そもそも後悔するくらいなら最初から手を差し伸べるような真似はしないため、献身的な人が誰かのために動く時には、一切の打算も後悔もないでしょう。
とくに女性の場合は、家族や恋人のように自分にとって大切な人に対してほど、献身的になります。
子どもが熱を出せば寝る間も惜しんで看病しますし、お金がなくなれば家族を養うために自分のやりたいことや好きなことは我慢して、一生懸命に働きに出かけるでしょう。
献身的な女性の守る家庭はとても盤石ですので、夫となる男性も安心して家のことを任せられるでしょう。
見返りを求めない
損得を考えないということは、相手に対して一切の見返りを求めないということでもあります。
損得勘定をしっかりと考える人は、他人を助けることで自分にどんな見返りがあるかを判断した上で行動します。
相手を助けることで自分に少しでもメリットがあると感じれば助けますし、何のメリットもないと判断すれば「自己責任だ」と助けることはしないでしょう。
しかし献身的な女性は元々損得勘定では動いていないため、誰かを助けた後でもその相手に見返りを求めることはありません。
その無償の優しさは、助けられた人にとっては有難いことでしょう。
すぐ行動できる
献身的な女性は、常に誰かのために一生懸命に尽くしています。
そしてそれは素早い行動となって表れています。
誰かに頼まれごとをされれば、今自分がしていることを中断して直ぐにそちらに移りますし、自分の都合よりも相手の都合の方を優先して動こうとします。
「自分のやっていることが終わったら手伝う」という考えではなく、「相手を手伝い終えてから自分のことをやろう」と考えて行動しますので、その分他の人よりもとても行動が速いです。
誰かが具合が悪いと言えば、その人の介護を最優先にして自分のことは後回しにしますし、そのために睡眠や時間を削ることを少しも厭いません。
そうした行動力の速さは周りの人からすればとても助かることも多いですし、同時にとても頼りになるでしょう。
2.母性が強い
女性の持つ献身的な部分は、母性からきていることが多いです。
そのため献身的な女性の多くは母性が強く、自分ではない誰かを守るということを重要視しています。
例えば自分よりも精神的に弱い人がいれば、その人の心の支えになってあげたいと思い、守ろうとするでしょう。
また、その人が挫ける度に手を差し伸べて、一緒に歩いて行こうとする優しさも持ち合わせていることでしょう。
精神的にではなく肉体的に弱っている時にも、肩を貸してあげようとする思い遣りの気持ちを持っています。
それが自分の家族に対してのみ向けられる女性もいますが、中にはすべての人に献身的に接することの出来る女性もいます。
自ら望んで看護師や介護士、福祉士になる女性の多くはそうした献身的な一面を持っていたり、誰かを守りたいと思う母性的な面が強かったりするでしょう。
困っている人を放っておけない
時々、「困っている人を放っておけない」タイプの人がいますよね。
このタイプの人は少なからず献身的な一面を持っていますが、女性の場合にはそれにさらに母性が強いことも多いです。
誰の心にも思い遣りの気持ちというものは存在しますが、それを表に出せるのかどうかは人によって違ってきます。
自分にも余裕がない人は献身的に他人を助けることは出来ませんし、自信がなく助けたくてもなかなか実際の行動には移せないという人もいるでしょう。
しかしそこから一歩を踏み出して、人を助けることが出来る人が献身的な人です。
女性の場合は母性も働きますので、単に困っている人を手伝うという感覚よりも、「助けてあげたい」「守ってあげたい」と思う気持ちの方が強いでしょう。
困っている人を放っておけないという気持ちも、そうした母性から生まれている可能性は高いです。
よく相談にのる
献身的な人、とりわけ母性の強い人は、困っている人や悩んでいる人がいると、「自分が力になってあげたい」と感じます。
そして「自分に出来ることはないか」という思いから、積極的に相手の相談にのることが多いです。
女性は男性よりも共感能力が高いため、他人の悩みに対しても、それをまるで自分のことのように感じ、親身になって相談にのります。
辛い経験をした人の話を聞くと、自分がもしも同じ立場だったらと考えて、相手の思いに同情したり、自分だったらどうするのかをアドバイスしたりもするでしょう。
そうした悩み相談に関しては、女性の方が男性よりも得意分野ですので、より積極的に他人の悩みを聞いたり、相談にのったりすることがあるでしょう。
3.気遣いができる
女性は比較的、男性よりも細やかな気遣いが出来ると言われていますが、献身的な女性の場合、その気遣いがかなり上手です。