無知だからネガティブになるのであれば、いっそ勉強して知恵をつければ、ポジティブな性格へと生まれ変わることもできます。
けれども、ネガティブな思考ゆえに、勉強することを「面倒くさい」や「どうせやっても無駄だ」と最初から諦めて投げ出してしまいます。
そうしてますますネガティブな思考になってしまい、そこから這い上がろうとする努力を一切しようとはしないのです。
8.知識欲がない
物事を何でも知りたいと思う人は、自分から積極的に行動に移して知識を増やそうとします。
好奇心旺盛な子どもが、よく両親に宇宙の始まりや生物の生態について質問をしては親を困らせるという話を聞きますが、そういう子どもほど、自分から進んで知識を吸収しようとしますので、大人になってからは博識になることも多いです。
その一方で、まったく知識欲がない人は、積極的に世の中のいろいろなことを知ろうとはしません。
すると自分の知っているごく一部の狭い知識だけが世界のすべてになってしまい、狭い見識で物事を図ったり、判断したりします。
それは他人からすればとても偏見に満ちていて、極端な意見に思えることでしょう。
けれども当人に知識欲がないために、その考えを改めることも、変えていくこともできないでいます。
無知な自分を解消するための対策とは?
自分を無知だと思うことは、決して悪いことではありません。
自分はまだまだ無知だと感じることで、自らもっと知識を得ようという向上心が生まれるからです。
むしろ、「自分は賢い」と思い込んでいる人の方が、そこで自分の向上心を止めてしまっていますので、それ以上知識を得ることもできずに、他人からは無知だと思われてしまうでしょう。
無知な自分を解消したいと思ったら、どうすればいいのでしょうか?
具体的な対策方法を以下にご紹介していきます。
本に興味を持つ
本は知識の宝庫です。
いちいち言葉の意味を人に聞いて回るよりも、広辞苑を読めばそれだけでたくさんの言葉の意味を知ることができます。
人とのコミュニケーションの取り方について学びたいと思ったら、それが詳しく書かれている本を読めば、参考にすることができるでしょう。
科学に関する専門知識を身に付けたいと思ったら、化学の専門書をたくさん読むことで、自分の頭の中で情報を知識として変換できるでしょう。
本を読めば、それだけたくさんのことを学ぶことができます。
「頭が良くなりたい」「賢くなりたい」と思った時にも、最も手っ取り早い勉強方法が本を読むことです。
そのため、まずは本に対して興味を持ちましょう。
できれば毎日10分だけでも、本を読む習慣を身に付けると、毎日10分間分の知識を得ることができるでしょう。
勉強をする
無知を解消するには勉強が一番です。
一口に勉強といっても、何を勉強すればいいのか分からないという人もいるでしょう。
おすすめなのは一般常識に関する問題に取り組むことです。
専門的な知識を身に付けることも必要かもしれませんが、それよりもまずは世間一般に通用するような一般常識を身に付けることです。
ごく当たり前に世間で認識されていることからしっかりと勉強して把握していくことで、少なくとも周りの人からはきちんと常識がある人だと思われるようになるでしょう。
毎日コツコツと勉強を続ける習慣を身に付けて、少しずつ知識を増やしていきましょう。
積極的に会話をする
せっかく本を読んだり勉強をしたりして情報を得ても、それを自分の頭でしっかりと理解して覚えなければ、知識を身に付けたとは言えません。
情報を知識にするためには、実際に自分が誰かに話をして、それをもう一度きちんと頭の中に入れることです。
人は得た情報を声に出して言葉にすることで、ようやく情報を知識として得ることができます。
情報のままだと、いざ知っていることに出くわした時にも、それを上手く人に説明出来なかったり、肝心な部分を忘れてしまったりするので、自分が得た情報は、新鮮な内に積極的に人と会話をして、そこで知識へと変えておきましょう。
知識を吸収して無知な人から脱出しよう!
知識を吸収すれば、無知な人からは脱出できます。
そして知識を得るためには、たくさん本を読んだり勉強をしたりして、さまざまな情報を頭に入れておきます。