行動心理学は、人の行動のもとになっている心を研究する学問です。

人が、なぜそのような行動をするのか、理由となっている心理状態を知る学問です。

人の行動パターンには、人の心理状態に応じて様々なパターンがあります。

多くのパターンの中から、人の行動を大きく分けると3つに分類できます。

一つ目は、人の役に立つ行動です。

二つ目は、人に被害を与える行動です。

三つ目は、他の人に影響を与えない行動です。

この3つの中で、行動心理学が発達してきた大きな理由のひとつには、二つ目の、人に被害を与える犯罪行為を未然に防止するための目的として、人の心を研究する分野が発達してきた面があります。

行動心理学は、心の状態が人の行動として顕われてくるという考えに立ち発展してきた学問分野です。

行動心理学でわかるオモシロ24法則

行動心理学は、人の心を研究する心理学と心の状態の結果である行動の研究をドッキングさせた学問です。

心が原因で行動が結果であるとして、原因と結果の関係を研究する学問です。

数世紀を経ながら多くの研究者から様々な説が発表されて、今なお発展し続けています。

人の心は、その時代の状況に翻弄されながら変化していきますので、着地点の見えない学問とも言える面があります。

人の目に見える『行動』から、目に見えない『心の状態』を知ろうとする行動心理学は奥深い学問です。

人の日々の生活の中で繰り広げられる様々な行動は、その人の心理状態が行動として表れてきます。

人の行動を観察することで、その人の心の状態を知ることができます。

人の行動を決定づける特徴的な心理状態を分類していくと、様々な人に共通するパターンが見えてきます。

特徴的な心理パターンを知ることで、なぜそのような行動をとったかが解明されていきます。

人の心が持つ傾向は、生まれ持った性格に左右されたり、様々な人生経験の中でつくられてきたり多様です。

1. 話しながら鼻を触る人に当てはまる法則


相手と話しながら鼻を触る人は、自身の緊張感を紛らわそうとする仕草です。

人の何気ない仕草は幼児期の生活習慣や癖が大人になっても残っているものです。

『三つ子の魂百までも』というコトワザ通りです。

幼児期の生活習慣の中で、鼻を触る、こする癖がついてしまうと、人の身体に染みつくと同時に心の潜在意識の中に深く定着してしまいます。

このため、大人になってからも、自分は意識せずとも無意識のうちに鼻を触る仕草により緊張感を紛らわそうとするのです。

人は相手から受ける圧迫感や抑圧感を感じると心が堅くなり、緊張感に包まれることがあります。

このとき、緊張感に包まれていることを相手に悟られたくないために、無意識のうちに自己防衛本能が働き、緊張感を和らげるために鼻を触る仕草をします。

2. 腕を組む人に当てはまる法則

相手を目の前にして腕を組む人は、相手を受け付けない、相手の考えを受け入れずにブロックする心理状態の表れです。

人は相手より優位に立とうとするとき、無意識のうちに腕組みします。

人は自分に自信があり力を誇示するとき腕を組んで上体を大きく見せようとします。

動物が相手を威嚇するとき身体を大きく見せようとすることと同じです。

また、相手を受け入れないとき、自身の身体の前面を両腕で防御しようとします。

両腕が身体を守るヨロイの役割を果たすことになります。

3. ずっと髪を触っている人に当てはまる法則


髪は女性にとって自己アピールのための大切な身体の一部です。

男性からの視線を浴びたい、向けて欲しいという欲求を心に抱いているとき髪を触り、寂しさを和らげようとする心理状態の表れです。

自分で自身の髪を触る仕草は、寂しさを紛らわすための慰め行為と言えます。

髪は女性にとって、自身の美しさや女らしさをアピールするための大切な役割をもっています。

女性は髪型を変えて自身のイメージチェンジを図ることがあります。

女性にとって自己アピールの役割を果たす髪は、女性の美しさをシンボリックするものと言えます。

また、髪型は、男の視線を引き寄せる働きをしますので、髪を触っている女性は、男の視線を引き寄せたい欲求を心に潜ませていることを表しています。

髪は顔の一部として女性の美しさをアピールするための大切な『宝』の役割をもっています。

髪を触ることで、『私の存在を忘れないで』という心の欲求が仕草として現れてきます。

女性の髪を触る仕草は、男性からの優しさを無意識のうちに求めている心の欲求と言えます。

4. 爪を噛む人に当てはまる法則

精神的な面で幼さの残っている人は、口惜しい思いをしたときに爪を噛むことがあります。

口惜しさを自身の爪に向ける仕草になります。

爪を噛むのは、軽微な自傷行為のひとつと言えます。

