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ゆとり教育が失敗だったと言われる7...(続き2)

学習内容の削減がありました。

どういう事かというと、昔というのは基本的に詰め込み教育と呼ばれるものでした。

いわゆる勉強をして知識量を増やしていくというような事を主として授業をしていたという事になります。

今でもそんなに変わりはないのでは?

と思うような人もいるかもしれませんが、この時代というのはいかにその事に関する知識があるのかという事だけで評価をされていた時代でもあるという事です。

簡単に言えば知識さえあれば、というようなイメージで良いと思います。

しかしながらそれを削減することで、何を重点的に置いたのかというと思考力であったり経験を主とした学習内容にしたという事です。

簡単に言えば「その結果になるのは何故なのか?」というような思考力が昔は全体的に低い状態であったのでそれを重視するために削減をして、知識量だけではなく、思考力や経験といったものが重視されるようになったという事です。

これは今で言う会社でも同じような事が言えますよね。

知識だけではなく、実際にしてみないと意味が無いです。

ここで重要なのは削減されたものはどのようにして補うのかという話になりますが、実はこの削減されたものは高校での学習で習うようになったのです。

なのでよく聞くのが「昔は中学で習ったけれど今は無いのか」というような事は、まさにこのゆとり教育があり、学習内容も変わったからなのではないかと思います。

総合学習の時間を追加

総合学習の時間を追加するというような事もあるでしょう。

これはどういう事かと言うと、どうしても苦手な科目であったり不足している、というような科目というものがありますよね。

それを重点的に、総合的に学習をする時間としてこの総合的な学習の時間が追加されました。

しかしながらゆとり教育でこれを行うことにより、学力が増えたというような事もあれば逆に減ったという例もあり、今では削減をされている傾向にあるのではないかと思います。

これも実は昔は詰め込み教育であったものを変えようとして実施されたものの1つであり、自分で考える、学ぶといった思考力を鍛える際にあるような時間でもあったのです。

選択学習の追加

選択学習の追加というような事もありました。

これは中学生の頃などに体験をしたというような人も多いかもしれませんが、選択科目というようなものが出てきたと思います。

自分が気になる分野に対してどんどん取り組むというような形で選択学習というようなものが追加されました。

基本的には今で言う5教科が主でしたが、それ以外の科目として選択式にしていたのもあるのではないかと思います。

相対評価から絶対評価に変更

ゆとり教育で変わった内容のもう1つとしては相対評価から絶対評価に変わったという事になります。

相対評価というようなものはクラスで50人いたとしてその50人の平均での評価をするという形です。

例えば50人中上位10人がA判定というような、いわゆる平均でその上の人数の評価が決まっていました。

しかしながらこの評価というのはどうしても個人差というようなものが出てきますよね。

誰もが同じ体力であり、誰もが同じ条件であるというような事は先ずないです。

身体が弱い人は体力が少なく、筋力が無い人というのは力が入らないので、体育的なものに関してはどうしても低くなってしまいます。

しかしながらこの絶対評価に変わることで全体で見るのではなく、その個人の実力を見て評価をするというような形になりました。

いわゆる今の実力からどれだけ成長をすることができるのか、という事が絶対評価という事になります。

相対評価の場合は全体の平均ですが、絶対評価の場合は1人1人を評価していくというような形になったのです。

ゆとり学習が失敗だったといわれる理由

ではこの様な制度が入ったにも関わらず失敗だったといわれるのには必ず理由というものがありますよね。

例えば知識量を増やす授業が減ったことにより学力低下をしたのではないかというような事や、忍耐力などが育たなかったというような事もあるでしょう。

特に一番に思うような事は競争心が育たないという事や、協調性がないというような事がゆとり教育をしての失敗だったのではないかという人もいます。

このゆとり教育の世代の人達というのは確かに難点な箇所も多いかもしれませんが、これがもっと早めに実施されたいた場合はどのようになっていたのかと想像をすると良いかもしれませんね。

ゆとり世代だからと言って皆がその様になっているわけではないという事を覚えておくようにしましょう。

ではどのようなことが失敗だったといわれているのか、詳しく見てみたいと思います。

1.学力低下に陥った


学力低下に陥ったというような事は、ゆとり教育を実施してから大きく見られました。

いわゆるその事に関して興味があるものであれば伸ばせるものの、苦手なものに関しての知識というものが全く入らずに、全体的に得意不得意というようなものが生まれ、学力低下に繋がったのではないかというような事もあるのではないかと思います。

学力低下になる原因がどうしても「学習時間が少ないから」というような事を考える人も多いかもしれませんが、決してそうではなく、学力低下に陥った原因はもっと他にもあるのではないかとも思います。

その1つには後から説明する「興味のないことをする機会がなかった」という項目で説明をしたいと思います。

2.忍耐力が育たなかった


忍耐力が育たなかったというような事もあるでしょう。

基本的に昔の人達というのはとにかく粘り強く勉強をするというようなイメージがありました。

これはいわゆる耐え抜くというような事であり、辛いことでも頑張るというような考えをするような人達が多い傾向があるのではないかと思います。

しかしながら今の環境というのは、辛いことから逃げるというような考えを持つ人が多く、また何かあると直ぐに反論をするというようなイメージを強くもっているので、忍耐力が育たなかったというようなことを考えるのではないかと思います。