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ひょうきん者の7個の特徴と周りから...(続き6)

安心して一緒にいられる

笑いというのはやはり、安心感があってこそ笑う気持ちにもなれるもので、敵対心がある状態で、相手の言葉から笑いが生まれることは滅多にありません。

ひょうきん者に皆が集まり慕うのも、まず第一にこの人は敵ではなく味方なんだという安心感というものが最初にあるからこそ、その人の話に素直に耳を傾けて笑う気持ちになるんだと思います。

人間の大きさ、偉大さとは何だろうと考えた時、やはり信頼のおける人物であるかどうかということだと思いますが、信頼のおける人物とはどんな人でしょうか?

その人たちに共通しているのは、一緒にいて安心感があるということではないでしょうか。

信頼がベースにあることからくる安心感です。

ひょうきん者とは実績や経験を持って人から信頼されている安心感も持っているのです。

3.意外にも空気をよめるから

ひょうきん者は自分の世界を持っていて、自分の好きなように話、好きなように振る舞うといった自由人的なイメージを持っている人が多いですが、実際は気遣いの人で、周りの空気をしっかりと読める人が多いです。

意外かもしれませんがこれは必然なことで、周りの空気が読めない人は決して人気者にはなれないと断言してもよいでしょう。

裏を返せば今の時代、自分のことばかり考え、空気を読まない人間がいかに多いかということです。

昔のような一億総中間層と呼ばれていた時代ではなく、日本にも大きな格差社会の時代が来ています。

人のことを考えて協調するよりも、相手を出し抜いて自分だけ抜け出してやろうとする人間に溢れているということです。

空気をよんでこそ場を明るくしてくれる

バラエティ番組などでMCをしているお笑い芸人などを見ていると、売れている芸人というのがいかに周りの空気を読むのに長けているかがよくわかります。

バラエティ番組の構成としてよくあるのが、MCがいてその他のタレント大勢がひな壇形式で並んでいるというものです。

それで一人ずつ話をふって面白いトークを引き出すというものです。

こういう番組の場合、MCがいかにうまくトークを回すかにかかっているところがあります。

うまくトークを回すには、今の場の空気がどんな状態かを読んで、適切な人に話を振るということをしなければいけません。

空気を的確に読めてこそ大きな笑いにつながるのです。

私たちの暮らす生活の中で、ここまで話術に長けた人はなかなかいないでしょうが、この人が話すと場が明るくなって雰囲気がよくなるという人はいます。

その人をよく見ていると自分本位ではなくちゃんと場の空気を読んで、感じでから話しているのがわかります。

4.尽くすタイプだから

ひょうきん者は尽くすタイプが多いです。

人をハッピーにしたいという純粋な気持ちがあるので、とことん人のために尽くすことができます。

そこに私利私欲はありません。

だからこそ皆に好かれるのだと思います。

損得勘定なしに何かをするということは、ほとんどの人間はできません。

ボランティア一つとっても、将来の自分のためにと思ってやる人も多いのが現実です。

本当は助けを求めている人間のためにすべきことなのに、結局は皆自分のことしか考えていないのです。

ですから人の笑顔のために自分を捨てて尽くしてくれるひょうきん者はとても貴重な存在です。

周りが笑ってくれるのならば自分がバカにされてもいいという考え

お笑い芸人は自分がバカにされても笑いがとれればOKという考えがありますが、一般人でそこまで割り切ってできる人はなかなかいないでしょう。

よほど心に余裕がないとできないことです。

現代は人とのコミュニケーションが乏しいといわれている社会において、ささなことで切れたり、いざこざが起きるといったことも多くなっています。

それは自分のことしか考えない人が増え、余裕のない人が増えたため、小さなことでも自分がバカにさせるのが許されないといった人が多いのではないでしょうか。

これはひょうきん者とは正反対のメンタルです。

ひょうきん者は自己犠牲の精神があります。

自分をおとしめても皆が笑顔になってくれるならそれでいいという器の大きさがあります。