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無知な人の9個の特徴と改善するため...(続き2)

無知な人がどれだけ無知かを表わすためには、何も考えていないような、ぽかんとした表情で描くのが最も人に分かりやすく、また無知さ加減が伝わりやすいのでしょう。

某漫画では、無知な人は大抵ぽかんと口を開けていて、目はつぶら、そして鼻水を垂らしていることが多いです。

表情には大きな動きがないものの、笑っているかぽかんとしているかが多く、複雑に顔を歪めて試案に耽るような顔で描かれることは一切ありません。

そして口から出る発言や行動も、素っ頓狂な内容だったりひょうきんだったりすることが多いため、私たちはそうしたイメージから、自然と「無知な人はアホ面をしている」という印象が頭に残ってしまっているのかもしれません。

実際にはアホ面を下げている人などそう見かけることはありませんが、それでもやはり「無知な人はアホ面だ」という先入観を持ってしまっている人は多いでしょう。

天然

天然な人の発言や言動は面白く、また見ていて飽きませんが、同時に人から「無知な人だな」と見下されていることが多いです。

私たちの抱くイメージの多くは、「たくさんものを知っている人はきちんと思考した末に発言をするため天然な発言はすることがなく、一方でまったく考えなしのおかしな発言をする天然な人は無知だ。」となっています。

天然な人は人とは少し違った思考回路をしていますので、一般的常識が通じなかったり、まったく予想もしない視点からの発言をしたりします。

それは男性であれば面白く、そして女性であれば可愛いともてはやされることもありますが、そのもてはやす態度の中には、少なからず相手に対して「無知だ」と見下したり、馬鹿にしたりする感情が含まれているでしょう。

そうした「自分よりも無知だ」と思う感情があるからこそ、上から目線で「面白い」だの「可愛い」だのと相手を遠慮なく褒めそやすことができています。

それだけ天然な性格をしている人も、周囲の人からは無知なイメージを持たれていることが多いでしょう。

上の空

無知な人はいつでも上の空というイメージも持たれています。

無知な人はものをよく知らないため、人よりも思考に耽ることがなく、それゆえ皆が考え事をしている間にも、ぼーっと何も考えずに上の空でいることが多いというイメージです。

誰でも上の空になることはありますが、それはある特定のことが気になってしまって、それだけを考え込んでいるために、他の人が話しかけても上の空でいることが多いです。

けれども無知な人の場合には、「何も考えていないから上の空でいる」と思われています。

そのため無知な人が上の空でいる時には、アホ面を下げていたり、ぽかんと間抜けな雰囲気をしていたりというイメージを抱く人も多いでしょう。

無知な人が増えている理由とは?

先に世代の変化による無知な人の増加についてご紹介しました。

そうした世代の関わりの有無に関係なく、最近では無知な人が世の中に増えてきていると言われています。

世代の変化もその要因としては挙げられますが、例えば一昔前までは当たり前に行っていた年中行事が行われなくなってきた結果、正月に神社に参拝しない人が増えたり、お節料理を作れない人が増えたりしています。

行事ごとに疎い人が増えたことによって、昔では常識だった行事に関する知識や、儀式のやり方などをよく知らない人が増えてきているのは確かでしょう。

昔は常識とされてきたことを現代に当てはめると、随分と無知でものを知らない人は確かに増えたといえます。

けれどもそうした伝統的、文化的な風習だけでなく、単に個人の持つ知識が昔よりも減ってきているという事実もあります。

それらさまざまな要因をすべて合わせることで、最近では無知な人たちが増えていると考えられています。

では、他にはどのような要因が考えられるのでしょうか?以下に具体的な理由を挙げていきます。

勉強が嫌いな人が増えている


最近では、勉強嫌いの人が増えています。

と言っても、決して昔の人達が、皆勉強が好きだったというわけではありません。

どの時代でも、それこそ江戸時代の寺子屋の時代からでも、勉強が嫌いな子や苦手な子はいました。

それでも昔の時代は、勉強を一生懸命に頑張ることが当たり前とされていましたし、勉強するのなら知識をきちんと身に付けることがごく普通の考えでした。

そのため勉強は嫌いでも、嫌々頑張って勉強することは多かったですし、頑張った分だけ高学歴になれる人も多かったです。

とくに団塊~バブル世代にかけては、高学歴が魅力の1つに数えられていたほどでしたので、頭が良いことで自分に大きなメリットがあり、そのために勉強を頑張る人は多かったでしょう。

けれども現代では、そうした「学歴がすべて」という考えは変わってきています。

勉強を頑張るくらいなら、自分の興味のあることや好きなことに対して一生懸命になった方が、子どもの可能性を伸ばすことができたり、人間性が伸び伸び成長できたりすると考える親が増えています。

また、親の世代も勉強嫌いが増えていましたので、自分が嫌いだった勉強を、無理して子どもにもさせる必要はないと考えている親もいます。

そうした親の元で育つ子どももまた、嫌いな勉強はやらないという子が増えています。

勉強よりも他のことに価値を見出す人が多い現代では、勉強が嫌いな子は堂々と勉強嫌いだと主張して、大人になってからも必要最低限以外は学ぼうとしない人が増えています。

意欲が少ない


一昔前に比べると、現代では勉強に対する意欲が少なくなっています。