もいるかもしれませんので、この手においてはしっかりと注意をしておかなければいけません。

趣味という言葉で表現できるのか、それとも道楽という言葉で表現するべきなのか、よく考えて言葉をチョイスするようにしてください。

3.趣味は、道楽としての意味も含むが、内容としては多岐に渡る

趣味と道楽という言葉を比較して考えた時に、難しいのが趣味という言葉はどうらくとしての意味を含んでおり内容としては多岐にわたるということです。

つまり、趣味という言葉では幅広く表現することができるのに対し、道楽という言葉ではある程度狭い範囲を表現しているということになります。

なので、両者の言葉では表現できる範囲が広いか狭いかの違い、そしてある特定分野の意味合いが歩かないかということの違いが存在しているということになります。

しかしながら、道楽という言葉も広い意味合いで用いること自体はできるので、同じ意味であると解釈されたやすい状況を招いているといえます。

ある程度区切りをつけて、趣味という言葉と道楽という言葉を使い分けられるようにしておけば、意味が混同することはありません。

二つの言葉は若干の相違があり、まったく同じではないということに注意して日常的に使用するようにしてください。

道楽者の特徴5個

ここまでは趣味という言葉と道楽という言葉の違いをご紹介していきました。

両者の言葉がどのような意味がありどのような違いがあるのかということが理解いただけたところで、ここからは道楽者と表現される人間の特徴をご紹介していきます。

道楽者という言葉は、その名前の通り道楽を楽しんでいる人間を呼称したりするような言葉でもあります。

では、道楽者とは具体的にどのような特徴を持った人のことなのか、気になりませんか?

日常生活の中で、これからご紹介する特徴を持った人間がもしいるのであれば、想像しながら誰が道楽者になるの考えてみてください。

趣味を楽しんでいる人間とどう違いのか、明確に切り分けられるようになれば両者の言葉の違いを正しく認識することにもつながるので、チェックしてみてください。

1.怠け者である

まずはじめにご紹介する道楽者の特徴の一つに「怠け者である」ということが挙げられます。

なぜ道楽者が怠け者な特徴を持っているのかというと、道楽という言葉は仕事以外に熱中できる何かを持っている人間であるとご紹介しました。

つまり、仕事とは別に熱中できる趣味にふけり、それを楽しんでいる人間であるということになります。

そして、人によっては仕事を全くしないのに自分が楽しいと思える趣味ばかりに興じてしまっている人がいます。

そのような仕事を全くしないで趣味ばかり楽しんでいる人間のことをいつしか道楽者という言葉で表現されるようになりました。

なので道楽者の特徴の一つには仕事を全く行わない怠け者な特徴が含まれていると考えられます。

もちろん趣味もしっかり楽しんだ上で仕事をしっかりで行っているような人間も世の中には多く存在しています。

仕事をしっかりと行なっているのであれば、怠け者ということにはなりませんのでその前は道楽者の定義からは若干外れるようになります。

なので一方的に趣味を楽しんでいるからといってどうらくものという言葉で表現してしまうと相手に対して失礼にあたる可能性があるので十分注意してください。