そういうタイプの人は買い物自体に快感を得ているのではなく、買い物をする事でしかチヤホヤされる方法を知らないから、買い物が癖になってしまうのです。
つまり、買い物以外でチヤホヤされる方法を見つければ、買い物依存症を回避出来る可能性も高まると言えますね。
店員の接客が快感である
「チヤホヤされる」には店員の接客も含まれ、それが癖になって買い物がやめられなくなる人もいます。
特に高級ブランド店だと、まるで客をお姫様みたいに扱ってくれますよね?
来店時にはドアを開けて恭しく「いらっしゃいませ」
試着の際には「すごくお似合いです!」「とっても素敵です~」と客が気持ち良くなる様な言葉を投げかける。
帰る時は出口まで荷物を持って「ありがとうございました」お見送りをしてくれる…。
「チヤホヤされたい!」と考える人には、まさに理想の待遇な訳です。
さらに、品物を購入する客には店側の対応もさらに良くなるので、余計にその店での買い物がやめられなくなってしまうのでしょう。
高級ブランド店に限らず、大体どこの店でも客に商品を買わせようと必死になってお世辞を言ったりすると思います。
例えお世辞であっても、そういう誉め言葉を聞きたくて、どんどん物を購入してしまうのかもしれませんね。
人よりも多くのものが欲しい
チヤホヤされたくて買い物をしてしまう人は、「良い物を持ち・身に着けて周りから羨ましがられたい!」という思いの他に、「人より多くの物を手に入れて羨ましがられたい!」という気持ちがある様です。
確かに、自分が持っている物より良い物や自分が欲しくて堪らない物を沢山持っている人を見ると、つい「羨ましい…」と感じますよね。
周りからチヤホヤされたい人も、そういうみんなが羨む存在になりたいのでしょう。
だから、自分が本当に欲しいかどうかは関係なく、周りに「いいなぁ…」と思って貰いたいが為に色々と購入してしまうのです…。
4.カードを多用する
クレジットカードを何枚も所持していたり、現金よりもカード払いの方が多い人も買い物依存症になりやすい傾向にあります。
とは言っても、カードにはメリットが沢山ありますし利用している人も多いでしょう。
小銭や紙幣と違ってカードが数枚だけなら財布もかさばりません。
いちいち銀行やATMで現金を引き出す手間も省けます。
それに、カードには盗難補償・ポイントサービス・割引サービスなどがついてお得です。
買い物以外の支払い(光熱費の支払いなど)も出来て便利ですよね。
もちろんカードの使用が悪いのではありません。
カードを多用し管理出来ていない場合が危険なのです。
どういうことなのか、次から詳しく説明していきますね。
クレジットカードを多く持っている
みなさんはクレジットカードを何枚持っていますか?
株式会社ジェーシービー(JCB)が全国の一般消費者を対象に行った「クレジットカードに関する総合調査(2017年度)」によると、全国の一般消費者のカードの保持率は85%で、日本人は平均して1人あたり3.2枚のクレジットカードを持っている、という結果が出たそうです。
ちなみに、実際に持ち歩くカードは「2枚」という声が一番多く、「5枚以上になると少し多い」と言われているのだとか。
クレジットカードの保有枚数はサブカードを何枚持つかで変わってくると思います。
利用目的を良く考えてどうしても必要な枚数なら少し多くなっても仕方ありませんが、半年以上全く使っていないカードがあったり、管理が不十分でセキュリティ上のリスクが出てくる様なら、その枚数は多過ぎかもしれません。
買い物用にカードを何枚も所持していると管理が難しくなるだけでなく、その便利さからどんどんカードを使用して買い物を繰り返し、そのまま依存症になってしまうケースは珍しくないのです。
常にクレジットカードを使う
常にクレジットカードで支払いをしている人に多いのが、使っている金額を把握していなかったり、現金を見ていないので金銭感覚が麻痺しがちだという事です。
後でカードの利用明細を見た時に、「うわっ!こんなに使ってたの!?」と驚いている様な人は危険かもしれません…。
カード払いは手持ちがなくてもスマートに支払いが出来るのでとても便利ですが、現金払いとは違って「お金が無くなったらからこれ以上の買い物はストップ」とはなりにくいのです。
使った額を把握しないままカードを使って買い物を続けていると、気づいた時には買い物依存症に陥っていたり、多額の借金が出来てしまいします。
クレジットカード払いが主流なら、使った額を細かくチェックしたり、1回の買い物で使う額の上限をきちんと決めておくなど、無駄な買い物をしない様に自分なりのルールを設けて使用した方が良いでしょう。