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ホスピタリティとはどういう意味?使い方・例文・類語・対義語・英語表現 やホスピタリティ精神を持つための5個の方法を解説


近年、TVや雑誌などの多くのメディアで「ホスピタリティ」という言葉を目にする機会が多くなってきました。

よく目にはするけれど、その意味についてはイマイチ分かっていないなんて人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、「ホスピタリティ」とはどういう意味なのか、そして使い方や類語・対義語・英語表現などについて解説していきます。

またホスピタリティ精神を持つための方法もご紹介したいと思います。

この記事の目次

ホスピタリティとはどういう意味?

ホスピタリティには「①おもてなし」、「②思いやり」という意味があります。

主にサービス業や医療・福祉現場などで使われている言葉です。

サービス、医療、福祉の現場においてよく使われる言葉


ホスピタリティというのは主に「思いやり」「心をこめたおもてなし」という意味のある言葉になります。

元々の語源は英語の「ホスピス」で、そしてこのホスピスというのは巡礼者や旅行者・病人を厚くもてなす宿泊施設を表す言葉なので、そこからこのホスピタリティの意味も生まれるようになったわけですね。

そのため現在でも同じようにお客や病人をもてなす仕事、つまりサービス業や医療・福祉現場でよく使われていて、そしてそんなお客や病人に対して「深い思いやりを持って心を込めて尽くす」という意味を持つ言葉となっています。

ちなみに分かりやすい具体的な職場でいえば、ディズニーリゾートが挙げられるでしょう。

ディズニーリゾートは昔から思いやりのあるおもてなしで有名ですし、高い評価をするお客もたくさんいます。

実際ディズニーはメディアなどから「ホスピタリティの高い場所」なんていう風に言われることも度々あります。

相手に心を込めて尽くすことが重要

ホスピタリティというのはただの接客などではなく、「相手に対して思いやりを持って心を込めて尽くす」こういった接客・対応を指す言葉になります。

つまりただ単にお客や病人の相手をすれば良いというわけではなく、いかにお客や病人のことを考えて動きそして喜んでもらえるような接客ができるか、ということが重要なわけなんですね。

例えば、相手の求めていることを実際に頼まれる前にこちらが先に気付いて対応してあげたり。

あるいは相手が何か頼んできた時、求められていることをそのまま行うだけでなく、必要だったらそれ以上の望みを叶えてあげるなど。

こういう普通よりも一段階上の、レベルの高い接客のことですね。

要はただの仕事と思わず、本当に相手のためを思って動くこと。

そういった行動を真のホスピタリティと言えるようになるわけです。

サービスとの違いは?

ホスピタリティはよく「サービス」と同じ意味のように捉えられることもありますが、この2つはまるで違うものになってきます。

お客の望み通りに動くなど、確かに似たようなものではあるんですが、これも意味を見ていくと実は正反対のものというのが分かってきます。

というのもサービスというのは元々はラテン語で「仕える」「召使」を意味する「servus」という言葉が語源になっているとされていて、お店などのスタッフがお客のために動くというのがハッキリ義務付けられています。

つまりそういう義務・仕事だからやっているというだけで、心から相手のために動いているわけではないということになるんですね。

だから相手に思いやりを持って尽くすという意味のホスピタリティとは似ているようで、本当はまったく違うものということになるわけです。