5.買ったら興味がなくなる
買う前は欲しくて欲しくて堪らなかったはずなのに、いざ購入してみたら一気に興味がなくなる様な、買って満足してしまうタイプの人も買い物依存症に陥りやすいです。
例えば、袋に入ったままで一向に使う気配のない物があったり、部屋に買った物が散らかっている…なんて場合は買い物依存症の一歩手前と言えるかも…。
本来、買い物とは欲しい物や必要な物を手に入れるのが目的な訳ですが、買い物依存症の人は欲しい物や必要な物を手に入れるというより、(物は何でも良いから)とにかく買うという行為自体が目的となっている場合が殆どになります。
上でも「買い物依存症は行動嗜癖の1つ」とお話ししましたが、買い物依存症の人にとっては購入した物よりも行為そのものが重要となるので、買ったら興味がなくなってしまう人も傾向が似ていると言える訳です。
買って後悔することも
買ってから「どうしてこんな物買っちゃったんだろう…」などと後悔する事が頻繁にある人は要注意!
買い物依存症の人も買い物中は何も思わないのに、買い終わってから後悔したり自己嫌悪に陥る事が良くあるそうです。
6.毎日買い物をしている
「気付いたら、毎日買い物をしている…」なんて事はありませんか?
ただし、節約の為に毎日安い店を巡って買い物をするとか、必要な分だけの食材・お昼や夕飯のおかずを毎日購入する、というのは省きます。
ここで話しているのは、気付いたら予定のなかった無駄な買い物をしていないか、という事です。
買い物をしない日がない
偶然立ち寄ったコンビニでお菓子や飲み物を買ってしまうという事はよくあると思いますが、店に入る=必ず何を購入するといった習慣が付いている人は危険です。
もしかして、「買い物をしない日がない」なんて事にはなっていませんか?
そのまま買い物が癖になれば、依存症に陥る可能性も非常に高くなってしまうので、今の内に無駄な買い物は出来るだけ控える様にして下さい。
買い物依存症の克服法
買い物依存症に陥る大きな原因の1つがストレスという事でしたが、現代社会においてストレスはつきものです。
そして、一度快楽を味わってしまうと人はそこから簡単には抜け出せないものです。
「ストレスが原因なら、それを解消すれば良い」とか「買い物でなく別の事でストレスを発散すれば良い」と口で言うのは簡単。
しかし、買い物依存症の人に言わせれば「それで克服出来たら苦労しない…」という話なのです。
みなさんの身近な事に例えると、ダイエットが近いかもしれませんね。
「痩せたいなら、食事制限をして運動量を増やせば良い」「好きな物が食べられないなら、水でお腹を膨らませれば良い」…そんな風に言うのは簡単です。
ですが、ダイエットをしている本人にしてみたら、「そんな簡単に出来る事じゃない!」と声を大にして言いたくなるのではないでしょうか?
恐らく買い物依存症を克服するには、ダイエットよりも厳しく自分の気持ちをコントロールする必要があると思います。
そこで次から、“買い物依存症の克服法”をご紹介します!
1.末路を想像する
買い物依存症になってしまったら、「このまま買い物を続けたらどうなってしまうのか…」という事を考えてみる必要があります。
常に「買いたい!」という欲はあるでしょうが、そういう気持ちが少しでも落ち着いている時に考えるのが理想ですね。
上でも触れましたが、恐らく買い物依存症に悩まされている人は、無駄な買い物をしてしまった後に物凄く後悔したり自己嫌悪に陥る人も少なくないと思います。
そういう時って、「何で買ってしまったんだろう…」とか「本当はやめたいのに、どうすればいいの…」という思いで一杯になり、なかなか先の事まで具体的に考えられないものではないでしょうか?
もちろん、「このままではマズい…」という事は本人が一番理解しているでしょうし、買い物依存症の末路も何となくは想像がつくと思います。
中には「このままでは大変な事になるのが分かっているから、将来の事を想像するのも怖い…」という人もいるでしょう。
そんな人には非常に酷なのですが、買い物依存症を克服する為には「このまま買い物を続けたらどうなってしまうのか…」という事をしっかり頭の中に入れておく必要があるのです。
という訳で、ここから買い物依存症の末路について考えてみたいと思います。
購入金額が増える
買い物の回数が増えれば当然、購入金額も増えますよね?
高価なものはもちろん、例え安物であっても量や購入回数が増えれば総額は大きくなりますし、上でも説明しましたが手に入りやすい物程、買い物の回数が増えるので危険です。
買い物に費やすお金が増えれば、生活が苦しくなってしまうのは容易に想像がつくでしょう…。
しかし、買い物依存症が悪化してしまうと、貯金を切り崩したり借金をしてでも買い物がやめられなくなってしまうのです。