人は自身の思いが届かないときや身近な人に分かってもらえないときに、口惜しい思いをすることがあります。

口惜しさで心が傷つかないようにするために、心を傷つけないための『代替手段』として、身体を傷つけようとする軽微な自傷行為が爪を噛む仕草と言えます。

5. 人と一緒にいてもいつもスマホや携帯を見ている人に当てはまる法則

そばに居る人よりもスマホや携帯の方に身近さを抱いている人は、他の人と一緒にいても、いつもスマホや携帯を見てしまいます。

スマホや携帯を見ることで心が落ち着く心理状態は依存症の一種と言えます。

人と一緒にいても、相手を『退屈な人』と思い込んでしまい、会話をすることが面倒になり、スマホや携帯を『擬似的な話し相手』にしてしまう行為と言えます。

一緒に居る人に向かって、『あなたとは愉しいときを過ごせない』と心の中で思っていることの現れです。

6. あごをさする人に当てはまる法則

『あごで人を使う』というコトワザがあるように、あごは高慢さの象徴です。

職場において自分よりも立場が高くない人に向かって『アゴで使う』行為をする人は、自身の小心さや臆病さを隠そうとする行為と言えます。

また、恐怖で怯えているときの例えとして『あごがガクガクする』と言います。

つまり、アゴは高慢さと小心の両極面を表すコトバとして使われます。

日頃、あごをさする癖のある男は、周りの人に高慢なコトバをぶつけたい欲求に駆られている心理状態にあることを物語っています。

高慢な態度をする人の心理状態を探っていくと、小心者と言われる気が小さい、臆病の特徴が観えてきます。

高慢な態度は、自身の臆病さを隠そうとする行動と言えます。

奥さんや家族への家庭内DVをする男には、気が小さく臆病の傾向があると言われています。

あごをさする癖のある男とは距離をおきましょう。

7. すぐ口元を隠す人に当てはまる法則

口は心の内を表現する言葉を発する身体の器官です。

つまり心の内を周りの人に気付かれたくないときに、言葉を発しないようにする心理状態が口元を隠す仕草として表れてきます。

自分の本心、本当の姿を見せたくない、隠したい心理状態の顕れです。

また、顔の一部である口元を隠す仕草は顔を隠したいという恥ずかしい心の状態を物語っています。

周りの人への警戒心のため、本心を隠したい、素顔を隠したいという心理状態が口元を隠す仕草として表れてきます。

また、周りの人や目の前の人との会話が弾んでいても、すぐ口元を隠す仕草をしているときは、話し相手に心を開いていない、信頼していない、心を許していないことを物語っています。

あなたが男性なら、会話の相手の女性が口元を隠す仕草を見せたなら、一見親しそうに見えても、あなたに心を開いていないことの露われと言えます。

あなたは相手の女性から信頼されていないことを物語っています。

8. 瞬きの回数が非常に多い人に当てはまる法則

『目は口ほどに物を言う』というコトワザどおりに、目の仕草である瞬きは『心が瞬いている』心理状態を表しています。

心が『瞬く』状態は、緊張している、警戒している、怯えているときに起こります。

潜在意識が発する自己防衛本能が働いている状態と言えます。

男性のあなたにとって、目の前の女性が瞬きの多い仕草を始めたなら、あなたに警戒心を抱いている心理状態に包まれていることを表しています。

相手の女性は、あなたが語る話しの内容を信じていないことを物語っています。

もし、あなたが隠し事をしているなら相手の女性はそのことに気付き、あなたに警戒心を抱いている心理状態が、瞬きの回数が非常に多い仕草として反応していることを意味しています。

あなたの隠し事に、相手が気付いたとき、瞬きの回数が多くなります。

瞬きは心の緊張度合い、警戒度合いを表すバロメーターです。

目の瞬き回数が多い仕草は、目の前のものを見たくないとき、目の前のものを拒否する自己防衛本能の現れと言えます。

9. 独り言を頻繁に言う人に当てはまる法則

独り言は、寂しさで心が包まれているとき、話し相手を無意識のうちに求めている仕草と言えます。

日々の生活の中で、話し相手が欲しいときや自身の気持ちを分かって欲しい、理解して欲しい心理状態の顕れです。

自分の考えを分かってくれる人を無意気のうちに求めている孤独感に心が包まれている状態に起こる仕草です。

独り言は、仮想の話し相手を自分の身近につくり、『バーチャルの人物』に話しかけているのです。

親しい話し相手が欲しい、親しい友人が欲しい、心を許せる人が欲しいという心の叫びを物語っています。

自分の気持ちを話す行為は、相手の同意を得ることで『自分は認められている』、『自分のことを理解してくれている』、『自分は独りではない』という、自分は社会の一員であり孤立していないことを確かめる行為でもあります。

