あなたの周りに、慎重な性格の人はいますか?慎重な性格の人は、臆病で行動力に欠けていると言われる一方で、思慮深くあまり失敗をしないとも言われています。

慎重な性格の人と一緒に行動していると、ハラハラドキドキの冒険を楽しむことはできませんが、代わりに確実で安定した道を進むことができるでしょう。

良い面も悪い面も併せ持った慎重な性格の人の特徴と、慎重さの長所と短所についてご紹介します!

慎重の意味って?

慎重とは、注意深いという意味です。

また、軽々しく行動せず、落ち着いているという意味でもあります。

慎重な性格をしている人は、注意深く常に冷静な行動を心がけています。

浅はかな考えで行動を起こしたり、確実性がないのに一歩を踏み出したりすることはせずに、しっかりと地に足がついた状態になってから行動を起こします。

そのため自分が進む道は安定していますが、その分地味で面白味もないことが多いでしょう。

慎重な性格の人は、自らそうした地道で安定した道を選んで進んでいますので、自分の周りの交友関係も、同じように慎重派の人が集まっていることが多いです。

しかしその一方で、自分にはない大胆な行動力を持っている人に対して、憧れの感情を持つこともあります。

慎重と臆病の違い

慎重と臆病とは、しばしば混同されて使われます。

しかし、これらの言葉には明確な違いがあります。

「臆病」とは、ちょっとしたことでも怖がったり、尻込みをしたりすることです。

物事を考える時には、ネガティブな思考をすることも多いため、悪い結果を想像して行動できなくなってしまうこともよくあります。

一方の「慎重」とは、注意深いということですので、物事を無暗に怖がるのではなく、しっかりとよく考えてから行動に移します。

そのため行動するか、しないかという選択肢になった場合、慎重な人はよく考えた上で行動しますが、臆病な人はリスクを恐れて行動できないという違いがあります。

「臆病」は理由もなくただ怖がることが多いですが、「慎重」は恐怖とはまた違ったものでしょう。

ただし、元々臆病な性格をしている人が、臆病だからこそ慎重な性格になることは多いです。

こんなにあった!慎重な性格の人の18個の特徴


慎重な性格の人は、その言動をよく見ていれば、客観的にも「慎重な人なんだな」ということが分かりやすいです。

出されたお茶やお菓子をすぐに食べなかったり、あれこれと考えてから行動に移したりと、一歩踏み出す前に必ず思考する時間を設けます。

そのため、考えなしの人と同時にスタートすれば、必ず一歩出遅れるでしょう。

しかし進んだ先で考えなしの人がトラブルに陥った時にも、自分はそのトラブルに巻き込まれることなく、地道に横を通り抜けていきます。

結果として、考えなしの人よりも早くゴールに辿り着くことも少なくはないでしょう。

そんな慎重な人の具体的な特徴を挙げていきます。

1.なんども後ろを振り返る

慎重な性格の人は、心配性なところも持っています。

「家の鍵をちゃんと閉めたか」「落とし物をしていないか」など、日々の生活の中でも自分がふとした時に不安になることを、1つずつ確実になくしていこうとします。

また、よく考えてから行動に移すのが基本ですが、さらに行動している最中にも、今の自分の行動をよく振り返っては再確認します。

なんども後ろを振り返り、行動するペース自体は遅いことが多いですが、その分確実に失敗をなくしていこうとします。

2.相手に質問して素性を知ろうとする

慎重な性格の人は、会ったばかりの相手や知人程度の関係の相手を、簡単に信用することはありません。

相手を信用するのは、相手のことを自分がきちんと知って、理解してからです。

初対面の人と、表面上は気さくに接していても、決して心を許しているわけではありません。

相手のことを探ろうとして、あれこれと相手に質問し、素性を知ろうとすることが多いです。

また、相手にはたくさん質問しますが、自分のプライベートに関しては、そこまで話そうとはしないでしょう。

相手のことを信用していない状態で、自分のことを何でもベラベラと話すことには抵抗があるため、一見情報をきちんと交換しているように思えても、実際には相手に多く情報をしゃべらせていることが多いでしょう。

