勉強が嫌いでも、必要に駆られてきちんとやっているのであればそれは無知ではありません。
けれど、必要なのにやろうともしない人の場合には、今までの人生もそうやって過ごしてきたことが分かりますので、一般的な人よりも無知だと言えるでしょう。
2.夢や目標がない
夢や目標がなく、毎日をダラダラと生活している人も無知なことが多いです。
無知な人は意欲がありませんので、将来への目標や夢を持っておらず、ただ何となく人生を送っていることが多いです。
何か1つでも目標を持っていれば、人はそれに向かって一生懸命になりますし、それを叶えるために必要なことは何でも知識として吸収しようとします。
そうした向上心もなく、ただ何となく日々を生活している人は意欲がほとんどありませんので、無知であることが多いです。
ただし、人によっては意欲がある時とない時がありますので、たまたま今は意欲がないだけという人の場合には、無知とはまた違うでしょう。
一方で学生の頃から社会人になった今でも、未だに何に対しても意欲がなく、夢や目標の1つも持てない人には無知な人がいるでしょう。
3.目が泳ぐ
無知な人はものを知りませんので、自分が分からないことに直面した時にはよく目が泳ぎます。
目が泳ぐ仕草は、それが一方向だけに向かっている場合には何かを思い出そうとしていることもあります。
けれどあちこちに不自然に目が泳いでいる人の場合は、どうにかして現状から逃れようとしたり、誤魔化そうとしたりすることを考えていることが多いです。
例えば会社で上司から会社の規律に関して質問をされた時に、まともに規律に関して記憶していなければ、「どうしようかな、まずいな~」という気持ちから目が泳ぐことが多いです。
ものを知らない無知な人ほど、こうした目が泳ぐ仕草が多いでしょう。
4.あまり話をしない
無知な人は、自分からはあまり話をしようとはしません。
複数人で時事に関する話題や政治に関する議論をしている時には、黙って人の話をそれらしく頷いて聞くだけで、自分からは決して話そうとはしないでしょう。
もし話題を振られたら、「うーん、まあ、いろんな考えの人がいるからね、自分は何とも言い切れないなぁ。」と曖昧な返答をしてその場をしのごうとします。
議論が苦手な人や言い争いが苦手な人も、時にはそうして曖昧な返答で明確な答えを避けようとしますが、無知な人の場合はいつもそんな感じですので、周囲には「この人ってよくものを知らないんだな」と思われてしまうでしょう。
一方で、無知な人の中にも「自分はものをよく知っている」と勘違いをしている人がいます。
そうした人の場合には、テレビやネットなどで自分が得た情報を正しいと思い込み、それを賢し気にあちこちに吹聴して回ります。
しかし偉そうにしゃべっている時に誰かに鋭い指摘をされたり、正論で話を覆されたりすると、途端に悔しげな顔で黙り込んでしまうでしょう。
5.友達が少ない
無知な人は友達が少ないです。
誰でもものをよく知っている人のことは頼りにしますので、自分から積極的に相手とコミュニケーションを取ろうとしたり、関係を築こうとしたりするでしょう。
友達を作る時には、誰もが自分にとってプラスになる相手を友人に選ぼうとします。
一緒にいて話が盛り上がる人や、共通の趣味がある人、また自分のためになることを教えてくれる人などが基準で友達を作ります。
極端に言えば自分にとってまったく何のメリットもない人とは友達になろうとは思わないでしょう。
無知な人は、その人自身が誰かのためになることはあまりありませんし、一緒にいても人にプラスのものを与えることもできないことが多いです。
また単純に知識がないため、賢い人とは話が盛り上がることもないでしょう。
そうしたさまざまな理由から、友達が少ない人が多いのです。
6.本が苦手
無知な人は勉強嫌いで、自分から何かを学ぼうという意欲がありません。
そのため活字ばかりの本を読むことを苦手にしている人は多いです。
例え漫画であっても小難しい内容だったり、台詞がたくさんあったりすると、それだけで読む気を失くしてしまうことは多いです。
本は知識の宝庫ですので、たくさん読めばそれだけ多くの情報を得ることができます。
そのため読書は自分の教養や能力を上げるためにももってこいの方法です。
ですが、単に「つまらないから」「飽きるから」「よく分からないから」という理由で読書を遠ざけるため、無知な人の知識はいつまで経っても増えることはないのです。
7.ネガティブ
無知なことを自分で自覚している人は、それゆえにネガティブな性格をしていることも多いです。