人は潜在意識の中で、世間から『浮いた』存在になることを絶えず警戒しています。

自己防衛本能は、社会から疎外されたくない、拒絶されたくないという警戒心を呼び起こします。

学校のクラスから拒絶されたくない、職場の人から浮いた存在になりたくないという自己存在を確認する本能が働いています。

アフリカ像が大草原の厳しい自然環境中で生き残るために集団で行動する本能と同じく、人間にも生存本能により、世間という集団から疎外されたくない心理状態が常日頃働いています。

また、人間は動物の中で唯一、言葉を使って集団の中で自己を主張できる存在です。

言葉は自身が存在していることを認識できる大切な『生存ツール』といえます。

相手との会話ができるとき、自分の存在を再認識できますが、話す相手が居ないときは、やむを得ず独り言により、自分が存在していることを自身で認識する手立てになります。

独り言は、相手との会話の代替手段です。

人間は自身の考えを言葉で表現し、理解者を求めることで、自己存在を再認識する動物です。

自身の存在を再認識することで心の平安を保つことができるのです。

10. 貧乏ゆすりをする人に当てはまる法則

貧乏ゆすりは、イライラ感、緊張感、欲求不満で心のやり場がないとき、不満の発散手段として無意識のうちに身体に表れる症状です。

不満が心に鬱積しないように無意識のうちに発散させる自己防衛本能が働いている状態です。

人は恐怖感に襲われると身体が震えます。

貧乏ゆすりも身体の震えのひとつです。

身体の震えにより極度の心の緊張を和らげて、心の平衡感覚を保とうとする働きといえます。

貧乏ゆすりは、自己の心の平安を保とうとする仕草です。

貧乏ゆすりは、心のストレスを軽減するために脳が発する『自己防衛信号』といえます。

11. すぐにニオイをかごうとする人に当てはまる法則

すぐにニオイをかごうとするのは、『ニオイ=汚れ』という生活感を抱いている人に見られる癖の仕草です。

ニオイは汚れから発するものという考えで、すぐニオイをかぐ人は、清潔感が過敏な人にみられる仕草です。

ニオイをかぐことで汚れているかをチェックする行為です。

わずかな汚れでも過敏に反応して嫌悪感を示す人に見られる仕草です。

自分の身の回りは常に潔癖でありたいという願望が強い人です。

清潔感に敏感に反応する人は、自分に自信がもてない面をもっています。

12. よく耳を触る人に当てはまる法則

脳の働きを支えるエネルギーの8割は耳から入る波動をエネルギーとして取り入れていると言われています。

脳にとって耳は大切な器官のひとつです。

嫌な音に襲われると人は、嫌な音から身体を守るために耳を手で塞ぎます。

『耳ツボ』と言われるように、耳には身体全体の神経が集まっている大切な器官です。

人は緊張感や恐怖心に包まれているとき無意識のうちに、頭を抱えたり、顔を手で覆ったり、身体の一部を触り身体を守ろうとして、不安な気持ちを紛らわす仕草をすることがあります。

