そして、二つ目が「波動時代」であり、これは1995年あたりから1997年あたりだといわれています。
そして、最後が「インターネット時代」であり、1997年から現在にいたるまでの間の時期を意味しています。
これらの時期にわけて、それぞれの言葉がどの時代に該当するのかということで、パソ通用語、波動用語、インターネット用語と分けられるということです。
つまり、2000年か2004年あたりから用いられだしたインスコという言葉は、インターネット時代に該当するインターネット用語であるといえます。
そして、これらの時代背景を考えてみると、意味合いなどもある程度絞りがつくという利点を得ることができるはずです。
構造
次にご紹介するネット用語を分類して考える方法として「構造」が挙げられます。
これはどういうことかと言いますと、ネット用語に関してはある程度いくつかの構造に分けて成り立ちなどを考えることができます。
様々な言語が存在しており様々な生まれ方が存在していると思っている人もいるかもしれませんが、実は同じようなパターンに分けて考えられるのです。
例えば、Aというパターンで生まれた言葉や、Bというパターン、そしてCというパターンで生まれていると、いくつかの通りに分けられるということです。
なので、難しく捉えられがちなネット用語ですが実は同じようなパターンの上で言語は作られているといえるのです。
では、ネット用語の構造はどのようなパターンがあるのかいくつかご紹介していきたいと思います。
誤変換
まず初めにご紹介するネット用語の構造の種類として「誤変換」が挙げられます。
これはどういうことかといいますと、その名前の通り誤変換によって生まれた言葉ということです。
厳密にはインスコという言葉もこのパターンに該当しているといえますが、パソコンで文字を打つ際にはキーボードを使って文字を入力する必要がありますよね。
しかし、キーボードで文字を入力し、変換をすると希望の文字に変換できなかったり、よく出てくる違う言葉などがあります。
それらをそのまま用いることによって、本来の意味とは違う言葉として本来使用したかった言葉などを使ったりするというパターンです。
インスコはこの誤変換の中でも、打ち間違いや消し忘れなどの部類に入るといえます。
当て字
次にご紹介するネット用語の構造の種類として「当て字」が挙げられます。
これもそのままの意味で、当て字で違う意味を表現するという表現方法です。
例えば、リアルを意味している三次元という言葉に対して、惨事という言葉で表現したりするなどが該当しています。
これらは略称したうえで当て字を行い、特定の意味を持たせるという方法で成り立っているといえます。
誤読
次にご紹介するネット用語の構造の種類として「誤読」が挙げられます。
誤読とは、そのままの通り誤った読み方をしているという表現方法です。
例えば、既出という言葉がありますが、これを間違えて読んだことによって生まれた言葉として「がいしゅつ」という言葉が存在しています。
つまり、がいしゅつという言葉を使うと、既出という意味合いで用いられているということになります。
これもネット用語の一つの構造であり、表現方法であるといえます。
略語
次にご紹介するネット用語の構造の種類として「略語」が挙げられます。
略語とはどういう構造かといいますと、その意味の通り言葉を略して表現しているということです。
例えば、「常識的に考えて」という言葉がありますがこれを略したりすると常考という言葉で表現することができます。
本来はこのような形に略したりすることはありませんが、インターネット上においては様々な自由な発想で言葉が略称されています。
これもネット用語の構造の種類だといえます。
まとめ
今回はインスコという言葉をテーマにして、インスコという言葉の意味や成り立ち、そしてネット用語の構造などについて詳しくご紹介していきました。
普段あまりインターネットを用いたりする機会がない人にとっては、とても新鮮な内容だったと思います。
しかしながら、インターネットを使うことが主流になっている現代だからこそ、様々なネットに関する基礎知識などは身につけておいて損になることはありません。