9.想像力がある
慎重な性格の人は、人一倍想像力が豊かです。
例えば夜にふとんで眠りにつきながら「今地震が起きたらどうしよう」や「泥棒がきたらどうしよう」など、自分で様々なシチュエーションを頭に思い浮かべては、その状況に相応しい行動を頭の中であれこれとシミュレーションします。
そうした「今〇〇になったらどうしよう」という想像を常日頃から癖のようにしていますので、それだけ想像力も豊かです。
毎日たくさん考えている想像が、実際に現実のものになることはあまりないでしょう。
しかし、それでも当人はそうやってあれこれと想像力を膨らませていることだけでも満足していますので、想像が現実のものにならなくても後悔することはないでしょう。
10.リスクが異常に嫌い
慎重な性格の人は、確実で安全を好む一方で、リスクを異常に嫌う傾向があります。
それだけリスクを嫌がるからこそ、絶対にリスクを冒さないようにと慎重になっているのです。
慎重な性格の人は、例えどんなに時間や手間暇がかかっても、リスク回避が出来ればそちらの道を選択します。
「時間がかかっても失敗するよりはいい」「リスクを冒すくらいなら2番手でもいい」と無難で安全な道をいつでも選ぼうとしますので、リスクのある行動や無謀な賭け、先の見えないことへのチャレンジなどは極端に嫌うことが多いです。
11.周りの意見に左右されやすい
慎重な性格の人は、1つの物事に対してあらゆる角度からリサーチをして、たくさん集めた情報の中から自分なりに判断しようとします。
また、その時の情勢は周りの人達の反応や様子で見極めることも多いため、比較的周りの意見に左右されやすい特徴があります。
あまりたくさん周りで噂や情報があり過ぎると、正しい情報を見極めるのに時間がかかって、右往左往してしまうこともあるでしょう。
12.何かを学ぶ時に資格や学歴などを持ちたがる
慎重な性格の人は、常に確実性を求めています。
例えば車会社で働くのなら、募集要項に関わらず「車の免許を持っていた方が就職には便利だろう」と考えますし、IT会社で働きたいと思っているのなら、就職活動よりもまずはIT関連の資格を取得しようとするでしょう。
何かを学ぶ時には、自分が確実にそれについて学べたという証拠を欲しがりますので、資格や学歴などを持ちたがる人も少なくはありません。
13.人間関係でストレスを感じている
慎重な性格の人は、人間関係においても常に慎重です。
できるだけ敵を作らず、無難に人間関係を送ろうとしますので、誰に対してもある程度気を遣って接しますし、周りに合わせて行動することもあります。
適度な協調性と距離感を保つことで、周りの人達とは上手くやっていけることが多いですが、それだけ周りに気を遣うため、精神的には疲れてストレスを感じることも多いでしょう。
心から信用出来る相手がいれば、その相手に愚痴ることで多少のストレス発散が出来ますが、それでも毎日のように周りに気を遣って過ごしているため、時には疲れて人間関係が面倒に感じられることもあるでしょう。
14.本音が言えない
慎重な人は、なかなか自分の本心を他人に対して打ち明けることができません。
心から信じられる相手が少ないことと、本音を言うことで無用なトラブルを避けたいという気持ちから、普段は自分の本心を隠して生活していることが多いです。
しかし、本音が言えない分ストレスは溜まりやすいですし、ズバズバ本音を話して仲良くなろうとする人からすると、「何を考えているのかよく分からない」と思えてしまい、上手く人間関係が築けないこともあるでしょう。
15.たまに説教臭い
慎重な性格の人は、無謀な人や無茶をする人、無鉄砲な人のことを苦手としています。
赤の他人であればできるだけ近づこうとはしませんが、もしもそれが自分の部下や友達だった場合には、その無謀さを注意することで、たまに説教臭くなることもあります。
本人は相手にために、良かれと思って注意をしますが、言われる相手からすれば単なるお説教に思えてしまい、まともに話を聞いてくれないこともあるでしょう。
16.普段はおとなしいのに大事なところではハキハキする
慎重な性格の人は、常に後方でうじうじしているという印象を持たれることもありますが、必要な場面ではハキハキと切れの良い動きを見せることもあります。
もちろんその動きに至るまでには入念なリサーチが必要ですが、自分が大丈夫だと判断できるほどに自信が持てた時には、率先してテキパキと素早く動き回ります。
慎重な性格の人は、動くまでは時間がかかってしまいますが、いざ動き始めるととても素早く無駄なく動くことが多いです。
17.相手の顔色を伺う
慎重な性格の人は、常に間違いがないように行動しようとします。
対人関係でも、相手のことを事前によく調べ、また現在の相手の感情や状況などをきちんと考えた上で、言葉に出したり行動に起こしたりします。
会話をする時にも、常に相手の顔色を伺いながら話しますので、自分の発言で相手の表情が変われば、すぐに相手を怒らせないように話の軌道を修正するなどして、極力揉め事にはならないように気を遣います。