頭や顔など身体の一部を触る仕草と同じく耳を触ることで、緊張感や恐怖心を和らげることができます。

13. 行列を見たら自分も並びたくなる人に当てはまる法則

行列は人気のある店など人を引き寄せる魅力を持っていることの表れなので、何にでも興味を持つ人は、その行列に並ぶことで『参加』した気持ちになり、満足します。

日常生活において、独りで居ることの孤独感を心に抱いている人の中には、自分を受け入れてくれる集団や人の集まりを求める傾向があります。

そのひとつが、人が集まる行列に自分も並ぶことで、行列という集団の一員になれた安心感を抱くことができます。

行列に並ぶことで、『自分は独りではない』という孤独感から解放された心理状態になり、日頃抱いている孤独感から心が解放されます。

行列に並ぶことで自分の身体の前後が人で挟まれるため、『物理的な』孤独感から解放された気分を味わうことができます。

14. 期間限定、数量限定と見ると飛びついてしまう人に当てはまる法則

期間限定、数量限定を見ると飛びついてしまう人は日常生活の中で、絶えず欲求不満を抱えていることを物語っています。

精神的に心が満たされない不満状態のとき、限定品を購入するという行為により、優越感をもち、不満を解消しようとします。

『期間限定』、『数量限定』とは、このタイミングを逃すと手に入らないという、人間の購買欲求を煽り刺激する販売手段です。

『期間限定』品や『数量限定』品を手に入れることで優越感に浸ろうとする人に向けた行為です。

誰もが簡単に手に入れることのできない物を『自分は手に入れた』という優越感をもつことで、不満状態の心を解放しようとする行為です。

日常生活の中で精神的な満足感が得られず、いつも欲求不満を抱えている人は、『○○限定』品を購入するという『代替手段』により、『自分は手に入れることができた』という優越感をもつことで不満状態の心を和らげようとします。

15. 良いことをされたらすぐお返しをしたくなる人に当てはまる法則

良いことをされたらすぐお返しをしたくなる人は、周りの人から『礼儀知らずの人』と思われたくないと常に気を遣っている心理状態の現れと言えます。

自分の職場の中で、『非常識な人間』として見られたくないといつも気を張っている状態にあることを物語っています。

職場の人間関係から疎外されたくないという自己『保護』本能が無意識のうちに働いていると言えます。

16. あえて他の人達と違う言動をする人に当てはまる法則

あえて他の人達と違う言動をする人は、周りから注目されたい、周りの人の目を自分に向けさせたい欲求を抱いている心理状態にあります。

心の中に寂しさを潜ませている心理状態の表れといえます。

寂しさを抱えている人は、周りから孤立状態になることを特に避けようとします。

孤立感を打ち消そうとするために、周りの人の『目』を自分に向かわせようとして、あえて他の人達と違う言動をすることで、注目されることを期待します。

また、自己顕示欲の強い人は、自分は『他の人とは違う』ことをアピールするために、あえて他の人達と違う言動をすることがあります。

自己顕示欲は、寂しさを心に潜ませている心理状態を物語っています。

17. 恋のつりばし効果の法則

恋のつりばし効果とは、心理学の分野で、つりばしのような不安や恐怖を強く感じる場所で出会った人に対し、恋愛感情を抱きやすくなる現象のことを言います。

映画を例にとれば、パニック やアクションもので、ピンチに陥った二人が危機を乗り越えていくうちに、恐怖感を共有したことで、お互いの『心が通い合った』という感情が湧き上がり、『二人だけの世界感』に陥る心理状態を指します。

あなたが女性なら、吊り橋状態で知り合った男性には要注意です。

男性が、あえて、恋の吊り橋状態を演出して、あなたの心を虜にしようとすることがあります。

あなたが女性で、自分に心を向かわせたい男性が居るとき、あなたが吊り橋状態を演じることもひとつの方法です。

心を寄せる男性と旅行に出かけて、恐怖感を体験できるツアーに参加し、共に恐怖感を体験することで、男性は、あなたの恐怖感に包まれた表情や仕草に心を奪われることがあります。

