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同情しやすい人の6個の特徴と同情し...(続き2)

3.素直

同情しやすい人は、他人に感情移入をしやすく、また共感能力も高いです。

すなわち、それだけその人が素直な性格をしているということでもあります。

他人の事情や感情に対して、猜疑心や裏表を含めずにそのまま自分の中に受け止めて共感を示しますので、とても素直に相手の感情を自分の中にも反映させていることになります。

例えば疑り深く、慎重な性格の人の場合、誰かが「今朝は体調が悪くて遅刻してしまった。」と言ったら、表面上では「大丈夫?」と心配をしながらも、内心では「本当はただの寝坊じゃないのか?」と疑いを抱き、相手の気持ちに共感することはないでしょう。

しかし同情しやすい人の場合には、相手が体調不良で遅刻したと言えば、それをそのまま素直に受け止めるため、「自分がもし体調不良だったら」と想像して相手の体調を気遣い、本心から心配することでしょう。

実際に嘘でなければ、心配してもらえた人は嬉しく感じるでしょう。

しかしもし、遅刻の理由が作り話だった場合には、同情しやすい人は簡単に騙されることになりますので、都合よく同情を誘われてしまうこともあるでしょう。

4.相手のことを考える

人に同情をしやすい人は、それだけいつも相手のことを考えています。

相手の事情や感情をよく考え、観察しているからこそ、自分の中にも同情心が生まれやすくなります。

同情しやすい人にとっては、相手の話の内容が、真実かどうかということが一番大切なわけではありません。

一番大切なのは、自分が相手の立場になってその気持ちを考えられるかどうかということです。

もちろん相手の話が嘘なら、「何だ心配して損した」と感じることでしょう。

しかしその反面、相手に感情移入したからこそ、ある意味「本当でなく、嘘で良かった」と感じる部分もあるでしょう。

同情しやすい人は、良くも悪くもいつも相手のことを考えていますので、その分周りの人の感情によって振り回されてしまうこともあります。

しかし、同情して欲しい人や、共感をして欲しい人にとっては、同情しやすい人の存在は自分が本心を打ち明ける上では必要不可欠な存在でしょう。

5.テレビやドラマの影響を受けやすい

同情しやすい人は、フィクションだと分かっていることに対しても、いちいち感情移入してしまうことが多いです。

例えばドラマを観ていて、恋人同士が死に別れてしまう場面を見たら、「もしもこれが自分だったら」と考えてたまらなく悲しくなってしまいます。

また、アクション映画で主人公が死にそうな目に遭いながらも、最終的には勝利を掴む場面を観れば、まるで我がことのように嬉しくなったり、感動して涙を流したりするでしょう。

そして、作品を観終わった後には暫くその余韻に浸り、自分の心の中に影響を受けやすくなります。

例えば「映画の主人公のような部屋のデザインにしよう」や「自分も今日から運動を始めよう」など、自分の心に影響を受けたことがあれば、早速それを行動に移そうとすることもよくあります。

それが実際に続くかどうかは、飽きやすさの性格の差によりますが、他人の人生やフィクションの物語に影響を受けやすいことは確かでしょう。

6.騙されやすい


同情しやすい人は、それだけ素直に他人に対して感情移入をしますので、騙されやすいという特徴もあります。

例えば寝坊が原因で約束に遅れてきた人が、「実は家を出る前に親と喧嘩になって・・」と適当に嘘をついたら、それをそのまま信じ込んでしまうため、「大丈夫なの?喧嘩の原因は何?自分でよければ話を聞くよ?」と相手に対して親身になろうとします。

もちろん作り話ですので、聞かれた方は「たいしたことないから。それより早く遊びに行こうよ。」と話を切り上げて遊びに行こうとするでしょう。

しかし同情しやすい人は相手の嘘を信じてしまっているため、遊んでいる最中にも相手の事情が気になってしまって、純粋に遊ぶことだけに集中できなくなってしまうでしょう。

同情しやすい人の中でも、そうしたお人好しで優しい性格が強い人は、他人の嘘に振り回されたり、騙されたりすることもしょっちゅうあるでしょう。

そしてそれだけ他人に気を配りますので、気疲れしてしまうこともあります。

あなたは同情しやすい人ですか?しない人ですか?

あなたは同情しやすい人ですか?

それともしない人ですか?

他人に同情しやすい人は、相手の苦労話を聞けば「大変そうだな」と素直に相手を労う気持ちが生まれます。

一方で簡単に他人に同情しない人は、相手の苦労話を聞いたところで、「大変だろうけど、しょせんは他人ごと」と一線を引いていますので、相手にそこまで同情することはないでしょう。

どんなに辛い気持ちを打ち明けられても、それを実感しようとも、相手の気持ちを想像しようともしないでしょう。

とはいえ、同情しにくい人が悪いということではありません。

同情しやすいか、それもしないかというのはあくまでもタイプの違いです。

そもそも、「同情」とは人のどのような感情を指すのでしょうか?