人の表情に敏感
空気を読み過ぎてしまう人は他人の表情に敏感なので、他の人が気付かない様な些細な表情の変化にもいち早く気付きます。
自分と一緒に過ごしていて相手が少しでも微妙な表情をすると、「自分と一緒にいるせいで楽しくないのかも…」とか「相手を不快にさせる様な事をしてしまったかも!?」と、自分に自信がない事もあり、不安で仕方がなくなってしまうのです。(※ただし相手は全く関係ない事を考えている可能性も十分にアリ)
これでは他人と一緒にいるのが苦手になってしまうのも無理ありませんね。
空気が読めなかったり鈍感な人はもちろんですが、普通にコミュニケーションが取れて気遣いが出来る人でも、空気を読み過ぎる人の様に他人の細かい表情の変化に気付ける人は少ないです。
普通の人は気付かない分あれこれ気せずに済むから自分の思った通りに動けるし、考え過ぎる必要もないから気遣いも成功しやすいとも言えるのかもしれませんね。
6.心の底から楽しめない
空気を読み過ぎてしまう人は、仲の良い友達と遊んでいる時でも常に空気を読んで行動しているので、心の底から楽しめていないという事も珍しくありません。
例えば、友達とショッピングをしていて「あのお店気になる…出来れば行ってみたいな」と思っていても、いざ友達に「次に行ってみたい店ある?」と聞かれると、「特にないかな…」と希望をきちんと伝えられないのです。
空気を読み過ぎて自分よりも他人の意見を優先してしまうので、「自分が楽しめなくても、相手が楽しめたらそれで良い」という考えが根底にあるのかもしれませんね。
常に人に合わせている
空気を読み過ぎる人は、知り合いと一緒にいる時だけでなく1人でいる時も周りに誰か人がいれば、場の雰囲気を読み取って周囲に合わせようとします。
これは「周りに迷惑を掛けない様に」とか「空気を読まない行動を取りたくない」という気持ちがあるのだと思いますが、常に人に合わせるという行為は、それなりに神経を使いますし緊張感を伴うものです。
つまり、空気を読み過ぎてしまう人は、誰かと一緒にいる状態だと、気が安らぐ暇がないという事になります。
人はリラックスした状態でないと心の底から楽しめないので、空気を読み過ぎてしまう人が心の底から楽しむ為には、(現段階では)1人になる必要があると言えるかもしれません…。
もちろん空気を適度に読める様になれば、考え過ぎずに何事も楽しむ事が出来るはずですよ。
空気を読みすぎる人の疲れた時の対処法
“空気を読みすぎる人の6個の特徴”はいかがでしたか?
「かなり当てはまってしまった…」と落ち込んでいる人も、ここで気付けただけラッキーです。
今まで空気を読み過ぎていたのなら、これから気を付ければ良いだけの話。
他の人と一緒の時はもう少し気楽に振舞い、自分の素直な気持ちに従って行動してみてはいかがでしょうか?
もちろん、そんなに簡単に改善される事ではないと思いますが、意識して行動していく内に、適度な空気の読み方が分かる様になるはずです。
ただし、「失敗しない様に…」とか「上手くやらなくては…」と考えていると、また空気の読み過ぎに繋がってしまうと思うので、あれこれ考え過すぎずに行動する勇気を持つ事も大切だと思います。
それに何事も最初から上手くいく人なんて極僅かに限られているので、「少しくらい失敗するのは当たり前!」くらいの気持ちで、自分の思った通りに行動してみましょう。
それで成功したら今後もそれを参考にして、仮に失敗してしまってもその失敗を繰り返さない様にすれば良いのです。
で、空気の読み過ぎを改善するのも大切ですが、空気を読み過ぎて心が疲れてしまった時の対処法を知っておく事も重要だと言えるでしょう。
例え“読み過ぎ”でなくても、空気を読むのはそれなりに神経を使いますし、知らない内にストレスが溜まるものなのです。
もし、そのストレスが人前で爆発してしまえば、今まで空気を読んで築いてきた良好な関係が崩壊してしまう恐れも…。
という訳で、ここからは“空気を読み過ぎて疲れた時の対処法4個”をご紹介していきます。
これを実践すれば、空気を読む事に余計な疲れやストレスを感じなくて済むかもしれませんよ!
1.受け入れる
「空気を読むのをやめろ」と言われたって、そう簡単にやめられるはずありませんし、そんな事が出来たら空気を読み過ぎて苦労している人は居ないはずです。
空気を読み過ぎてしまう人は、空気を読む事が癖になってしまっているので、「空気を読まないぞ!」と意識した時には、既に(無意識の内に)周囲の観察をしてしまっているもの…。
だから、まずは空気を読み過ぎてしまう事を素直に受け入れてみてはいかがでしょうか?
空気を読めることは悪いことじゃない
そもそも空気を読める事自体は、決して悪い事ではないはずです。
むしろ空気が読めない人より、空気が読める人の方が評価が高いのが現実。
空気を読み過ぎてしまう人も、それで無難に過ごせた、あるいは成功してきた経験があるから、空気を読む事をやめられないのではないでしょうか?
相手に配慮できる長所である
空気を読む事は相手に配慮出来る長所とも言えます。