また、あなたが密かに心を寄せる男性とパニック映画や恐怖映画を観に行き、共に恐怖感を共有することで、男性の心が一気にあなたに接近することもあります。

恋のつりばし効果を大いに活用しましょう。

18. 最初の印象でほぼ決まる法則

オシャレや化粧のような外観に、その人の価値観や人柄が表れることがあります。

先入観なしで相手の人を観るタイミングが、最初の印象と言えます。

人は初対面の人を目の前にしたとき、五官をフルに働かせます。

目や耳、嗅覚を敏感にして相手が何者であるかを知ろうとします。

特に目の前の相手が異性の場合は、より一層『相手を知ろう』感覚が全開します。

人は相手との初対面で受けた最初の印象が心に深く残っていく傾向があります。

最初の印象は、あなたの五官が先入観なしに純粋に受けた印象なので、心に深く定着します。

人の心に一度定着した印象は、会う度に表に出てきます。

つまり、想い出し現象が起きます。

あなたが女性なら男性よりも五官の働きが敏感ですから、相手の男性の細部まで感じ取れることでしょう。

あなたは自身の『五官』で感じ取った『五感』は潜在意識にまで定着することがあります。

特に、興味を抱いている男性の印象であれば、一層強い印象として定着します。

最初の印象は、その後の相手の男性との関係づくりに大きく影響していくことになります。

19. 服飾品など、すぐ人の真似をする人に当てはまる法則

服飾品など、すぐ人の真似をする人は、自分の考えを持たずに、孤立感を恐れる『真似人間』です。

自分の考えが定まらず、常に周りの人のコトバや考え方に同調しようとする『根なし草』の心理状態が、人の真似をする行動として表れてきます。

周りの人の真似をすることで、『浮かない』存在になれたという安心感に浸る人です。

人の真似をすることで、社会の流れ、時代の流れに乗っているという錯覚をもつ人です。

自分の生き方や考え方に自信が持てないため、日々の生活の中で落ち着いた気持ちになれず、不安な日々を送っている心理状態を物語っています。

社会の流れから取り残されて孤立することを恐れる不安感から逃れたい心理が働き、他の人に依存したい心理が『真似をする』行動へと駆り立てます。

20. いつも早口でしゃべる人に当てはまる法則

いつも早口でしゃべる行為は、自分を分かって欲しいという孤独感から逃れたい心理状態の表れとも言えます。

自分の存在をアピールしたい衝動に駆られている心理状態に陥っている心の焦りが、早口でしゃべる行為として出てくるのです。

また、自己顕示欲の強い人は、自分をアピールしたい衝動に駆られるため、衝動の強さに応じて、しゃべり方が早口になってきます。

いつも早口でしゃべる人は、自分をアピールしたい衝動が強い自己顕示欲タイプの人と言えます。

周りの人に自分の存在感を意識付けしたい衝動をいつも抱いているために、『自分に注目して!』、『自分のことを分かって!』という衝動が、早口でしゃべる行動にとして表れてきます。

21. 身の回りをいつもぐちゃぐちゃにしている人に当てはまる法則

身の回りをいつも、ぐちゃぐちゃにしている人は、心の中もぐちゃぐちゃです。

いつも落ち着きが無く、考え方も時と場合によって変わる人です。

幼少時の頃からの生活環境が落ち着きのない家庭環境で育った人に少なからず観られる傾向です。

幼少時の生活習慣により、『落ち着かない』症候群に包まれているために、ぐちゃぐちゃになっている状況に全く気付かないのです。

心の中がいつも落ち着いていない人は、身の回りの状況まで気持ちが及びません。

落ち着かない心理状態のために、身の回りをいつも整える心の余裕が持てなくなり、いつも、ぐ
ちゃぐちゃにしてしまいます。

22. 目が合うとするそらす人に当てはまる法則

子供時期にイジメにあって人を信じられなくなっている人や人間関係で心が傷ついて、人を恐れる人は、目を合わせることを避けようとして、そらせることが少なくありません。

『目は口ほどにものを言う』というコトワザにあるとおり、目は『その人の全て、全人格』を物語ります。

ですから、本心を知られたくない、隠したい人は無意識のうちに、相手と目が合うとすぐにそらして、自分の本心を気付かれないようにします。

また、劣等感や自己嫌悪感を心の奥に抱いている人は、周りの人に本心を知られたくないため、自己防衛本能が働き、相手と目が合うとすぐにそらしてしまいます。

23. 試験前や忙しい時に、逆にいつもしない掃除をしたくなる人に当てはまる法則

いつもしない事をしたくなる人には、ストレス原因から心を遠ざけようとする自己防衛本能が働いていると言えます。

人は、試験前や忙しい時には、自覚の有無に関わらず、脳がストレスを感じているものです。

ストレスを強く感じているとき、脳自身がストレスから自らを守ろうとして、全く無関係の行動へ心の興味を向かわせようとします。

この結果、いつもしない掃除などの行動に神経を集中することで、ストレスから脳自身が解放されていきます。

24. うなずく回数が多い人に当てはまる法則

相手を目の前にしてうなずく回数が多い人は、相手を大切に思う心の持ち主であることを物語っています。

相手の話に真剣に耳を傾けて、聞き漏らさないように自己確認する行為です。

また、うなずく行為は、相手の話の内容を反芻する行為に相当します。

相手に向かって、『真剣に聞いているよ』と合図を送る意味も込めています。

うなずきは、相手との『無言のコミュニケーション』とも言えます。

行動心理学について知ろう

行動心理学は、『行動の原点は心にあり』という考えをもとにした、人の心を研究する分野です。

結果である行動の原因は心の内に存在するという考えによる学問と言えます。

多様化している人間模様の中で、職場などで繰り広げられる人間関係をスムーズに築いていく『潤滑油』の役割を担ってくれるのが行動心理学と言えます。

あなたにとって、行動心理学を知ることで、日常生活の中で織りなされる男女の人間関係づくりにも活かすことができます。

また、身近な人との人間関係の修復の一助にもなり得ます。

行動心理学は、心理学の分野の中でも、日常生活に最も身近な研究分野と言えます。

行動心理学とは?

