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くどい人の8個の特徴(続き4)

新入社員のときは緊張していただけで本当はそんなことはないのに、今はどうかなと立ち返って見てもらえていないとこうなりがちです。

ちなみにこのようなケースでは、しつこく何度も同じ話を繰り返されたときにいらだったり、「はいはい」と聞き流してしまったりすると、「やっぱりこいつはちゃんと聞いていない」と思われて逆効果になってしまいます。

そうではなくて、一度言われたときに「わかりました。

このようにすればよいのですね」と相手の言った内容を繰り返して確認してあげると、「あ、ちゃんと聞いていたんだ。

伝わっているんだ」と安心してもう繰り返さなくなるかもしれないので、試してみてください。

相手が理解能力が高い人だと思っている場合は、普段くどくどと話すような人でも「この人は一回言えば大丈夫だろう。

分かってくれているだろう」と思って、初めから一度しか言わないという場合もあるのです。

同じようなことは職場だけではなくて家庭でもあります。

親が子供に何か注意をする時、くどくなりがちです。

「宿題はやったの?やっぱりまだやってないじゃない。何度言えばわかるの?あなたっていう子は先週だってそうだったじゃない」と過去の話にも飛び火して同じ事を何度も言いがちではないでしょうか。

「分かったよ」「わかってるよ」「ちゃんと聞いてるよ」と子供が言ったところで、親は納得しないのではないでしょうか。

「そんなこと言ったって現にやってないじゃない」と言ってまた話が最初に戻ってしまうということもあるあるですよね。

もちろん親にしてみれば、前も同じことがあった、今日も同じ事をやった、次も同じことをやるだろうという考えからついくどくどと言ってしまうのです。

ただそれを聞いている子供としては、このテレビ番組を見たらやるつもりだったのに、そんなことを言われたらやる気がなくなってしまう。

もうわかったから部屋に行かせて欲しい。

いつまでもお説教が続いたら宿題をやる時間がなくなっちゃうのに。

なんて感じてしまいますよね。

親は自分の子供がきちんとしていない、一度言ったくらいでは理解していない、というように、悪気はなくても下に見ているから話がくどくなってしまうのです。

優位性がほしい

優位性が欲しくてつい話がくどくなってしまう人というのもいます。

自分が相手よりも優位であると感じていたいがために、自分の自慢話を何度も繰り返して話すというようなパターンです。

年配の人が、自分より年下の人に対して説教するのが好きだというのもこのパターンと同じです。

自分より知識がない人に対してその人が知らない、そしてその人が知らないことを自分は知っている。

それを確認したいがために、何度も何度も同じ話を繰り返すのです。

説教をすることにより、自分が知っていることを何も知らない相手に教えてあげている気持ちになり、本人としてはとても良いことをしているつもりでもあります。

自分が相手よりも偉いという認識をすることができるので、本人にとってはとても気持ちがいいものです。

だからこそ相手がうんざりしていても、いつまでたっても同じ自慢話や説教話を続けてしまうというわけなのです。

聞かされる方はたまったものではありません。

めんどくさそうな顔をしていても、相手はそれに気がつかなかったり、気がついていても知らないふりをしたり。

「なんだその態度は。

真面目に聞けよ」と、うんざりしている様子に対しても説教を始めるということすらあります。

そんな人は自分が入っていることを相手が「そうですね」「わかりました」と相槌を打ったところで全く納得はしてくれません。

自分の言っていることを本当に理解してくれたと思うまで、いつまででも何度でも同じ話をし続けるので困ったものです。

「しつこい」とはっきり言ってやりたいものですが、相手が先輩だったり上司だったりすると、それもなかなか難しいものです。

我慢をして相手の自慢話に付き合いながら、相槌を打ったりお礼を言ったりしなくてはならないのは辛いですね。

一番良いのはそんな自分の優位性を示すためにくどくどと話をするような人とは距離を置くことです。

例えば会社の飲み会であれば、その人とは違うテーブルへ座るようにしたり、できるだけ席を離れたり、その人が嫌いっている上の人間と近い席に座って仲良く話してみたり、色々な方法が考えられるので、少しでもくだらない話を聞かされる時間を短くするために気をつけてみましょう。

自己満足したい

優位性が欲しいというのと近いものがありますが、自分が満足するために話しているのがくどくなってしまうというケースもありえるわけです。

自分の話をするのが好きな人が、誰かと一緒に話していて自分の話題を話し始めたら、他の人に話題がいってしまうのが嫌で延々と自分の話をし続けるのです。