天邪鬼な女性の場合、自分でもかわいくない態度をとってしまうことをコンプレックスに感じていることがありますが、男性からすればそうした素直になれない態度もかわいく思えてしまうでしょう。
普段から天邪鬼なことばかり言っていると、男性からかわいくないと思われてしまうこともありますが、照れ隠しの際にそうした態度をとってしまう時には、それが照れていると理解している男性からは、むしろかわいいと思われることがあります。
落ち着きのない仕草をする
照れ顔とは少し違いますが、仕草によっても女性が照れていることが分かることは多いです。
例えば男性から褒められて、嬉しいけれども恥ずかしいと感じている女性の場合、男性の言葉に控えめな否定で返しながらも、視線を彷徨わせたり、落ち着きなく髪を撫でつけたりと動揺を見せることがあります。
女性によっては口元を抑えるような仕草をしたり、両手の指をすり合わせたりすることもあるでしょう。
また、あからさまに話題をすり替えたり、男性から視線を逸らしてあちこちを見渡したりすることも多いです。
普段は落ち着いているのに、自分が照れた時にだけそんなふうに落ち着かない仕草をする女性は、男性からすればとてもかわいらしく思えることでしょう。
ちょっと悪戯心がわいて、そんな女性をさらに褒めたおしてからかう男性もいますが、照れ隠しに怒ったり挙動不審になったりする女性の場合、やり過ぎてしまうと本気で女性を怒らせてしまうこともあります。
かわいいからこそしつこく照れさせていたら、しまいには本気で怒ってしまいどこかへ行ってしまう、なんてこともありますので、男性にとっては加減が試されることでしょう。
仕草に照れが表れる女性の中には、一見すると表情はいつも通りであることも多いです。
顔の表情や口調はいつも通りなのに、急にそわそわと落ち着きがなくなったら、それは照れが隠しきれずに出てしまっているのかもしれませんね。
照れ屋な女性はどんな性格なのか
女性の中には、照れやすい人もいれば、そうでない人もいます。
ちょっと褒められると直ぐに照れてしまう人もいれば、どんなに賛辞を受けてもまったく照れない人もいます。
同じ女性なのにそれだけ照れに差があるのは、女性の性格の違いによるものが大きいでしょう。
照れやすい人は、日頃あまり褒められたり、賛辞されたりする機会がないことが多く、一方で少しくらい褒められてもまったく動じない人は、これまでの人生で褒められたり、認められたりした経験がそれなりにあることが多いです。
また、自分を客観的に見つめることができる人も、自分でできて当然だと思っていることを他人から褒められても、素直に嬉しいとは思えないでしょう。
さらに競争心が強い人では、ちょっとしたことで褒められると、その褒め言葉を逆読みして「自分はこの程度もできないと思われていたのか!」と捻くれた捉え方をしてしまうこともあります。
そんなさまざまなタイプの女性の中でも、照れ屋な女性に共通する特徴を以下に挙げていきます。
自分に自信がない
自分に自信がない人は、基本的にネガティブ思考です。
人前では自信満々に振舞っている人でも、本心で自信がなければ、陰では自分の行動が正しいかどうかをいつも気にしています。
また他人からの視線や評価を気にする傾向も強く、他人に認めてもらいたいという承認欲求も並み以上です。
そんな女性が人から褒められると、自分のことを「認めてくれている」と感じ、とても嬉しく感じます。
人から褒められたり、評価されたりすることで、「これでいいんだ」と自分に自信を持てますし、素直に嬉しいという感情もわき上がるでしょう。
それが素直に表に出る女性では、はにかみ笑顔を見せたり、うつむいて嬉しそうな表情を浮かべたりします。
一方で素直に嬉しいという気持ちを表わせない女性は、天邪鬼な反応をしたり、不機嫌そうな顔をしたりと、自分の気持ちをどうにかして隠そうとするでしょう。
素直
素直な性格の人は、人から褒められたり賛辞を受けたりすると、それを深読みせずにそのまま自分の中に受け取りますので、恥ずかしくなれば照れた様子を見せます。
他人を信用できない人や、警戒心の強い人、常に裏を読もうとする人の場合には、男性から「かわいいね」「おしゃれだね」と褒められることがあっても、その言葉の裏に何か意図があるのではと考えます。
例えば軽い遊び相手として口説いているのか、や、誰にでも言っていて自分だけに特別なわけではないないだろう、など、何かしら言葉の裏を読もうとしますので、素直に男性からの賛辞を受けることはありません。
また、男性の言葉に対して照れるようなこともないでしょう。
しかし素直な性格の人は、「かわいいね」と言われれば純粋に「嬉しい」「恥ずかしい」と感じます。
それがそのまま照れた態度に出てしまうことが多いでしょう。
嘘を付けない
素直な性格の人は嘘を付けません。
どんなに自分の感情を隠そうと思っても、言動や態度、雰囲気などに表れてしまうことが多いでしょう。
嬉しい気持ちを隠そうと思っても、口元はつい緩んできてしまいますし、恥ずかしい気持ちを押し殺そうと思っても、顔がどんどん赤くなってきてしまいます。
自分では一生懸命に抑えても、照れた感情は他人から見れば一目瞭然でしょう。