劣等感が強い割にプライドはやたら高い人が卑怯者には多いので、「自分が正しい」とか「自分は間違っていない」という気持ちが根底にあり、自分が不利な状況にある事も許せないのでしょう。
だからといって、責任転嫁して良い理由にはなりませんが、本人に「自分が悪いのかも…」という自覚があるからこそ、それを認めたくなくて他人に責任をなすりつけてしまうのかもしれませんね。
ここまで卑怯な人の特徴を見てきて、「他人の評価を気にする人が、どうして相手から恨まれる様な事をするのか…?」と疑問に思った人もいると思います。
上でも話した様に、卑怯な人は“その場しのぎ”で行動しており、先の事をあまり考えていない節があります。
頭の回転のが早いので、その場しのぎでも上手くピンチを乗り切れるのかもしれませんね。
しかし、責任転嫁の様な卑怯な事を続けていれば、本人がどんなに上手くやり過ごしても、周囲には必ず「卑怯者」だとバレるでしょうし、当たり前ですが信用も失われるでしょう。
7.保身のためには手段を選ばない
どんなに善良な人でも、保身や利益の為につい卑怯な事をしてしまう、あるいは実際にはしないけどつい考えてしまう事は、人生の中で1度はあるのではないでしょうか?
例えば子供の頃に、歯磨きが面倒でまだ磨いてないのに「もう歯磨きした!」と親に嘘を吐いてしまったり、友達とのじゃんけん勝負に勝ちたくてこっそり後出しをしてしまったり…。
まぁ、こんなのは「卑怯」というには可愛いものですが、仮にそういう行動を取ってしまった後というのは、ものすごく後悔すると思いますし、自己嫌悪に陥る事もあると思います。
そして、「もう絶対に卑怯な事はしない!」と思うのが、普通の人の反応です。
しかし、卑怯な人は違います。
自分の行いが卑怯な事だと分かっていながら、後悔する事もなく罪悪感も持ちません。
だから、自分の身を守る為なら姑息な真似も平気で行えるし、必要以上に他人を攻撃する事もあるのです…。
見て見ぬ振り
家族や親友や恋人など、自分の大切な人が何か大変なトラブルに巻き込まれてしまった時、みなさんならどうしますか?
きっと「当然、助ける」「力を貸す」「解決策を考える」という声が多いと思います。
きっと卑怯な人も、「絶対に助ける!」などと答えるでしょうね…。
ですが実際は、そこで見て見ぬ振りをするのが卑怯者の行動です。
「絶対に助ける!」とは建前に過ぎず、本音は「ここで手を貸したら、自分まで巻き込まれてしまうかもしれない…」「自分まで被害に遭うのは嫌だ!」といった感じでしょう。
そうやって他人には冷たい態度を取っておきながら、自分が困った時だけ他人を頼ろうとするのも、保身が強い卑怯者の特徴です。
自分が優位になりたい
上でも説明した通り、卑怯な人は「自分は他人よりも優れている」と自覚する事で、自分の価値を見出し自信を得ています。
卑怯な人の中では、優越感を感じる事が自信に繋がっているのです。
つまり、卑怯な人の心理には「人より優位でありたい」「人を見下して優越感に浸りたい」という欲が渦巻いている訳ですね。
だから、自分の為に他人を陥れる事にも抵抗がなく、「他人を使って自分だけ得をしよう」という考えが浮かぶのでしょう…。
逃げることも
自分に被害が及ぶと分かった時や、状況が悪くなった時に他の人を囮にして自分だけ逃げるのも、卑怯者の行動パターンです。
一度でもそんな事をすれば周りからの信用は失われるでしょうし、本人が気付いていないだけで、卑怯者だと思われている可能性は非常に高いと言えます。
卑怯な人への対処法
“卑怯な人の7個の特徴”はいかがでしたか?
もしかしたら、「あの人かなり当てはまるかも…!?」なんて発見もあったかもしれませんね。
「自分自身がかなり当てはまってしまった…」という人は、普段から意識して悪い部分を直していく努力をしましょう!
「もっと関係を深めたい」とか「信頼関係を築きたい」と思った相手が卑怯者だった場合、その付き合いは上手くいかないと思います。
そういう相手と付き合う事で自分も思わぬトラブルに巻き込まれたり、相手に都合良く利用されてしまう恐れがあるからです。
仕事における付き合いでは難しいかもしれませんが、プライベートでの付き合いならこちらにも選択権があります。
友達にしても恋人にしても、付き合う相手は慎重に見極めるべきでしょう。
気になる相手が卑怯な人間でないか見極める際は、先程の“卑怯な人の7個の特徴”を是非参考にしてみて下さいね。
話は変わりますが、身近に卑怯な人間がいてお困りの人はいませんか…?
先程も話した通り卑怯な人間と関わっていると、その人に振り回されてしまう事も少なくないと思います。