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陰で悪口を言う人の10個の心理と対処法(続き2)

面と向かって相手に意見をすることで、相手が怒りを表したり、何かを言い返したりしてきたらどうしようという恐怖心が強いために、直接相手の顔を見て意見をぶつけることができないのです。

この手のタイプは、自分に自信がない人やネガティブ思考の人、また自分よりも強い者には逆らえない人にとても多いです。

自分に自信がない人は、例え相手の横暴な態度に腹が立つことがあっても、「相手の横暴なところはよくない」とハッキリと自分の意見を持って伝えることができません。

第三者から見ても相手の方が悪かったとしても、「自分なんかが注意して、相手を怒らせたらどうしよう」という不安があるため、まともに意見を言うことができないのです。

自分に自信がある人は、相手の悪いところはきちんと「よくない」と相手に言うことができます。

しかしネガティブな人は自分の意見をきちんと相手に伝えられないため、結果として本人がいない時に、陰でこそこそと悪口を言ってしまうことが多いでしょう。

本人には怖くて言えない場合もある

例えば文句を言いたい相手がとても横暴だったり、自分勝手で人の話を聞かなかったりすると、直接言ったところで倍以上に文句を並びたてられてしまうことがありますよね。

また、興奮しやすい性格の人も、ちょっと人から指摘をされると、直ぐにカッとなって激怒したり、周りを巻き込んでトラブルを引き起こしたりすることがあります。

そんな瞬間湯沸かし器のような人や、最悪の場合手を上げたりする人が相手だと、とても怖くて自分の意見や考えを直接伝えられないこともあるでしょう。

そんな時には、溜りに溜まった不満や愚痴を、同じような不満を抱く人と言い合うことで、多少は気持ちをスッキリさせることができるでしょう。

とはいえ、いくら相手の方に問題があったとしても、陰でこそこそと悪口を言っていることには変わりがないため、バレてしまえば余計に印象は悪くなってしまいます。

4.気に入らない

自分よりも明らかに優秀だと思える相手や、人望がある相手、また収入や社会的な立場が上の相手に対しては、直接文句をぶつけたところで、自分の方が不利になってしまうことが多いでしょう。

自分の方が相手よりも劣っている場合には、何かと文句を言ったところで周りからは「負け犬の遠吠え」と捉えられてしまいますし、周りからそんな風に見られれば、直接相手に言ったところでスッキリするどころか赤っ恥をかき、屈辱に感じてしまいます。

あまりにも部が悪い相手の場合には、自分が直接相手に言ったところでまともに取り合ってはもらえないため、仕方なく陰で相手のことを悪く言うしかないこともあるでしょう。

自分よりも優れている相手を気に入らないと思う感情は、誰にでもあります。

いわゆる「妬み」や「嫉み」の感情ですが、そうした劣等感から抱く感情は、表に出すことが恥ずかしいため、陰口になってしまうことが多いです。

とはいえ、嫉妬心からの陰口は、バレれば余計に自分がみっともない思いをすることも多いでしょう。

5.誰かにかまって欲しい

「かまってちゃん」の性格をしている人は、常に他人に「かまってほしい」という感情を抱いています。

それが友達や恋人などの、特定の相手に対してだけ抱く人もいますが、誰に対しても「かまってちゃん」の人もいます。

かまってほしがる人は、とにかく話のネタがあれば何でもそれをおしゃべりに利用しますので、その内の大半は他人の悪口や愚痴になることも多いでしょう。

他人を褒めそやすことでおしゃべりをするよりも、他人の悪口や陰口でのおしゃべりであれば、何故か尽きることはありません。

人にかまってほしさから、その場にいない人の悪口や陰口、噂話などをネタにして延々とおしゃべりをする人もいるでしょう。

「かまってちゃん」は自分が執着する相手に対しては、同じようにそうやって振舞うため、悪口を言われた経験のある人からは嫌われてしまうことも多いです。

暇なときに話のネタとして言っていることもある

人にかまってほしがる人は、単純に話のネタとして他の人の噂話や陰口を叩くことも多いです。

誰かに対する不満が溜まりに溜まった結果の愚痴や悪口ではなく、単に暇なときの話のネタとして言っていることも多いため、陰口を言っている本人は、たいした悪意もなく人のことを言っているだけの場合もあります。

また、そのような場合には、口にして数分も経てば、自分の言っていたことなどけろりと忘れて、陰口の対象となっていた本人と笑顔で会話を楽しむこともあるでしょう。

陰口を叩かれた人からすれば溜まったものではないですし、陰であれこれと人の噂話をされて不愉快に思えることでしょう。

しかし、その怒りを直接ぶつけたとしても、話のネタ程度に言っていた当人にはいまいち気持ちが通じないこともあります。

6.悪口を言わないと気が済まない

悪口を言わないと気が済まないタチの人は、ちょっとしたことでも直ぐに口から悪口が出てしまいます。

例えば車を運転している時に、前に入り込んできた車がいれば「邪魔だ!」と悪態をついたり、買い物のレジで行列ができていれば、「鬱陶しいなぁ」と不満を零したりします。

悪口を言わないと気が済まない人は、そうした些細なことでも直ぐに口から愚痴や不満が零れますので、人間関係においても他人への不満が口から出やすいでしょう。

しかし、それを直接本人に言うことは多くなく、通り過ぎ様に小さく舌打ちを零したり、ぼそっと悪口を言ったりする程度です。

そして相手がいなくなった途端に、その相手に対する悪態をグチグチと言い触らし、他の人にも賛同を強要することがあります。

少しでも腹の虫が悪いと悪口を言ってしまう

悪口を言わなければ気が済まない人は、少しでも腹の虫が悪いと悪口を言ってしまう癖があります。