人の多様な行動は、全て何らかの動機が起因になっているという考えを元に、人の行動の原因になっている心の深奥を研究する分野が行動心理学です。

行動心理学の研究は、人の行動は心によって『動かされる』という考えから始まっていると言えます。

人の様々な行動の元になっている心模様を研究する行動心理学は、心理学の多様な分野の中で、日常生活に身近な研究分野と言えます。

あなたが多くの時間を過ごす日常生活の職場などで、人間関係の『壁』にぶつかったとき、行動心理学を知っておくことで、あなた自身を助ける『お助け人』の役割を果たしてくれます。

また、行動心理学は、様々な人とのコミュニケーションを築くための『道しるべ』の役割も担ってくれます。

あなたが行動心理学を知ることで、周りの人の心を大切にする心構えを身につけることができます。

人間関係づくりで大切な、心と心の通い合いの『土台』づくりに役立つのが行動心理学です。

行動心理学を知ることは、あなた自身を恋愛感情の『落とし穴』から守る『護符』にもなります。

いつから出来た学問なの?

行動心理学は、今から約100年前に心理学者のジョン・ワトソンが、心理学は人の行動を研究するためにあるべきだと主張したことが始まりと言われています。

それまでの心理学は人の意識を研究することにチカラが注がれていて、人々の日常生活に役立てることが難しい面がありました。

1919年にワトソンが著書で、これまでの心理学のあり方に異を唱えたことで、当時は行動主義心理学と言われていました。

アメリカ人であるジョン・ワトソンは行動主義心理学の創始者といわれています。

パブロフの犬のお話

ジョン・ワトソンが、従来からの心理学の研究のあり方に異を唱えるキッカケをつくったのが、ロシア人のイワン・パブロフです。

パブロフが犬を使った条件反射の研究が心理学の分野で有名となりました。

生理学者であるイワン・パブロフは、犬の消化器官の研究で、膵液の分泌量を測定するために、ベルを鳴らしてから犬にエサを与える実験を繰り返しました。

この結果、ベルを鳴らしただけで犬が膵液を出す反応を示すことを発見したのです。

ベルを鳴らすという条件に犬は膵液を出すという反射行動を示したことから、条件反射の研究が大きく進歩することとなりました。

パブロフの犬の条件反射を人に例えるなら、日本で一時期言われていた『茶髪の生徒は』という蔑視にも似た反応で、生徒の人柄までも決めつけてしまう現象がありました。

これは、まさに茶髪の条件反射と言える面があります。

認知心理学との違い

心理学でいう認知とは、人が周りの環境から受ける様々な刺激や情報をどのように受け止めて、どのように判断して受け入れていくかという意味があります。

認知心理学は、周りの環境から受ける多様な刺激や情報を人はどのように受け止めて、どのように解釈し受け入れていくかという、心の移り変わる過程を研究する分野です。

1960年代後半から認知心理学というコトバが使われ始めたため、行動心理学よりも歴史は新しいです。

認知心理学は、認知という言葉の意味が示すとおり、人の心理状態は周りの環境から受ける様々な刺激や情報をどのように判断し吸収するかを研究する分野です。

認知心理学では、情報の判断と吸収の仕方により人の行動が左右されてくることを研究する学問です。

つまり、人の行動は自身を取り巻く環境に左右されて決まってくるという考え方です。

一方、行動心理学は、人の行動は心の状況である心理状態で左右されるという考え方です。

犯罪捜査でも大活躍の学問

行動心理学の研究が発展してきた経緯には、人の行動を3つに分類したことから始まると言われています。

一つ目は、他の人の役に立つ、人が喜ぶ行動。

二つ目は、他の人を傷つける、人に被害を与える行動。

三つ目は、他の人には影響を与えない行動。

この3つの中で、行動心理学の発展に大きな影響を与えたのは、他の人の生命などに被害を与える行動を、いかに未然に防ぐかという命題のもとに研究が進められた経緯があります。

このため、犯罪捜査面に役立つ研究発表が少なくない状況があったと言えます。

他の人に被害を与える加害者の心理状態を様々な面から研究した成果が、犯罪を未然に防ぐために活かされていくこととなりました。

社会の複雑化に歩調を合わせるように多様化する犯罪者心理が引き起こす、様々な犯罪を未然防止するために、行動心理学の研究は更なる重要性を増しながら、大活躍の研究分野として発展し続けています。