3.相手の気持ちを考えるのが得意

慎重な人は、あれこれと考えを巡らせるのが好きです。

むしろその性格から、物事をしっかりと深く考えなければ気が済まないため、癖のようにいつもあれこれと考え事をしています。

そして考え事をする時には、さまざまな視点や立場から考えようとしますので、主観的な考え方ばかりではありません。

時には相手の立場に立って、相手の気持ちを考えることもしますので、自分本意の人よりも他人の気持ちを考えることを得意としています。

もちろん相手の気持ちを想像する程度ですが、それでもしっかりと想像を巡らせて、できるだけ相手の気持ちに近いところまでは考えることができますので、人間関係も無難に過ごしていることが多いです。

4.過去に失敗した経験がたくさんある

慎重な性格の人は、過去にたくさん失敗するなどの経験があるからこそ、今の慎重な性格になっていることが多いです。

考えなしの行動でも、一度も失敗することなく人生を送れているのなら、誰でもわざわざ石橋を叩いて渡るようなことはしないでしょう。

また、例え行動した結果が失敗だとしても、未知のことにチャレンジするワクワクドキドキの高揚感が好きな人や、スリルを楽しみたいという人も、失敗した数に関係なく、あまり慎重になることはないでしょう。

慎重な性格になる人の大半は、過去にたくさん失敗をした経験から、「できるだけ失敗をしたくない」「地道でいいから確実に進みたい」という思いが強いです。

時間がかかってもいいから、失敗したり後悔したりしたくないと考える人が、自分の経験から学んだ結果、慎重な性格になっていることが多いです。

5.調べてから行動を起こす


思い付きで突然行動に起こすタイプの人は、事前のリサーチなどしないことが多いです。

「まずはやってみてから考えよう」というスタンスのため、やった結果失敗したところでそこまで後悔はしませんし、気軽に次の行動へと移ることができます。

とはいえ、考えなしに行動すると、正解に辿り着くまでに何度も失敗を繰り返すことになるでしょう。

一方で慎重な性格の人は、まずは何でも調べてからでなければ、決して行動には起こしません。

キャンプ場に泊まった翌朝は、靴に虫が入っていないか必ず確認をしてから靴を履きますし、登山をするのなら天候や荷物、自分が登る山の情報などを十分に調べた上で実際に行動に移します。

そのため事前のリサーチにはある程度の時間がかかってしまいますが、思い付きで行動する人と比べると、確実性があって失敗も少ないでしょう。

思い立ったが吉日の性格の人からすれば、「理屈っぽい」「頭でっかち」などと言われることもありますが、それでも本人は「失敗するよりはいい」と考えていますので、あれこれと考えてから行動する自分に満足しています。

6.誰かがやってから自分がやる

慎重な性格の人は、未知の領域へと足を踏み込む時には、自分が先陣を切って進むことを苦手としています。

何せ一寸先は闇ですので、一歩進んだ先で大きなトラブルが起こるかもしれません。

それを考えたら、まったく情報がない状況ではほとんど動くことができなくなってしまいます。

しかし誰かが先陣を切ってくれるのなら、その人の行動をよく観察し、しっかりと確認した上で自分も行動に移すことができるでしょう。

先陣を切っていくタイプの人からすれば「卑怯者だ」「狡い性格をしている」と思えてしまうかもしれません。

しかし、確実性を確認してから行動に移すことで、自分のリスクを少しでも減らすことができますので、結果としては自分や周りのために役に立つことも少なくはないでしょう。

7.ドッキリをすると過剰にびっくりする

慎重な人は、「突然の」「不意の」「急な」といった唐突な出来事に弱いです。

そのためドッキリを仕掛けられれば、突然のドッキリに過剰なまでにびっくりしてしまいます。

何せドッキリに対して何の心構えも下調べもしていなかったため、いきなりドッキリをされて心底びっくりしてしまうでしょう。

そして自分がドッキリを仕掛けられたと分かったら、笑って許すよりも怒ったり気分を害したりすることの方が多いです。

当人にとってはそれだけ心底驚いたということですので、そんな心臓に悪いことはきっともう二度としてほしくはないと思うことでしょう。

8.感受性が強い

慎重な性格の人は、感受性が強いです。

感受性が強いということは、人よりもいろいろなことに気づき、またそれに感じることが多いということです。

例えばフィクション小説を読んでいると、普通の人では読み流してしまうような部分であっと気付くことがよくありますし、また感動する場面では人一倍に感動して泣いてしまうこともあります。

