しかし、その問題が解決したり、自分から離れていったときに冷静に思い返してみると、その励ましやアドバイスが道理に適っていたことに気が付いて、素直に受け止められなかった自分への反省として蘇ってきます。
本当にポジティブな人というのは、問題が生じたときにも、即座に主観的な感情を切り離すのが上手で、物事に対して理性で立ち向かう傾向があります。
この客観的な立場に身を置けるという能力はとても珍しく、そんな人に出会えることは少ないです。
その魅力を知ってしまった後では、次に出会う人々に対して魅力を感じにくくなります。
男性が別れを後悔する瞬間
理由に続いて、後悔しやすい瞬間を見ていきます。
これに関しては、別れを後悔しやすい女性のタイプに元カノが該当する場合に限ります。
別れてから出会う女性にピンとこない時
第一印象がいい女性は多いのですが、付き合いが続いてからもいい女であり続けるかというと、そんなことはありません。
わかりやすくいえば「おっぱい大きい!最高!前の彼女より良い!」と思って付き合いだしても、数か月後に束縛の激しいメンヘラだと発覚した、というようなものです。
元カノが良かったなと実感
先述のような状態に陥ったとき、思い返せば元カノには決定的な欠点がなかったことを思い出します。
とくに別れてから時間が経てば経つほど、ちっぽけな不満は忘れ去られていき、良かった思い出が美化されて記憶に残るので、その比較がより際立っていきます。
別れを告げたからには、何かしら我慢できなかった感情があったはずなのに、それが何だったのかわからなくなるというわけです。
また、別れてから出会う女性が1点においてとても優れていても、総合評価では付き合いたくないと思うことは多いです。
総合評価1位が元カノだと復縁を希望するようになります。
SNSなどで元カノの情報が入った時
別れた相手の情報をSNSで検索しちゃう人って多いんですよね。
「何してるかなー」くらいで覗いたつもりが、思わぬ変化を遂げていたり、とても楽しそうな更新の中に、当時と変わらない笑顔を見つける…みたいな、ちょっぴりセンチメンタルなやつです。
その情報を目にしたとき、お互いにフリーだと勝手な想像をしてしまう人も少なくありません。
とくに、当時の2人の思い出の場所に彼女が行っていたりすると勘違いを起こします。
付き合っていた頃を思い出し懐かしくなる
懐かしさが後悔に直結することは稀ですが、今の自分が幸せでない場合には後悔に変わっていくこともあります。
今ならもっと…と脳内をタラレバ論が駆け巡り、試しに一度再会してみたいと思ったりもします。
どんな別れ方をしたら男は後悔するの?
終わりよければすべて良し、とでも言いましょうか…どんな理由で別れるにせよ、別れ方がその後の感情を左右することは確実です。
取り乱さない相手をみると少し後悔する
別れを切り出されたら動揺して欲しいと思うのが人間の性です。
別れを切り出すまでにこねくり回した脳内シミュレーションから大きく外れた相手の振る舞いに、むしろ動揺してしまいます。
すぐに別れ話を納得されると後悔する
期待していたのは、泣きながら「別れたくない!」と懇願する女性に対して「ごめんな…」と言う状況であったり、取り乱す女性をなだめる“大人の男”を演じられる自分です。
しかし、相手の方が上手で「うん、わかった。じゃあね」なんて言われてしまうと、自分だけが不満を撒き散らした格好になってバツが悪いのです。
その上で、あっさりと納得されては、相手への好感度が下がらないので困り果てます。
もっと罵って責めたててくれたら、もっと嫌いになれるのに、最後までいい女をやられてしまうと、悪い思い出の1人にできなくなるからです。
自分がいなくても大丈夫なのか、と未練を感じる
自分が愛していたから相手も愛してくれていた、ということに気付く場合もあります。
単に彼女が自分に惚れていたと思い込んでいたのに、愛していたから愛されていたに過ぎないと感じると“愛される素養を持っている”という自負心が崩壊して空虚な気持ちになるようです。
こうなると、相手の女性のほうが誰かに愛される素養を持っているという考えにもつながるため、自分がいなくても大丈夫なのは相手であると考え始めます。
そのときに、彼女を手放してしまった自分が、これから誰かに愛されるのかという疑問が湧いてきて「早まったかも…」と早々に後悔します。
謝られたりでもしたら罪悪感が胸を締め付ける
一方的な理由で別れを切り出したにも関わらず、それに対して「至らなくてごめんね…」などと言われてしまうと尋常ではない罪悪感が襲ってきます。