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買い物依存症になりやすい人の6個の特徴と克服法


みなさんは買い物で失敗や後悔した事はありますか?

例えば、「店で安売りをしていたから大量に購入したけど、使い心地がイマイチだった…」とか「買う予定はなかったのに、高価な品を衝動買いしてしまっていた!」などそういう経験、誰しも1度はあると思います。

では、自分にとって必要がない物を多数購入して後悔するという事を繰り返している人はいませんか…?

もしかしたらそれは、「買い物依存症、または買い物嗜癖(かいものしへき)」と呼ばれる精神疾患かもしれません。

今回はそんな買い物依存症に注目し、“買い物依存症になりやすい人の6個の特徴”と“買い物依存症の克服法”をご紹介します。

「もしかして自分は買い物依存症かも…?」と不安に思っている人や、買い物依存症でなくても「ついつい物を買い過ぎてしまう!」というお悩みを抱えている人も必見ですよ!

この記事の目次

買い物依存症になりやすい人の6個の特徴

買い物依存症とは、「行動嗜癖(こうどうしへき)」と称される反復性行動に部類されるもの。

行動嗜癖とは、ある特定の行動を依存対象とする依存症の事です。

依存対象となる特定の行動を取る事で、高揚感を感じたり、不安や怒りといった不快な感情が軽減されたり、緊張感からの解放される様な気分になります。

依存症に陥ると、心理的・社会的に問題がある、または自身の健康に害をもたらす事を自覚しながらも、その行動を止める事が出来なくなってしまい、「反復性行動」と言われる様に、繰り返し習慣的にその行動を行ってしまう訳です。

行動嗜癖の中には買い物依存症の他にも、窃盗・暴力・自傷・過食・嘔吐など、他にも様々な症状が含まれます。

買い物依存症の話に戻りますが、自身にとって不必要な物…例えば、購入しても使わなかったり、既に所持しているのにも関わらず大量に購入してしまうのが、買い物依存症の特徴です。

同じ物を繰り返し購入する事から、記憶の散漫や認知症の発症も要因として考えられています。

買い物直後は本人も「また買ってしまった…」と後悔する事になるのですが、依存してしまっている状態なので辞めたくても簡単には辞められない訳です。

という訳で前置きが長くなりましたが、ここからは“買い物依存症になりやすい人の6個の特徴”をご紹介します。

みなさんも自分に当てはまるところがないかチェックしながら見てみて下さいね。

1.買い物をするとスッとする


買い物をすると気持ちがスッとするという人も買い物依存症に陥りやすいと言えるでしょう。

買い物依存症になる人はその「スッとする」快感が忘れられなくて、不要な買い物を何度も繰り返してしまうのです。

物を手に入れる事ではなく、気持ちをスッキリさせるのが目的で買い物をしてしまう人は、買い物依存症にならない様に気を付けた方が良いでしょう。

ストレスの解消が買い物

「買い物が趣味」とか「買い物がストレス解消法」という人も多いと思いますが、そのまま買い物依存症に陥る人も少なくありません。

そもそも、買い物依存症になってしまう大きな原因がストレスだと言われています。

日頃から強いストレスに晒されて心が満たされないと、心地良い体験(ここでは買い物)に依存しやすくなるそうなのです。

現代社会においてストレスはつきものだと思いますが、「ストレスを溜め込みやすく、解消法が買い物以外にない」という人は特に注意した方が良いかもしれません…。

そういう人は買い物以外で、健康や生活に害のないストレス解消法探してみて下さい。

不安やイライラが募ると買い物をしてしまう

不安やイライラが募ると心のコントロールが上手く出来なくなるものです。

そういう事って誰にでも1度はあると思いますが、不安やイライラに襲われた時、無意識の内に物を買い過ぎてしまったり、買う予定のなかった物を衝動買いをしてしまう、という人は買い物依存症にならない様に気を付けなければなりません。

不安になったりイライラしやすい人はストレスを溜め込みやすい性格とも言えるので、普段からこまめにストレスを発散する様に心掛けましょう。

不安やイライラを感じた時は心が不安定になっている事を認め、積極的に休養を取ったり、不安やイライラを言葉にして(口に出しても良いし、紙に書きだしてもOK)みると不思議と気持ちが落ち着いてくると思うので、是非試してみて下さいね。

ところで、買い物依存に限らず「依存症に陥る人は意志が弱いからだ」と勘違いしている人も多いと思いますが、その認識は間違っています。

というのも、依存症になってしまう人というのは、人一倍意志が強く真面目で、負けず嫌いな完璧主義という特徴があるのです。

また、自尊心が低く人付き合いに苦手意識を持ち、他人を頼る事が出来ないから他人よりもストレスを溜め込みやすいし抱え込みやすいという特徴も…。

その上、先程話した様に「意志が弱いから」と誤解される事も多く、周囲の理解を得にくいせいで余計にストレスが溜まるという悪循環に陥りやすい(克服するのも難しい)難儀な病気なのです。

そもそも、依存症というのは意志の強さや弱さに関係なく陥る病気で、脳の報酬系の失調により起こるものだと言われています!

つまり、一度「気持ちいい!」と感じた快感を脳が際限なく求めてしまうので、自分の意志ではコントロール出来ない訳ですね。

つまり、依存症の克服には周囲の人の理解や協力が重要になるので、もし身近な人が買い物依存症になってしまった時は、周りでしっかりサポートしてあげる必要があるでしょう。