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にわかの意味とは?語源や使い方・ネット用語を解説


私たちが普段使っている言葉の中には、なんとなくの意味で用いられている言葉などが数多く存在しています。

そんな言葉の中の一つににわかという言葉が存在していますが、にわかという言葉の意味を正しく理解して使えていますか?

日常生活の中で誰しもが聞いたことがある言葉ですが、具体的に説明を求められると正しく説明できないような言葉だといえます。

そこで、今回はにわかをテーマにして、にわかという言葉の意味やにわかな人の特徴、にわかを指摘する人の特徴などについてご紹介していきたいと思います。

気づかないうちににわかな人にならないように、この機会ににわかの意味をマスターしてみましょう。

この記事の目次

「にわか」を使いこなそう!

にわかという言葉について触れて行く前にそもそもにわかという言葉の意味を正しく把握できていますか?

知らないという方はあまりないと思いますが、あえて説明を求められると具体的な説明が難しいのがこの言葉の特徴です。

にわかという言葉は、単体で使われることもありますし、何かと組み合わせて使われることなどもある言葉です。

では、実際にどのような意味を持っており、どのような組み合わせで使われるのか、ご紹介していきます。

にわかとは?

そもそもにわかという言葉の意味はどのような意味があるのかというと複数の意味が存在しています。

にわかという言葉には「物事が急に起こるさま、病気が急変するさま、一時的であるさま、かりそめであるさま」などの意味が存在しています。

このように複数の意味が存在しており非常に様々な意味合いで用いることができる言葉として知られています。

しかしながら現実的に使われているのは物事が急におこるさま、そして一時的、かりそめであるさまなどが組み合わさって使われています。

どういうことかといいますと、短期間で急速に何かに興味を持った状態のことなどを意味しています。

つまり、何らかのことに対して興味を持ち、一時的な熱でそのことに対して知識を得たような状態のことを意味して使われることが多いということです。

また、現実的にはこのような意味合いなどはあまり良い場面では使われないことが多いことでも知られています。

例えば、相手に対して最初から好きだったわけでもないのにいきなり知識を得たから調子に乗っているというような批判的な意味で使われるということです。

よくありがちなのが何かのファンでもなかったのに急に興味を持って知識を得て、あたかも昔から知ってるような雰囲気を醸し出すような場合です。

このような場合には、にわかファンなどといって周りから批判されたりすることなどが多く、にわかという言葉の使い方のひとつとして知られています。

また、一般的に使われている言葉のひとつとして、急に雨が降ってきたときにはにわか雨などと表現されることもあります。

「ニワカ」とカタカナで書かれることも

にわかという言葉の意味についてご紹介してきましたが、多くの方はにわかという言葉を想像する時にはひらがなを想像することが多いと思います。

しかし、にわかという言葉はカタカナで表記されることなどもあります。

したがって、ニワカと表記されることなどもありますが、特に意味合いなどが変化はありません。

どちらで表示しても間違っているということはありませんが一般的にはひらがなで表記されることの方が多いです。

また、にわかという言葉は漢字で表記することも可能であり、漢字で表記する場合には「俄か」という漢字で表現することができます。

なかなか聞きなれない漢字かもしれませんが、株式会社の名前などで俄という漢字を使った会社が存在しています。

なので、様々な表記が可能な言葉であるということを覚えておいてください。

反対語は?

にわかという言葉を考えた時にその反対の意味を持つ言葉にはどのようなものがあるのか気になる方もいるはずです。

これについて考えるの前に、そもそもにわかという言葉がどのような背景から生まれるのかということについて簡単にご紹介します。

元々にわかという言葉は江戸時代から明治時代にかけて生まれた言葉として知られています。

江戸時代や明治時代にかけて、宴会の席や路上などで即興の芝居などを行うときにその芝居をにわかという言葉で表現していたことがきっかけだといわれています。

なぜにわかという言葉で表現されたのかと言うと、元々本来の意味としては俄狂言という言葉が用いられています。

この意味は俄、つまり素人が行っていたという観点と、突然始まることが多かったことからついたという説があります。

なので、にわかという言葉の反対語を考えてみると、素人の反対語、つまり玄人などが反対語であるといえます。

誰もが最初はにわか

にわかという言葉について考えた時に、先ほどご紹介したようににわかファンなどと表現されることもあるのであまり良い意味として扱われない印象が強いです。