恋愛では、たとえば、今の恋人未満の関係が居心地の良いものだったとします。
その場合、恋愛に発展することで心地よかった関係が崩れてしまうかもしれませんよね。
保守的な人にとって、あえて距離を縮めて関係を深いものにしていくのはリスクでしかありません。
ですから、関係が壊れてしまうくらいなら「今」の継続を望むのです。
つまり保守的な人は、恋愛に対してとても臆病だということです。
少しでも不安があれば先に進めないし、傷つく恐れがあれば現状維持を選択する。
それが、恋愛に対してもすぐに諦めやすい傾向に表れているのです。
5.フラれるのが怖い
保守的な人の恋愛傾向その5は、『フラれるのが怖い』と思いがちな傾向があることです。
人は誰でも、フラれるのは嫌です。
だけど、怖がっていては何も変わらないし、想いが成就することもありません。
多くの人は、変化を恐れながらも新しいことへ挑戦してみたい欲求があるので、いずれは恐怖に打ち勝って告白してみることを選ぶのです。
でも、保守的な人は変化を望まない人です。
リスクがあるなら挑戦しないほうを選ぶので、恋愛においても消極的になりがちです。
保守的な人にとって、それだけ、フラれるのが怖いということです。
ですから、たとえ好きな人と付き合いたいと思っていても、フラれる恐怖感が先に立つし、フラれて今の関係が壊れてしまうリスクのほうを考えてしまいます。
そのため、保守的な人が告白できるとしたら、両思いであることが100%明らかになったときです。
好きな相手も自分のことを好きだという確信がなければ、告白することができません。
女性なら、告白は男性からして欲しいと思うものですよね。
でも、相手が保守的な男性なら、アプローチしてもなかなか告白してきてくれないでしょう。
それにやきもきすることも多いと思いますが、保守的な男性に告白してもらおうとするなら、それなりの安心材料を与えてあげる必要があるということです。
6.距離感が分からない
保守的な人の恋愛傾向その6は、異性との『距離感が分からない』傾向があることです。
保守的な人は、慣れ親しんだものやよく知っているものなら安心出来ますが、知らないものや慣れていないもの、新しいものへは恐怖感を抱いてしまいます。
未知のもの、未知の世界に足を踏み入れるよりも、今の居心地の良い世界に居るほうが安全で安心だと感じるのです。
保守的な人にとっては、異性の存在も未知のもののひとつ。
同性なら自分と同じなので、その性質もよく理解できるし、子供の頃から同性の友達と遊ぶことのほうが多いから親しみがあります。
そのため、保守的な人は同性同士なら楽しく付き合うことができるものの、異性になると、急に距離感がわからなくなってしまうのです。
つまり、保守的な人は異性に対しても保守的だということです。
親しくなるまでに時間がかかるので、恋愛に発展していくまでにも相当な時間がかかる可能性があります。
7.束縛を嫌う
保守的な人の恋愛傾向その7は、『束縛を嫌う』傾向があることです。
保守的な人は変化を拒み、自分が慣れ親しんだ心地よい環境に身を置くことで、安心して生活していけます。
ですから、何が起こるか分からない恋愛に対して消極的になりがちだし、恋愛には少なからず束縛要素が含まれるので、なおさら恋愛に保守的になってしまうのです。
恋愛で相手に束縛されることを嫌がる人は多いですよね。
もちろんそれは、相手が過剰に束縛するタイプだった場合ですが、保守的な人は、少しでも自分の自由が奪われてしまうことが嫌。
自分が安心して過ごせる場所があるのに、恋人に振り回されて平穏な生活が奪われることが耐えられないのです。
束縛の程度は人によって違いますが、恋愛には少なからず束縛があります。
自分が踏み込みたくない未知の世界に、恋人が行きたいと望めば一緒に行かなければならないかもしれません。
また、恋人によって、新しい価値観を植えつけられ、それによって迷いが生じるかもしれません。