慎重な人は常にたくさんのことを頭で考えていますので、例え自分とは無関係の人が喜んだり悲しんだりしていても、その人の立場で考えて自分も同じように喜んだり悲しんだりすることがあります。

そうやって、自分が他人になりきってあれこれと心に感じることが多いのも、感受性の強さならではだと言えるでしょう。

9.想像力がある

慎重な性格の人は、人一倍想像力が豊かです。

例えば夜にふとんで眠りにつきながら「今地震が起きたらどうしよう」や「泥棒がきたらどうしよう」など、自分で様々なシチュエーションを頭に思い浮かべては、その状況に相応しい行動を頭の中であれこれとシミュレーションします。

そうした「今〇〇になったらどうしよう」という想像を常日頃から癖のようにしていますので、それだけ想像力も豊かです。

毎日たくさん考えている想像が、実際に現実のものになることはあまりないでしょう。

しかし、それでも当人はそうやってあれこれと想像力を膨らませていることだけでも満足していますので、想像が現実のものにならなくても後悔することはないでしょう。

10.リスクが異常に嫌い

慎重な性格の人は、確実で安全を好む一方で、リスクを異常に嫌う傾向があります。

それだけリスクを嫌がるからこそ、絶対にリスクを冒さないようにと慎重になっているのです。

慎重な性格の人は、例えどんなに時間や手間暇がかかっても、リスク回避が出来ればそちらの道を選択します。

「時間がかかっても失敗するよりはいい」「リスクを冒すくらいなら2番手でもいい」と無難で安全な道をいつでも選ぼうとしますので、リスクのある行動や無謀な賭け、先の見えないことへのチャレンジなどは極端に嫌うことが多いです。

11.周りの意見に左右されやすい

慎重な性格の人は、1つの物事に対してあらゆる角度からリサーチをして、たくさん集めた情報の中から自分なりに判断しようとします。

また、その時の情勢は周りの人達の反応や様子で見極めることも多いため、比較的周りの意見に左右されやすい特徴があります。

あまりたくさん周りで噂や情報があり過ぎると、正しい情報を見極めるのに時間がかかって、右往左往してしまうこともあるでしょう。

12.何かを学ぶ時に資格や学歴などを持ちたがる

慎重な性格の人は、常に確実性を求めています。

例えば車会社で働くのなら、募集要項に関わらず「車の免許を持っていた方が就職には便利だろう」と考えますし、IT会社で働きたいと思っているのなら、就職活動よりもまずはIT関連の資格を取得しようとするでしょう。

何かを学ぶ時には、自分が確実にそれについて学べたという証拠を欲しがりますので、資格や学歴などを持ちたがる人も少なくはありません。

13.人間関係でストレスを感じている

慎重な性格の人は、人間関係においても常に慎重です。

できるだけ敵を作らず、無難に人間関係を送ろうとしますので、誰に対してもある程度気を遣って接しますし、周りに合わせて行動することもあります。

適度な協調性と距離感を保つことで、周りの人達とは上手くやっていけることが多いですが、それだけ周りに気を遣うため、精神的には疲れてストレスを感じることも多いでしょう。

心から信用出来る相手がいれば、その相手に愚痴ることで多少のストレス発散が出来ますが、それでも毎日のように周りに気を遣って過ごしているため、時には疲れて人間関係が面倒に感じられることもあるでしょう。

14.本音が言えない

慎重な人は、なかなか自分の本心を他人に対して打ち明けることができません。

心から信じられる相手が少ないことと、本音を言うことで無用なトラブルを避けたいという気持ちから、普段は自分の本心を隠して生活していることが多いです。

しかし、本音が言えない分ストレスは溜まりやすいですし、ズバズバ本音を話して仲良くなろうとする人からすると、「何を考えているのかよく分からない」と思えてしまい、上手く人間関係が築けないこともあるでしょう。

15.たまに説教臭い

慎重な性格の人は、無謀な人や無茶をする人、無鉄砲な人のことを苦手としています。

赤の他人であればできるだけ近づこうとはしませんが、もしもそれが自分の部下や友達だった場合には、その無謀さを注意することで、たまに説教臭くなることもあります。

本人は相手にために、良かれと思って注意をしますが、言われる相手からすれば単なるお説教に思えてしまい、まともに話を聞いてくれないこともあるでしょう。