CoCoSiA(ココシア)

新社会人がやってしまいがちな非常識...(続き2)

新社会人がやってしまいがちな非常識な行動10選

新社会人の頃には、自分でも分からないままに、さまざまな非常識な行動をとってしまいがちです。

一度誰かにそれを指摘されたら、余計な反抗心を抱くことなく、「これは社会人としては非常識な行動なんだな」と自分で理解して素直に改善させましょう。

そうすれば社会人数年目を迎える頃には、新人から見れば立派な一人前の社会人になっていることでしょう。

社会人特有のマナーやルールなどは、知らなければ非常識とされている行動をとってしまっても仕方がありません。

けれども知らずにやって怒られてから恥ずかしい思いをするよりは、最初から知っておいた方が非常識な行動をとらずに済みます。

すると上司や先輩からも「しっかりしているな」と一定の評価を得られることでしょう。

新社会人がどんな非常識な行動をとってしまうのか、以下に具体例を挙げていきます。

言葉遣いの間違い

学生の頃には、目上の人と言ってもせいぜい学校の先生や先輩くらいにしか、敬語で接する機会はなかったでしょう。

アルバイトをしていた人も、職場の店長や先輩に対して敬語は使っても、丁寧語の延長のようなもので、そこまで畏まった言葉遣いをする機会は少なかったことでしょう。

それが社会人になると、途端に堅苦しい敬語を使う機会が増え、言葉遣いも今まで以上に丁寧な言い回しをすることが多くなります。

最初の頃は畏まった敬語や丁寧な言葉遣いを使い慣れなくて、言葉遣いの間違いをしてしまうことがよくあります。

例えば顧客の電話対応をしている際に、自分の上司が不在であることを「上司は今お見えになりません」と言ってしまったり、「御社」を「ごしゃ」と読んでしまったりすることがあります。

これまでは少し丁寧な言葉遣いをすればよかったものが、いきなり畏まった言葉遣いになるため、どうしても新社会人の内は言葉遣いを間違えてしまうことが多いです。

ビジネス用語の漢字が読めない

社会人になると、メールや書面でやり取りをする際に、ビジネス用語の漢字が読めなくて困ってしまうことがあります。

ビジネス用語は普段使いをする言葉ではなく、また学生の頃にも使ってこなかったため、文字を見て一瞬「え、これ何て読むの?」と目が点になってしまう人もいるでしょう。

例えば「訃報」「為替」「所謂」など、知っている人は知っているけれども、知らない人は知らない漢字もたくさんビジネス用語として使われています。

自分のいる職場がメールや書面でのやり取りが多い場所であれば、必然的にたくさんのビジネス用語に触れることになりますので、最初の内はいちいち読めない漢字を人に聞く必要もあるでしょう。

敬語が使えない

学生の頃にどれだけきちんと勉強してきたかで個人差が出るのが、言葉の使い方です。

丁寧語や敬語、謙譲語などをきちんと学生の頃から身に付けてきている人は、社会人になっても言葉遣いで注意されることは少ないでしょう。

その一方で、きちんと言葉遣いについて学んでこなかった人は、社会人になってから敬語が使えずに苦労することが多いです。

第三者を前にして、自分の上司を「〇〇さん」と言ってしまったり、誰かに何かを言われ「畏まりました」と返すところを「了解しました」と返してしまったりと、敬語ではなく単なる丁寧語を使ってしまうという人も多いでしょう。

敬語は相手をきちんと敬って使う言葉なのに、それができなければ社会人としてはお話にならないでしょう。

上司や先輩から仕事を1つ教わる際にも、当たり前に敬語で話す必要があります。

それすらもまともに出来ていなければ、「学生からやり直せ」と怒られてしまうかもしれませんね。

上司からの食事などの誘いを即断る


一昔前の時代では、上司から食事に誘われたら、他の仕事をすべて後回しにしてでも上司に付き合うというのが普通でした。

けれど現代では、例え上司に食事に誘われたとしても、それよりも優先すべきことがあるのなら、断っても構わないという考え方に変わってきています。

上司は気を遣う相手ですので、例え相手が自分との仲を深めようと思って食事に誘ってくれているとしても、自分にとっては面倒でストレスにしか感じないこともあるでしょう。

しかし上司と上手く仕事で付き合っていくためには、たまには一緒に食事をする必要もあります。

一緒に食事をすれば高確率で奢ってくれますし、また普段は聞けない話を上司から聞く機会も得られます。

自分が会社で上手くやっていくためにとポジティブに考えられる人は、上司の誘いを断ることはしないでしょう。

けれども新社会人の内は、そうした上司との付き合い方についてもろくに分かっていないことが多いです。

そのため上司からの誘いを即断ってしまうことがありますし、断り方も「忙しいので」「用事があるので」と端的で、上司を気遣って上手く断ることをしません。

そのためせっかく誘ったのにすげなく断られた上司は、そんな新人を「可愛くないやつ」だと思うことでしょう。

上司によってはその時の不愉快な感情がその後にも影響して、仕事でまともに部下の面倒を見なくなってしまうこともあります。

そうした上司の性格や可能性を一切考えずに、自分の都合だけで相手を立てずに即誘いを断ってしまうのも、新社会人がやってしまいがちな失態の1つでしょう。