などなど、言いたいのに言えなかったり、聞いてもらえなかったり…。
そんなこんなで言いたいことが言い合えないうちに、気持ちがすれ違ってしまうのです。
言いたいことを言い合えずにいると、お互いの“本当の気持ち”を知ることができません。
お互いが勝手に「こうだろう」と決めつけてしまったり、相手が何を考えているのかが分からなくて不安になったり…。
どちらにしても、分かり合うことができずにフラストレーションは溜まるばかりです。
こんな時、特に女性は、ひとりで思い詰めてしまいがち。
不安から相手を責めてしまったり、思い詰めるばかりに気持ちが先走って別れようとしたりする人も多いですよね。
一方男性は、「わかってくれているはず」と思い込んでしまう人が多いのでは?
このように噛み合わないから、男性と女性はすれ違いを起こしてしまうのです。
すれ違いで上手く行かないカップルは、言いたいことが言い合えないことがひとつの原因。
「最初はちょっとしたすれ違い」だと甘く見て放置しているうちに、ふたりの間に埋められない溝ができてしまうのです。
2.素直じゃない
「すれ違い」で上手くいかないカップルの特徴2つ目は、『素直じゃない』ことです。
恋人同士でも、素直になれないカップルは少なくありません。
意地や見栄を張ってしまうなど、素直になれないことからすれ違うのも、上手く行かない理由なのです。
ある調査では「恋人に思っていることや気持ちを上手く伝えられない」と答えた人が男女ともに最も多く、「伝えているけど、伝わっている自信がない」と答えた人とあわせて男性では7割、女性では8割にのぼりました。
こうなってしまうのは、先程原因として挙げた”言いたいことが言い合えない”こともありますが、素直になれないことも大きいはず。
カップルが素直じゃなくなってしまう原因は…
・恥ずかしい
・プライドが邪魔をする
・素直になって受け入れてもらえないのが怖い
・もともと素直じゃない
などなど。
恥ずかしさやプライドから、本当に伝えたいことや知って欲しいことを、素直に伝えられない人は多いようです。
愛の言葉を口にしない
とくに素直になれないのは、愛情表現に関してでしょう。
素直に伝えるのは気恥ずかしさがあることから、愛の言葉を口にしないままでいるカップルも多いはず。
お互いが、「あえて言葉にしなくても分かっているだろう」と思っていたり、「付き合っているんだから、愛情があるのは当たり前」と思っていたり…。
そうやって愛を言葉にすることを怠っているうちに、気持ちがすれ違っていくことは珍しいことではありません。
こういう状況に陥りがちなのは、大人のカップルに多いようですね。
お互い大人だからと、若いカップルのようなラブラブな空気感は作りにくく、愛をささやき合うような甘い付き合いはできません。
大人としての恋人との付き合い方にこだわるうちに、いつしか素直になることも忘れてしまうのです。
喧嘩ばかりしている
お互いに素直になれず、愛の言葉も口にしないカップルは、次第に喧嘩が増えていきます。
本当は素直な自分を出したいし、本当の気持ちを知りたいし知って欲しい…。
その思いが爆発するから喧嘩になるのですが、素直になれないと結局、喧嘩でさらに溝が深まるだけなんですよね。
なぜなら、喧嘩するときも素直じゃないからです。
本当の気持ちをぶつけたくても、プライドや遠慮から、遠回しな表現をしてしまいがち。
たとえば、イライラしながら「はいはい。今日も飲み会ね。行ってくれば?」なんて言ってしまったり…。
言葉では平気を装っても、物言いたげな態度で分からせようとするのは、素直じゃないカップルがやりがちです。
このとき、本当は会えなくて寂しいだけですよね?
言いたいことがあるのを態度で示し、それを言葉にしないというのは、喧嘩に発展しがちです。
素直になれないばっかりに、お互いの心も関係もねじ曲がってしまうのです。
それもこれも、お互いが大切な存在であることを、言葉にして確認することを怠るからです。
日頃から素直になっていれば、心は満たされ、無駄なすれ違いも起こしません。
3.決まり事をつくり過ぎる
「すれ違い」で上手くいかないカップルの特徴3つ目は、『決まり事を作りすぎる』ことです。
決まり事を作りすぎると、お互いの関係も窮屈に…我慢も限界を迎えると、話し合うことのないまま決まり事を破るようになっていきます。
そうやってすれ違い、上手く行かなくなってしまうのです。
もちろん、決まりごとはある程度必要で、それがカップルの衝突を予防してくれる場合もあります。