磁石で言えばS極とN極、電池でいえばプラスとマイナスのように、反発し合うことなく互いにピッタリと収まりますので、どちらにとっても都合の良いことが多いです。
男性の征服欲が強いのなら、女性が上手にそれをかりたててあげることで、男性はますます実力を発揮することが出来るでしょう。
女性もまた、そんな男性の恩恵を受けることで、自分の身を守ったり、地位を高めたりすることが出来ます。
賢い女性ほど無駄に男性に反発することなく、上手く男性をかりたてて手のひらの上で転がしています。
そうやって巧みに男性をかりたてるには、女性はどうすればいいのでしょうか?
男性をかりたてるコツをご紹介します。
1.頼る
男性は、女性から頼られることでその気になりますし、また本来の実力以上の能力を発揮することも出来ます。
どんな男性でも、やはり女性や好きな人からは「頼られたい」と思うものです。
女性に頼られると、男性は「仕方がないなぁ」「俺がいなければ何も出来ないんだな」などと女性を見下す発言をしながらも、内心ではかなり上機嫌になります。
男性は女性から頼られることで、それだけ自分には力があるのだと自覚することが出来ますし、それが男性の自信にも繋がります。
どんなに自分に自信のない男性でも、女性から頼られることでやる気に火が点き、普段以上に頑張ろうとします。
そうした男性の心理を逆手にとって、必要な時には頼るようにしましょう。
場合によってはゴミ捨てや力仕事、面倒な書類作成の仕事なども、上手く男性の征服欲をかりたてることで男性を自分の都合よく使うことも出来るでしょう。
男性を優位に立たせる
女性が男性をおだてたり褒めそやしたりすることで、男性の征服欲や自尊心は大いに刺激されます。
調子のいい男性ではすっかりその気になって、都合よく女性から使われてしまう人もいるでしょう。
男性は女性ほど狡猾でもなく、また裏表がある性格でもありません。
ある意味素直で純粋な心を持っています。
率先して男性に気を遣ったり、男性を優位に立たせたりすることで、男性は素直にそれを嬉しいと感じ、自分を立ててくれる女性に何かと協力したり、力になったりするでしょう。
2.悩み事を相談する
恋愛の悩み、仕事の悩み、人間関係の悩みなど、どのような悩み事でもいいので男性に相談してみましょう。
男性は女性から悩み事を相談されることで、自分が「頼りにされている」と感じ、大いに自尊心や征服欲が満たされます。
そもそも悩み事とは、それが個人的なものであればあるほど、信用している相手にしか相談することは出来ないでしょう。
誰もがそうした認識を持っていますので、人から悩み事を相談されれば、イコールそれだけ自分が信用されていることになります。
そのため、自然と相手のために力になってあげたいと思うものです。
男性の場合はとくにその傾向が強いため、年下の部下や女性から悩み事を打ち明けられたら、「自分に任せておけ」とばかりにさまざまなアドバイスや物理的な協力をしてくれることが多いです。
自分がいないとだめだと思い込ませる
悩み事を定期的に相談していると、されている側は段々と「この人は自分がいないとだめだなぁ」と感じるようになります。
元々面倒見がいい人や、頼られることで征服欲が満たされる男性の場合は、悩み相談を何度もされていれば、それだけ自分が相談に乗ることが当たり前だと思うようになります。
また、自分がいなければ相手はだめだと思い込むことで、最初は些細な悩み相談が例え大きなものに変わってきても、抵抗なくその相談に乗ってくれるでしょう。
そうして「自分がいなければだめだ」と男性に思い込ませることが出来れば、男性によってはどんな相談にも乗ってくれるようになるでしょう。
ただしやり過ぎてしまうと、悩み相談を盾にして男性が男女の関係を望むようになることもありますので、場合によっては注意が必要でしょう。
3.話しを聞く
征服欲が強い男性は、プライドもかなり高いです。
自分語りをするのも好きなので、自分の話を熱心に聞いてくれる女性を好む傾向があります。
大抵の場合、自分語りをする人や、武勇伝を自慢げに話す人は、実際に起きた出来事よりも誇張して話すことが多いです。
実際には起きなかったことも脚色して話すことがありますので、それが誇張された話であると気付く周囲の人は多いでしょう。
ですが、当人は自分の話に酔いしれていますので、誇張がバレていることにも気づいてはいないことがほとんどです。
そんな男性の自分語りを上辺だけでも聞いてあげることで、男性の征服欲や自尊心は満たされるでしょう。